PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

・MSのカラーリングをRGBで変更できる事。
パーツごとのカラーリング設定が出来るため、”他人とカラーリングが被る”という残念なことになり難いため個性を出せる。

・MSの歩行動作、ジャンプ時のブーストチャージのエフェクトがGOOD。
格闘機以外のMSの動作は意外とモッサリしているので重量感があるように見える。また、高くジャンプする場合は「チャージ」を行うためより重量感が強調されているように見える。

BAD/REQUEST

・回線が酷い。
サーバー管理ではなく、何故か”P2P回線”を使用している。試験的なものなのか、それとも金をケチったか・・・。
自分の画面では敵の攻撃を完全に回避したのに「実際は直撃を食らっている」など日常茶飯事。
酷い時には延々ロード画面を眺めるハメになったり、戦闘開始時に数人落ちたり、MSがダウン状態のまま攻撃してくることさえある。
基本画面に表示されていることを信じてはいけない。
言い方はキツイが、このゲームを「駄作」に留めている最たる原因である。

・MAPが狭い
MSを縦横無尽に動かすにはいくらなんでも狭すぎる。
１〜２個くらいなら狭いMAPがあってもいいが、全て画面端に行くまで30秒とかからないのはいくらなんでも狭すぎである。そしてその弊害で異常なまでに武器の射程が短く設定されている。

・陣営の扱いが雑
いくつかのMAPには固定で車両が配備されている。
しかし連邦軍なのにマゼラアタックが有ったり、ジオンなのに61式戦車が置いてあったりなどかなり適当。ちなみにマゼラアタックは分離不可。ベースが死んだらトップも道連れという欠陥品である。
占拠した陣営毎に車両を配備してくれていたらもっとマシになっていたかもしれない。

・カスタマイズの幅が狭い
好きなようにパーツを組み合わせて性能の調整が行えるが、正直連邦は実弾防御と格闘防御のパーツさえつけておけばOKである。
理由は「ジオンでビーム兵器を使えるのは3機だけだから」である。しかもその3機のうち2機は相当上の階級になら無いと出てこないからだ。
ただし、ジオンは全てに気を配らなければならない。

・中途半端なアイテム課金制
このせいで「強くなりたければ課金をしろ」という状態。
無論課金とはそういうものだが、無課金で課金相手に勝つことも課金制ゲームの面白みである。
しかし、このゲームではそんなのは幻想である。金こそ全て。
最初の頃はそれでも遊べるだろう。だが、「最初だけ」である。
すぐに課金者に狩られることになる。こちらが5発撃ってようやく減らせるHPを課金武器は1発で消し飛ばすのだ。
酷い時にはHP満タン状態からいきなり瀕死なんてことも・・・。

COMMENT

プレイすれば「高い確率でストレスが溜まる」と言う、正直スルメゲーの領域にすら達していないゲームである。
そして課金する価値も無い。というか「こんなもの」で金を取るなど、非常に悪質であるとすら言える。
サーバー管理だったら評価はここまで酷くはなかっただろう。
P2P回線を使うなど、開発段階で誰か疑問に思わなかったのか非常に不思議である。それとも「所詮無料だから」なんて思っていたのだろうか？
パッケージ版として作った場合でも同じ事を考えたのだろうか？
だとしたらバンナムも地に落ちたものである。
それとも、最近のバンナムはこの程度なのだろうか？

オンラインゲーム、特に対戦型の胆は「いかにラグを少なくするか」という基本的なことさえも理解できていない。これならまだアーケードの「戦場の絆」のほうがちゃんと作られている。
このゲームに課金するつもりならば、戦場の絆をやった方が遥かに建設的だと私は思う。