【PS3】テイルズ オブ エクシリア2 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-11-01 |
価格 | 8380円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:選択が未来を紡ぐRPG ■ プレイ人数:1人(戦闘時のみ最大4人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 0pt | 3pt | 2pt |
31pt
GOOD!
・マップ移動
前作に引き続きわりと早い段階からワールドマップから瞬間移動が可能。
いきなりワープできるようになるので味気ないけどやっぱり便利。
・戦闘システム
テイルズだけあって一般的なRPGよりは戦闘が楽しい。
前作エクシリア1の純粋なパワーアップ版のようなものなので前作が楽しめれば今作も楽しめるはず。
・前作キャラ
前作の主要キャラ総出演。
ガイナスやミュゼも使えるようになり前作キャラが好きな人にとってはたまらない。
BAD/REQUEST
・借金返済システム
わりと理不尽な理由で大きな借金を負わされ、それがサブ要素というわけでなく地道に返済し続けて行かないとメインストーリーが進まないというまさに誰得システム。
これが誰もが思うであろう最大のBADポイント。
・使い回し
これもほとんどの人が思うであろう欠点。
直接的な続編ということもあり前作のマップ、キャラ、モンスター、ボスをこれでもかってくらい使い回し。
更にパラレルワールド物なので今作の中でも使い回し。
前作自体もコピペ港などを批判されてたがより酷くなった。
・主人公
主人公は選択肢と唸り声のようなこと以外では一切喋らない。フェイスチャットでも唸るだけ・・・。
DQに代表されるように主人公=プレイヤーとするRPG等で採用されたりするシステムだが、
テイルズにはあわない・・・というか少なくとも今作では上手く表現しきれてない。
単純に普段無口で選択肢の出る場面でだけいきなり変なこと言い出す気味の悪い存在にしか見えなかった・・・。
・戦闘システム
GOODにも書きましたけどあれは一般的なRPGと比較した場合良いということで、
グレイセスの戦闘が特に好きな私からするとテンポが悪く爽快感も欠けるように感じた。
また主人公は3種類の武器を戦闘中に自由にスイッチできるのだが、
双剣はまだしもハンマーと銃はあまり出来がよくなく操作することの楽しさに繋がらない。
・ロード時間
異様に戦闘に入るのに時間が掛かることがままある。
長い時はPS2のアビスを思い出すほど。
COMMENT
正直言ってファンディスクの作りですね。
メインストーリー・各キャラストーリーがあり、それだけだと尺が短くなるので
ミニゲーム要素(借金返済)を合間合間にやらないと先に進めなくすることで時間稼ぎをする、と言った感じです。
使い回しの多さもそういった低予算臭を強く感じさせてしまいます。
それでいてそこいらのHDゲーより高いバンナムフルプライス。
ストーリーに関しては個人の感性次第で特に別れてしまうところなのでGOODにもBADにも書きませんでした。
私としてはまあテイルズのシナリオとしては並かなという印象でした。
少なくとも前作のように物語が破綻してたり、何一つ解決してないじゃん・・・みたいなことにはなっていないのでご安心を。
前作が本当に好きな人以外は買わないほうがいいと思います。
私のように前作を駄作だと感じていながら惰性で買うと後悔することになります。
エクシリア1,2をやってもう二度と惰性だけでテイルズを買わないと心に誓いました・・・。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
32pt
GOOD!
戦闘は楽しかったです。
武器変更、共鳴秘奥義の追加
前作にあったボスの強制カウンターを無くすことができる
弱点属性のシステムはよかったと思います。
BAD/REQUEST
使い回し・・・これに尽きます。
変化の無いマップにある謎の壁穴、街、港、ダンジョン、雑魚敵、音楽、
前作キャラの技、秘奥義まで使い回し・・・信じられない
ゲームを進める度「またここか・・・」という感じになりやる気が無くなっていきます。
新規の街、ダンジョンはあるのですが数えるほどです。
正史、分史、という設定が使い回しを増長させています。
全部新規でとは言いません。ある程度なら納得できます
ただ今回はひどすぎです。
COMMENT
ストーリーだけが気になったのでなんとかクリアしました。
前作発売から1年2ヶ月しか経っていない状況で続編の発売は早すぎると思っていましたが
プレイして納得です。
これは続編ではなく 前作の完全版、もしくはファンディスク、といった感じです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
32pt
GOOD!
・アニメーションは申し分ないクオリティ。
・戦闘は爽快で面白い。
・ワールドマップからワープ出来るのはお使いのときは便利で良い。
BAD/REQUEST
・ストーリーがお粗末。前半部分は過去作のキャラクターが現在はこんなことをしていますというお話。前作自体やりこんでいないので愛着も何も無いが・・・。度々出てくる選択肢もテイルズらしくない。
・ルドガーが基本的に喋らない。ほかのゲームならともかく、テイルズシリーズで主人公が喋らないぐらいならいらない。スキットなども入ってこなくていい。
・お遊戯会と言わんばかりに小さな子供が絡む。(かわいい子供やかわいいネコを入れればいい満足すると思っているのでしょうか?)
・キャラクターのコスチュームがださい。どう考えても冒険するような格好ではない。そして前作同様DLC主体のためにコスチューム自体が少ない。
・いかにも現代を取り入れましたみたいな世界観がくだらない。(スマホやバカみたいな言葉遣いなどなど)
・借金を返せないと進めない。他の要素がよければこういう作業ゲーも楽しくなるのだが。L2を押すたびに呼び出されるキャラのテンションも受け付けない。
COMMENT
前作で見切りをつけ買うつもりは無かったが、1000円程度だったので購入。
昔のテイルズみたいに冒険をしている感じがしない。ワクワク感もない。
戦闘システムやメニューデザインなどは良かっただけに残念。
システムとかグラフィックはそのままで過去作品をリメイクしていただきたい。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-06
発売してからそれなりに月日が経ってるのに約3000円でシリアルコードだけしか付いてないのはちょっと残念でした・・・
GOOD!
グラフィック
使いまわしばかりではあるがグラフィックそのものはテイルズシリーズ屈指
キャラのモデリングも前作同様絵師の絵を忠実に再現出来てる
ストーリー
評価できるのはあくまで一部のキャラクタークエスト
不器用ながら人と向き合うように努力するアルヴィン
前作でただただミラをヨイショするだけでろくに大人キャラとして機能していなかったローエン
前作で「なんとかする!」だけで放り投げたジュードのオリジン研究
など目も当てられなかった前作からある程度ではあるが前作キャラ達を掘り下げが出来た
音楽
新規曲は一部除き皆無に近いが、そのわずかな新規曲は素晴らしい
浜崎あゆみによるOP曲もマッチしている
サブイベント、やりこみ要素
闘技場における落下ゲームオーバー廃止、タッグマッチ追加、歴代テイルズキャラ乱入など
前作には無かったやりこみ要素がそれなりに増えた
最も、どれもこれも前作の時点であって然るべき要素でしかないが
戦闘
どのキャラクター同士でも発動する汎用リンクアーツの追加
秘奥義も前作と違いリンクアーツから発動が可能となった
その際L1ボタン押しでパートナーキャラの秘奥義も発動可能に
BAD/REQUEST
グラフィック
使いまわし、まさにこれに尽きる
新規のマップは片手で数える程度で後は9割が前作そのままの使いまわし
その数少ない新規マップすら左右対称のコピペダンジョンやランダム構成ダンジョンという手抜きぶり
モンスターも同様でどこにいっても色違いの敵ばかり
ボスも、クエストで戦えるギガントモンスターも、隠しダンジョンの敵すらも色違い使いまわししかいない
戦闘
相変らず大味なバランス
前作で敵が弱い弱いと言われたのでボスの攻撃力をインフレさせましたというお粗末なバランス調整
秘奥義はルドガーを除きカットインと台詞を変えただけのこれまた安定の使いまわし
ルドガー+前作キャラで出せる共鳴秘奥義もカメラワークやテンポがGfに比べてイマイチ
喋らない主人公
本当にただ喋らないだけ
結局中途半端に個性があり笑い声上げたりニヤニヤした顔したり
選択肢もどれを選んでも彼の進む不幸ロードは変わらない
これで主人公と一体となって感情移入してほしい?笑わせるなとしか言えない
ストーリー
GOODの通り掘り下げがあるのはキャラクタークエストにおける一部の前作キャラのみ
本筋では新規キャラの掘り下げはろくに行われず、気が付けば退場していく
一番掘り下げなきゃいけない主人公の兄すらまともに出番がない有り様
主人公をどん底に落とすご都合だけで進んでいく不幸のオンパレードストーリー
前作キャラも目立ったと思ったら後半ほぼ居るだけ状態になったりとごちゃごちゃ
前作で笑いながら虐殺行為をしたミュゼは何のお咎めもないまま前作PTメンバー達に受け入れられ、虐殺を行ったニ・アケリアに行っても一切コメントなし
借金システム
ほぼ使いまわししかないマップをただ歩き回られてはすぐゲームが終わってしまう
だから移動範囲を制限して、借金返さなきゃ歩けないようにする、
借金返す為には大量のガルドが必要なので制限解除されたマップにギガントモンスターやキャラクタークエストのスタートフラグを立てる
という単なる水増しの為の仕様
COMMENT
まさに単なる拡張ソフト、間違っても完全新作ではないです
開発1年でどれだけ手を抜いて、お手軽に続編を仕上げるか?
ただそれだけに注力した作品ですね
同じ続編でもこれなら未完成品とパッシングを受けたラタトスクの方が幾分マシです