【PS3】真・三國無双6 Empires レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-11-08 |
価格 | 6090円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1〜2人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 2pt | 2pt |
33pt
GOOD!
グラフィックはキレイ。
戦う際に音楽をセレクトできる。
ダウンロードコンテンツに幾つかの無料がある。
武器武装が多い。
BAD/REQUEST
今までの無双やEmpiresとほとんど変わらず。進化なし。
普通でプレイすれば敵を瞬殺。難しいにすればこちらが瞬殺。
難易度の調整が「敵が固い・強い」だけでしか未だに作れないというのは無能すぎ。
シミュレーション部分もアプリ系のゲームに毛の生えた程度。
イベント等は無きに等しく、延々と同じ事を繰り返すだけの内容。
争覇モードの時代を変えて遊んでも、内容は99.9%同じ。
エディットも過去作をやっていれば【何か増えた?】と思うレベル。
COMMENT
正直な感想、ココからどう売れる・遊べるゲームに作っていくかが
メーカーの仕事なのではと思う。
シミュと合わせました!というが内容があまりにも薄い・・薄すぎる。
ツクールシリーズの元をポンと渡された感じ。
ツクールのように色々内容をこちらで作れればいいのだが(イベントとか)
作れるのは武将のみという残念さ。
スマックダウンvsRAWみたいにストーリーを自分で作れ(イベント等も)
それをネット上でシェアできるレベルで位作れないかね・・・。
日本発のゲームのお家芸【グラフィックのみの向上】止まりのゲームでした。
これじゃあ、7も期待は薄いか・・。
あと細かいが、ネットをするためのLANケーブルを挿していないと
一々【つながっていません】みたいに出て、ゲームを始めるまでに2回止められるのは
糞ウザイ。別につながっていなくてもゲームに支障は無いだろうに。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
61pt
GOOD!
・エディット関連が充実
輪郭の幅、顔のパーツの上下位置、体型の詳細設定など、造形に関しては前作や無双Onlineより細かく設定できます
・自作のエディットキャラをアップロードしたり、他人の作った物をダウンロードして使うことも可能
現在はオリジナルから芸能人を再現したものまで、結構色々アップロードされてます
エディットした武将は既存のモブ武将や、無双武将と入れ替えることもできます
※保存できるエディットの数は200人。無双武将の入れ替えは、争覇モードを一回クリアする必要があります
余談ですが既存武将と入れ替えた場合、キャラの性別はエディット側の性別となります
・争覇モードをエディットしたキャラで開始してクリアすると、そのキャラの履歴がつけられる
操作時に良く使っていた秘計を使うようになったり、他のNPC武将より成長速度が早くなったりします
※成長速度はクリアした難易度とターン数によるみたいです
・絶招秘計の有用性
自己強化や拠点制圧に有用な物、進路を遮断するもの等多彩
火計のような定番のものから、拠点に付加価値を持たせるもの、増援を呼んだり略奪できたりと多岐に渡ります
「名声」という項目のレベルで使える秘計が決まるので、どう育てるか考える楽しみもあります
・君主キャラの性格付け
富国強兵に余念が無い袁紹、戦争大好きな董卓など、NPCの君主は意外と政策方針にキャラ付けがされてます
※劉禅は勝手に降伏したりはしません。多分
・オンラインで協力プレイ
今では一般的だと思いますが、ゲストとして参加した場合、ホスト側のエディットを見れるのが楽しいです
あの、護衛つけてくれるのは嬉しいんですが、阿○さんはやめて下さい・・・
・無印、猛将伝のDLCコスチュームが使える
制服の王元姫や鮑三娘、不思議の国のカーチャンが使えるよ。やったね!
※エンパしか持っていなくても、買えば使用可能
・地味に新キャラとして徐庶、武器は撃剣が追加
ホント地味ですが
BAD/REQUEST
・フリーズ
条件も頻度も不明。無縁な人もいるみたいですが・・・
自分がやった限りでは、5〜6時間に一回という割合が多いです
・ステルスと処理落ち
無双では避けて通れないものですが、ステルスは結構酷いです
雑魚がステルス化するならまだしも、敵の武将や味方までもが餌食になります
密集してるところで一部の秘計を組み合わせると、相当な処理落ちが発生します
・戦闘に関して
敵味方共に増援はありますが、敵は自勢力&同盟勢力から呼び出せるのに対して、プレイヤー側は他勢力に援軍要請をしていないと援軍が来ません
前作にあった裏切り工作も無いため、戦闘中に寝返るといったこともないです
一部名声の優遇&不遇も目立ちます
・雇用武将数の不公平さ
プレイヤー側が領地全体で君主を含めて20人に対し、敵勢力は4エンパ仕様(君主込み領地数*8人)となっています
しかしプレイヤー側は戦闘地域を気にせず好きな武将で出撃できるので、負傷したり兵力の少ない武将に鞭打って出撃させるような事は避けられます
・内政ターン時の不満点
買い物をするためには街に行く必要があるのですが、行くだけで1ターン消費します
買い忘れた物を買いに行ったり、エディットキャラを着替えさせるだけでターンを消費するので、状況次第では行きたいのに行けないということになったりします
配下プレイ時に君主から三択で任務が与えられたり、君主プレイ時には自分が挙げた方針に意義を唱えられたりなどしますが、達成できない&意義を無視してもペナルティがないのもちょっと物足りないです
・イベントの数は増えたけど
全体的に淡白。EDも淡白なので前作にあった「ダンス講習をする張コウ」、「種蒔きをする呂布」等もありません
畏怖や恋慕、死別など面白いものがあるのは救いですが、五将軍イベント(4エンパ)など削除されたものもあります
・エディットで使える声が少ない
造形の設定項目、防具(服装)の数に対して圧倒的に少ないです
公式でも望み薄な回答が出ていたらしいので、ここは本当に悔やまれます
・特典ポイントの用途の少なさ
防具の購入と2周目以降に解放される項目で使うのですが、項目が一つしか無い上に、結構なポイントを要求されます
※前作ではもっと細かく設定でき、要求されるポイントもそこまで多くは無かった
COMMENT
エンパの続編として見ると、「ここは良くなったけどあそこが駄目になったなぁ」という印象が強いです
エディット関連は優秀な出来なので、エディット好きにはお勧めできます
やり込み要素は弱い方ですが、エディットや履歴付けが楽しめればハマれます
醍醐味はオンラインプレイだと思います
同期の取れて無さはちょっと酷いですが、人様のエディットを見て驚いたり笑ったり、参考にしたりと楽しめます
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
63pt
GOOD!
・多くの方が語られている様に、結構製作の幅が広がったエディットモードの存在と
エディットモードで作成したキャラと争覇モードで登場するキャラの入れ替えが
可能になったところ。「無双武将」の入れ替えも可能です
・名声レベルの導入で、各キャラに多少のカラーが出る様になったところ
・エンパイアーズシリーズは、本家無双の様にストーリーが無いので
戦闘中にイベントやミニクエストの様なモノが少なく
個人的に単調になりがちだったのですが
今作では「絶招秘計」の導入で、その単調な部分が少し解消された感じが
しました。仲間のキャラも結構、秘計を使ってくれたりします
・戦闘中、あくまでも状況によってですが、仲間キャラも
役に立ってくれます。共闘感も結構ありました
比較的楽に千人斬りが出来る爽快感も健在です
・ネットを介して、他のユーザー様が作成されたエディットキャラなども
争覇モードプレイ中に参戦してくるところ
思わず笑ってしまうキャラなどもプレイしていて楽しいです
機能自体は、ON・OFF可能なので、自分のエディットキャラのみで
楽しみたいと言う方には機能OFFでプレイ可能です
BAD/REQUEST
・最早、エンパイアシリーズの伝統みたいなモンですけど
国盗りの部分は、とても味気ない内容です
内政の意味が希薄に感じるのと外交が一年同盟のみになってしまったところ
・三国志ゲームで言うところのエース格のキャラ(無双武将とか)を
仲間に出来ても、特に嬉しさを感じないところ
在野にいる「モブ武将」等も自動的に成長していくため
ゲームプレイ後半にもなると、どの武将も似たり寄ったりの能力になってしまう
感じです。この辺、一般的な雑魚武将などは、ある程度の成長で頭打ちになる
などレベルキャップを施して、強い武将と弱い武将のメリハリを
付けて欲しいなと感じました。また、諸葛亮などの強力な軍師格だと
人材登用とか外交の際、助言してくれるみたいな存在感があると良かったかも
・DLCのシナリオを含めると相当量のシナリオ数になりますが
基本的にどのシナリオでやってもあまり大差が無い感じです;
COMMENT
全武将プレイの様な触れ込みになっていますが
例えば、コーエーの三国志シリーズの全武将プレイの様なモノを
「さらに簡易にしたモノ(戦略部分も含めて)」と言った感じで
一応、結婚や義兄弟などもありますが、大きな期待はしない方が
良いだろうと思います
今作は、エディット武将の作成の幅がかなり広がり
さらにゲーム中に登場するキャラとの入れ替えが可能になったので
エディット好きな方は、楽しめるのではないかと思います
美男・美女も比較的楽に作成可能だと思います
「エディットには興味あるけど、アクションゲームは苦手…」と言う方でも
相当簡単な難易度設定も可能なので大丈夫だと思います
(かく言う自分が、アクションゲーム、かなり苦手なので;)
フリーズに関してですが、自分の場合は、100時間以上プレイ
していますが、一度もありませんでした(PS3 250GBのヤツです)
ただ、出荷初期の頃は、フリーズもあったみたいだし
出荷前にバグやフリーズは出来るだけ潰しておいて欲しいなとは思います;
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-12-17
オンラインでエディット武将やシナリオをダウンロードできるので、次のゲームの繫ぎには十分楽しめるかと思います。
GOOD!
エディットが充実している。
かなり細かいところまで作成でき、作成人数は200人。プレイ履歴も付加できます。
ただ、あくまでも上っ面だけの話です。詳細はBADで。
自由度の高いフィールドで「無双シリーズ」が出来る。
おんなじ三国志のストーリーをもとに7回もシリーズ続けたのが逆に驚きですが、エンパイアは、物語の流れとは関係なく、自由にゲームを進める事が出来ます。
気持ち悪いオカマ声のモブ武将の「あー」って悲鳴。どう考えても戦場にはそぐわない違和感たっぷりの声がそこら中で響きます。
なんか昔からこんなのがいたなあと懐かしくなりました。この声はシリーズ全体の譲れないポリシーなのでしょうか。面白くて好きです。
BAD/REQUEST
一番致命的だったのが、エディット武将の扱いについて。
一度クリアした武将にはプレイ履歴というのが付けられて、それによって武将の成長傾向、レベルなどの履歴を付け、データ上ではエディット武将も最強の武将と肩を並べる事が出来ます。
ただし、これはデータ上のみの話で、エディット武将にどんな履歴を付けようと、敵として戦場で戦った時のAIは変化なし。防御も受け身もあまりせず、モブの武将と変わらない弱さです。
エディット武将が目的でこのゲームを始めた私はこれに気が付いて、一気に冷めて中古屋に売ってしまいました。
エディット武将の存在が難易度のバランスを崩さない為にあえてこのような仕様にしたのだと思いますが、エディットが大きなウリであった本作であるからこそ、履歴あり武将だけでもAIのレベルを任意で設定できるなどで、ユーザーに選択を委ねるべきだったと思います。
地図がわかりにくい。
高低差や、拠点の扉の場所、川から陸地に上がれる岸の場所などさっぱりわかりません。
慣れていないと平泳ぎして陸地に上がる場所を探している間に戦争が終わります。
こういう所は本当に基本的な所だと思うのですが。
これ・・・・シリーズ6作出てるんですよね。慣れろって事なんでしょうか。
快適さは2点とさせいていただきます。
夜の戦闘
闇に包まれて視認性の悪い夜のステージとなると思わず舌打ちが出ます。地図が上記のとおりで当てにならないので、同じ行き止まりに何度も阻まれたり、川にドボンして上がれなくなったり。
実際夜の戦闘は、そういう不自由さの中で行われたのかもしれませんが、問題なのは、それがゲームの面白さに全くつながっていないことです。
原作の武将のアイデンティティがない。
原作で強い個性を持った武将の性格が無視されています。
関羽があっさり劉備の元から離れてしれっと曹操の配下になっていたり、
孫権、孫策が敵同士でなんのためらいなく矛を交えます。
義理人情を屁とも思わない関羽、兄ちゃんが大嫌いな孫権、というならIFとしての面白さがありますが、
このゲーム世界に個々の人間性という概念そのものが無いに等しいので、原作と矛盾した状況もコンピュータの無機質な気まぐれでしかありません。
だから仲間にしてもあんまり嬉しくない
イベントが少ない。
建国・結婚・義兄弟などのイベントがありますが、結婚や義兄弟は契りを結んだ最初だけイベントが起こり、その後、その内容に関連したムービーはなし。
強敵との邂逅は、元からいる無双武将の中の限られた人のみイベントが起こります。
エディット武将は上記のとおりの扱いなので、強敵にはなりえませんが、もう少しあるとよいと思います。
武将同士のかかわりが希薄です。
声優の演技。
戦場なのに声が細い人ばっかり。
あくまでも個人の好みなんでしょうが、へたくそでしかも演技過剰で気持ち悪いのが多いと昔から思っていました。
いつか変わるだろうと期待していたのですが7になってもそのまんまなんですね。むしろウリの一つなんでしょうか。
孔明に至っては字幕なしではなに言ってんのかも聞きとれませんがいいんですかねあれ。
でもフハハハハの人は好き。
難易度
最高難度の修羅は、あれ?何で死んだの?と思うような理不尽な即死が多く、
だからと言って一つ下の難易度「難しい」は全然難しくありません。修羅と難しいの間がちょうどいいのですが…
オリジナリティ
無印、猛将伝、エンパイア、それぞれ独立したソフトとして出しているんですよね。これ。
それもフルプライスで。そして武将の追加は一人。
自分は三國無双は久しぶりだったので、武将はずいぶん増えたなあとは思いましたが、
シリーズ全部追いかけてるファンの人はこれでいいのでしょうか。
オリジナリティは1点です。
音楽
別に古代中国の戦争のBGMじゃなくてもいいかなと個人的には思います。
F1レースのバックにかかってても違和感ない感じ。
取り立てて好きではありませんが、耳障りではないので、評価は普通です。
カスタムサントラが使えればよかった。
COMMENT
このゲームについてはエディット武将の履歴付けの為に周回プレイしました。
修羅までクリア澄み。
三國無双シリーズは3無印・猛将伝・エンパイアをプレイして以来の購入で、
エディットで色々作るの楽しそうだな、程度の動機で始めた者の意見です。
なんか非常にBADに偏った評価になってしまい、ファンの方には申し訳ないですが、
これが正直な意見です。
詳細まで作り込めるエディットや、シリーズを重ねて洗練されていった独特の無双アクションなど、非常に良い土台があるのに、明らかな手抜きの部分がゲーム全体の出来を大きく下げています。
無印、猛将伝、エンパイアで独立した商品として売り、そして最後にリリースした作品がこの出来…。
他のレビュアーさんも書いていますが、アメリカのプロレスゲームWWEのシリーズは、自由なエディットと、ストーリーを追っていくモード、団体内で自由に戦って地位を上げていくモードが一本のゲームに収録されていて、しかも追加レスラーはDLCで配信されているんですよね。
それを考えると…目先のセールスばかりでなく、そろそろ身を切ったサービスした方がいいと思うのですが。