ペルソナ3、ペルソナ4の続編であるため、格ゲー初心者が多くプレイすることを予測し、いろいろと初心者への配慮が見受けられる。 1.コンボ難易度が低い(A連打コンボが用意されている。) 格ゲーにおいて一番面白いのは対人戦である。しかし、ある程度コンボが完成してからでないと対人戦では通用しないため、コンボ練習だけで嫌になってしまう初心者にとっては利点。 2.必殺技などを出すためのコマンドが簡単(波動拳コマンドしか無い) かつて私もストリートファイター2で昇竜拳コマンドを出すのにさんざん苦労したが、この作品では昇竜拳コマンドが無い。 3.切り返し技、ガード崩し技が全キャラ共通のボタンで出る。(ボコスカ、逆切れ) これらの技により、初心者でもある程度の実力者に勝てる可能性が出てくる。これに投げと打撃の中下を組み合わせ揺さぶれば、操作がおぼつかなくても格ゲーの醍醐味である「読み合い」の楽しさに他作品よりも早く辿り着けると思う。さらに、全キャラ共通にあるので、別のキャラを触りたくなってもある程度すんなり動かせる。 4.キャラが少ない。(13キャラ) 最近の格ゲーはキャラが多く、多いことも利点になり得るのだが、相手キャラによって戦い方を変えなくてはいけないのが格ゲーである。つまり相手の攻撃の特性、硬直などを知っておかないといけないのだが、キャラ数が少ないためそのようなキャラ対策に関する知識量が少なくて済む。 5.チュートリアルが親切 時間が掛からない点も重要な利点である。 6.ストーリーが格ゲーにしては重厚 先が楽しみでストーリーを進めていくうちに自然とこのゲームの動かし方を学ぶことが出来るし、いろいろなキャラの特性を知ることが出来る。
GOOD!で挙げたものでも悪い点がある。 1.コンボ難易度が低い Aボタンの連打でコンボが出せるため、初心者であればついついAボタンで相手に触れたくなってしまうかもしれない。しかし、Aボタンは一番攻撃範囲が狭い技であり、相手に当てにくい。コンボはA連打で構わないと言っても、全然相手に届かず、無理やり近づこうとして逆に手痛いダメージを受け負けてしまうかもしれない。それで対人戦が嫌になってしまっては本末転倒であり、悲しい。 3.切り返し技、ガード崩し技が全キャラ共通のボタンで出る。 ある程度の実力者でも事故る可能性がある。読み合い拒否の見苦しい切り返し技の連発をよく見る。 4.キャラが少ない
私が一番に望むことは、格ゲー界の活性化であり、ブームの再加熱である。 その点で、格ゲー初心者を取り込もうという意思が感じられるこの作品はすばらしい出来と言ってよい。 カプコンやSNKの格ゲーばかりやっていたので、アークゲーにおいては初心者の感覚に近いため余計にそう感じられる。 面白いと思うまでの時間が格ゲーは長い。初心者だった頃の私の場合、大体対人戦を1000戦くらいした約1ヶ月後くらいだったと思う。なぜ時間が掛かるかといえば、格ゲーは対人戦に面白さが凝縮されているからである。いわばスポーツのようなもので、みっちりと基礎練習をしなくては本番で思うように力が発揮できず、周りがうまかったりすると面白いと感じにくいのだ。 誰しも基礎練習はつまらないものである。その基礎練習の時間を大幅に削減しようと試みたこの作品はその点で十分評価できる。 ただし、それでも多少の基礎練習は必要である。先程格ゲーをスポーツに例えたが、周りのレベルが同じくらいでプレイすれば面白いと感じられると思う。是非初心者の方には、同じレベルの周りの友達、あるいはオンラインで知り合った友達と一緒にプレイして、基礎練習の段階でも楽しみながら上達することを強くおすすめする。 一度楽しみを見出せれば、何年も楽しむことができるのが格ゲーの最大の利点である。
GOOD!
ペルソナ3、ペルソナ4の続編であるため、格ゲー初心者が多くプレイすることを予測し、いろいろと初心者への配慮が見受けられる。
1.コンボ難易度が低い(A連打コンボが用意されている。)
格ゲーにおいて一番面白いのは対人戦である。しかし、ある程度コンボが完成してからでないと対人戦では通用しないため、コンボ練習だけで嫌になってしまう初心者にとっては利点。
2.必殺技などを出すためのコマンドが簡単(波動拳コマンドしか無い)
かつて私もストリートファイター2で昇竜拳コマンドを出すのにさんざん苦労したが、この作品では昇竜拳コマンドが無い。
3.切り返し技、ガード崩し技が全キャラ共通のボタンで出る。(ボコスカ、逆切れ)
これらの技により、初心者でもある程度の実力者に勝てる可能性が出てくる。これに投げと打撃の中下を組み合わせ揺さぶれば、操作がおぼつかなくても格ゲーの醍醐味である「読み合い」の楽しさに他作品よりも早く辿り着けると思う。さらに、全キャラ共通にあるので、別のキャラを触りたくなってもある程度すんなり動かせる。
4.キャラが少ない。(13キャラ)
最近の格ゲーはキャラが多く、多いことも利点になり得るのだが、相手キャラによって戦い方を変えなくてはいけないのが格ゲーである。つまり相手の攻撃の特性、硬直などを知っておかないといけないのだが、キャラ数が少ないためそのようなキャラ対策に関する知識量が少なくて済む。
5.チュートリアルが親切
時間が掛からない点も重要な利点である。
6.ストーリーが格ゲーにしては重厚
先が楽しみでストーリーを進めていくうちに自然とこのゲームの動かし方を学ぶことが出来るし、いろいろなキャラの特性を知ることが出来る。
BAD/REQUEST
GOOD!で挙げたものでも悪い点がある。
1.コンボ難易度が低い
Aボタンの連打でコンボが出せるため、初心者であればついついAボタンで相手に触れたくなってしまうかもしれない。しかし、Aボタンは一番攻撃範囲が狭い技であり、相手に当てにくい。コンボはA連打で構わないと言っても、全然相手に届かず、無理やり近づこうとして逆に手痛いダメージを受け負けてしまうかもしれない。それで対人戦が嫌になってしまっては本末転倒であり、悲しい。
3.切り返し技、ガード崩し技が全キャラ共通のボタンで出る。
ある程度の実力者でも事故る可能性がある。読み合い拒否の見苦しい切り返し技の連発をよく見る。
4.キャラが少ない
COMMENT
私が一番に望むことは、格ゲー界の活性化であり、ブームの再加熱である。
その点で、格ゲー初心者を取り込もうという意思が感じられるこの作品はすばらしい出来と言ってよい。
カプコンやSNKの格ゲーばかりやっていたので、アークゲーにおいては初心者の感覚に近いため余計にそう感じられる。
面白いと思うまでの時間が格ゲーは長い。初心者だった頃の私の場合、大体対人戦を1000戦くらいした約1ヶ月後くらいだったと思う。なぜ時間が掛かるかといえば、格ゲーは対人戦に面白さが凝縮されているからである。いわばスポーツのようなもので、みっちりと基礎練習をしなくては本番で思うように力が発揮できず、周りがうまかったりすると面白いと感じにくいのだ。
誰しも基礎練習はつまらないものである。その基礎練習の時間を大幅に削減しようと試みたこの作品はその点で十分評価できる。
ただし、それでも多少の基礎練習は必要である。先程格ゲーをスポーツに例えたが、周りのレベルが同じくらいでプレイすれば面白いと感じられると思う。是非初心者の方には、同じレベルの周りの友達、あるいはオンラインで知り合った友達と一緒にプレイして、基礎練習の段階でも楽しみながら上達することを強くおすすめする。
一度楽しみを見出せれば、何年も楽しむことができるのが格ゲーの最大の利点である。