〇アクション性が非常に高い 多彩な技をキビキビと繰り出せるのは気持ちいい。魔法使いも適度に忙しい。 〇しがみ付きや空中浮遊が出来、立体的に動ける マップもそれを前提に設計されており、宝箱等を探すのが楽しい。 〇王道でリアルっぽい方向性のグラフィック 今の日本のRPGはアニメやSF的なタッチの物が多いので、逆に特徴になったのでは。 〇生き生きと動く敵モンスター達 もし実在したらこんな感じか、と思わせるモーションやアクション。大型の敵は特に迫力満点。 〇キャラクターエディットのカスタマイズ性の高さ 特に体に関しては従来のゲームより選択肢が多いと思う。各パーツは選択式で微調整は出来ないものの、大きな破綻もないのは良い点。 〇シングルプレイを阻害せず、適度に刺激を与えるポーンシステム 従者を他のプレイヤーに貸し出せるのが面白い。能力だけでなく見た目も考慮する動機づけになっており、高評価がもらえると嬉しい。 また、パーティーに入れるキャラのバリエーション増加にも役立っている。 〇贋作使用やNPC復活で、別の展開があるイベントの存在 数は少ないものの、この作り込みには感心した。特別選択肢が提示される訳ではないので、知った時にはちょっと驚いた。 〇主人公達が独断先行で進んでいかないストーリー うるさくない程度に、現実的な政治論や人間のエゴ等が話に盛り込まれている。海外製RPGでは度々見られるが、日本製では珍しいかもしれない(ただしキャラ描写には難あり。BADで)。
〇中途半端なオープンワールド 他のオープンと銘打った有名所のタイトルと比べると、あちこちが絶壁で遮られており狭い。しかし、徒歩で行き来するにはうんざりする広さ。ダンジョンや街、ランドマークも少ない。 〇とにかく走らされるゲームデザイン 金銭的、アイテム数的にワープが非常に制限されている。かといって、道中を徒歩で行き来するのが面白いのも最初の内だけ。敵や罠の配置がピンポイントで固定のため、何回も行き来していると作業感が急速に増す。 〇難易度の自動調整や選択がない 序盤及び終盤は手ごたえがある。しかしその間は、サブクエストをそれなりにこなしているとプレイヤー側が強くなりすぎる。サポートポーンを雇わないという手もあるが、一周目から縛りプレイというのも達成感が削がれる。 〇アイテムやマップ等の使用が煩雑 ショートカットが設定できず、一々メニューを開かないと使用できない。 (納刀時は攻撃ボタンをアイテム使用に役割変更、スタート長押しで直接マップ表示等改善の余地はまだあるのでは?) 〇ポーンのAIが少々おバカで、命令や調整の仕様も今ひとつ 戦闘中でもないのに高いところから自ら落下し、ロストしてしまう事が度々あった。また「待て」命令がないのは狭い足場の探索や奇襲をかけたい時に不便に感じた。 メインポーンのAIは調整可能だが、プレイヤーの行動を参考に勝手に変わってしまう。ジョブの違いを考慮し設定しても、これでは意味が無い。 〇話すだけでプラスされていく好感度システム NPCの会話は大した意味も面白みもないものが多い。そのため意図的に調整しない限り、実用機能が集中している宿屋の主人が高感度トップになってしまう可能性が高い。これが後々メインクエストや利便性に大きく影響が出ると知った時にはガッカリした。 〇日本語吹き替えがない 戦闘中にポーンのメッセージを確認する余裕は中々ない。 〇クエストに絡むNPCの掘り下げが足りない キャラクター描写が薄いため、彼等に事件が起きてもプレイヤーとしてあまり感情が湧かない。特に王妃絡みのクエストは展開が唐突すぎ。 〇PS3本体への負荷が高いのか、全編を通して時々カクカクする 仕方ないのかもしれないが少々頻度が高いように感じた。
正直なところ荒削りな点も多いが、同時に魅力もある作品だと思う。 不満は感じつつも、メイン及びサブクエストを一通りこなすため長時間プレイしてしまった(非常に長く遊べたものの、作業的な面もあったので熱中度は3点にした)。 多くの人から指摘されている悪い点を改善し、ボリュームアップした次回作をぜひ出して欲しい。
GOOD!
〇アクション性が非常に高い
多彩な技をキビキビと繰り出せるのは気持ちいい。魔法使いも適度に忙しい。
〇しがみ付きや空中浮遊が出来、立体的に動ける
マップもそれを前提に設計されており、宝箱等を探すのが楽しい。
〇王道でリアルっぽい方向性のグラフィック
今の日本のRPGはアニメやSF的なタッチの物が多いので、逆に特徴になったのでは。
〇生き生きと動く敵モンスター達
もし実在したらこんな感じか、と思わせるモーションやアクション。大型の敵は特に迫力満点。
〇キャラクターエディットのカスタマイズ性の高さ
特に体に関しては従来のゲームより選択肢が多いと思う。各パーツは選択式で微調整は出来ないものの、大きな破綻もないのは良い点。
〇シングルプレイを阻害せず、適度に刺激を与えるポーンシステム
従者を他のプレイヤーに貸し出せるのが面白い。能力だけでなく見た目も考慮する動機づけになっており、高評価がもらえると嬉しい。
また、パーティーに入れるキャラのバリエーション増加にも役立っている。
〇贋作使用やNPC復活で、別の展開があるイベントの存在
数は少ないものの、この作り込みには感心した。特別選択肢が提示される訳ではないので、知った時にはちょっと驚いた。
〇主人公達が独断先行で進んでいかないストーリー
うるさくない程度に、現実的な政治論や人間のエゴ等が話に盛り込まれている。海外製RPGでは度々見られるが、日本製では珍しいかもしれない(ただしキャラ描写には難あり。BADで)。
BAD/REQUEST
〇中途半端なオープンワールド
他のオープンと銘打った有名所のタイトルと比べると、あちこちが絶壁で遮られており狭い。しかし、徒歩で行き来するにはうんざりする広さ。ダンジョンや街、ランドマークも少ない。
〇とにかく走らされるゲームデザイン
金銭的、アイテム数的にワープが非常に制限されている。かといって、道中を徒歩で行き来するのが面白いのも最初の内だけ。敵や罠の配置がピンポイントで固定のため、何回も行き来していると作業感が急速に増す。
〇難易度の自動調整や選択がない
序盤及び終盤は手ごたえがある。しかしその間は、サブクエストをそれなりにこなしているとプレイヤー側が強くなりすぎる。サポートポーンを雇わないという手もあるが、一周目から縛りプレイというのも達成感が削がれる。
〇アイテムやマップ等の使用が煩雑
ショートカットが設定できず、一々メニューを開かないと使用できない。
(納刀時は攻撃ボタンをアイテム使用に役割変更、スタート長押しで直接マップ表示等改善の余地はまだあるのでは?)
〇ポーンのAIが少々おバカで、命令や調整の仕様も今ひとつ
戦闘中でもないのに高いところから自ら落下し、ロストしてしまう事が度々あった。また「待て」命令がないのは狭い足場の探索や奇襲をかけたい時に不便に感じた。
メインポーンのAIは調整可能だが、プレイヤーの行動を参考に勝手に変わってしまう。ジョブの違いを考慮し設定しても、これでは意味が無い。
〇話すだけでプラスされていく好感度システム
NPCの会話は大した意味も面白みもないものが多い。そのため意図的に調整しない限り、実用機能が集中している宿屋の主人が高感度トップになってしまう可能性が高い。これが後々メインクエストや利便性に大きく影響が出ると知った時にはガッカリした。
〇日本語吹き替えがない
戦闘中にポーンのメッセージを確認する余裕は中々ない。
〇クエストに絡むNPCの掘り下げが足りない
キャラクター描写が薄いため、彼等に事件が起きてもプレイヤーとしてあまり感情が湧かない。特に王妃絡みのクエストは展開が唐突すぎ。
〇PS3本体への負荷が高いのか、全編を通して時々カクカクする
仕方ないのかもしれないが少々頻度が高いように感じた。
COMMENT
正直なところ荒削りな点も多いが、同時に魅力もある作品だと思う。
不満は感じつつも、メイン及びサブクエストを一通りこなすため長時間プレイしてしまった(非常に長く遊べたものの、作業的な面もあったので熱中度は3点にした)。
多くの人から指摘されている悪い点を改善し、ボリュームアップした次回作をぜひ出して欲しい。