■グラフィック グラフィックは秀逸。作りこまれた町並みは勿論、特に人物の肌などの質感は感動すら覚えました。喜怒哀楽やこまかな表情など、また発音による口の動きなど本当にびっくりしました。 感情の表現がすごいおかげで、どのシーンも人物のやり取りにも臨場感が増し、本当に深みが出たと思います。CGでここまで表現できるとは思わなかった・・・ グラフィックは洋ゲーに押されていると思っていたのですが、これほどのものが日本でも作れるのは本当に脱帽です。現時点で最高レベルのグラフィックだと思います。 ■ストーリー 友情や絆、信念など男心をくすぐられる要素がいっぱい詰まっており、ストーリーも感動でした。 桐生一馬と真島吾郎がいつストーリーで絡むのか、衝突するのかをドキドキして進めていましたが、まさかあんな風にそれぞれにうまくスポットを当てたクライマックスになるとは・・・ 二人の極道がこの夜に伝説の幕を開けるといったナレーションもあり、後半に連れて盛り上がりも最高です。^^ 一馬と錦の絆のシーンにも泣けますが、物語の核心を知っていたり、カギとなる人物に一番近い真島の方が本作では本当の主人公かもしれません。 ■キャラクター、人物の演技 何人かは本職の役者さんや声優さんを使っておられるだけあって、やはり演技はすごいです。 特に3人の若頭補佐、ハマり役でした。^^ 阿波野のダンスとか面白かった。 今作だけで終わってしまった人もいるので、これは本当に残念。 ■バトルと能力強化 他の方にも書かれていましたが、バトルのテンポがよく、バトルしていて楽しいです。 ザコキャラのセリフも面白いので、ついつい始めは絡みまくります。 また、型もいくつかあり、アクションのバリエーションもあるので奥が深いです。演出のたびに万札や500円玉が舞ったりするのは見ていて爽快。 ストーリーが進めばザコキャラでも強くなってくるので、能力強化システムでバランスをとるのはいいと感じました。 ■シノギがはまる 神室町の不動産経営、蒼天堀のキャバクラはミニゲームとしても結構きちんと作られていて、はまります。 また、そのためにサブストーリーをいくつかした方が攻略しやすくなるのはいいアイデアだと思いました。 シノギがあるおかげで、他のお店を買ったり、提携したりするために神室町や蒼天堀を隅々まで探索したり、あるお店の子と絆を深めたりとこの手にありがちな作業ゲームにならないように工夫していると感じました。 特にキャバクラ経営はかなり力が入っていてキャバ嬢を育てたりするのは楽しいです。 ■ミニゲーム ビリヤード、ボウリングをはじめ、花札やマージャン、セガの体感型ゲームなどミニゲームは多く、またどれも完成度は高いです。^^
■シノギの説明が少し不親切? 最初、シノギ画面での操作があまりわかりませんでした。 キャバ嬢がサインを出したときに「△」ボタンを押すのはすぐに気づきましたが、会計時に「△」を押すのは結構後の方になってからだったような気がします。 また、不動産経営、キャバクラ経営どちらでもウィンドウ画面で選択されている店舗(不動産)やテーブル(キャバクラ)がどれか分かりづらかった・・・ 特にキャバクラはキャバ嬢がサインを出してからすぐに対応する必要があるため、今選択しているカーソルがどこか瞬時に分かりにくい時もあり慣れないうちは間に合わなかったことも・・・ キャバクラの通常営業でクリアしたエリアを選択するのに何か意味あるのかとか、不動産経営でクリアしたエリアに付けるマネージャーやガードマンの能力枠が右端の能力でも問題ないのかとか細部で今でも分からない部分も。 説明が少なめなので、ちょっとわからない部分がありました。 ■キャバクラ経営に対して不動産経営が作業になりがち・・・ 効率よく稼げるという意味では不動産経営の方が多いですが、シノギ中にミニゲームとして遊べるキャバクラ経営に対して、不動産経営の方はマネジメントを設定してあとは回収完了を待つのみ・・・出歩くと結構時間を食うので、事務所で回収→マネジメント→再度回収待ちを繰り返すこともありました。 人員もサブストーリーで増やすことができるとはいえ、キャバクラ経営のように育てる要素もあれば良かった。 キャバクラ経営が結構面白かっただけに、不動産経営の方は本当におまけのミニゲームに感じました。 ■後半になるとバトルが面倒・・・ 最初は道行く人すべて喧嘩上等でバトルしてましたが、後半効率よくシノギで稼げるようになると、街中でのバトルが結構煩わしくなります。 その対策としてお金をばらまいたり、アイテムである程度防げるようにはなるのですが、それでもバトルも避けられないことも。 バトルそのものはいろいろ考えられているので、この辺はある程度仕方ないのかなとも思いますが。^^; ■服装やアイテム CP交換所でもらえるアイテムはあるとはいえ、基本服装が少ないのが残念。 キャバ嬢と同じように主人公もスーツ以外に服装やアクセサリーをもっと変えられたりすればよかったなと思います。 ■テレクラ 最初はテレクラにはまりましたが、何回もすると作業ゲーになってしまうというか。会話の内容もほとんど同じで、会いに行くタイミングも一緒なので分かってしまえばダレてしまうのも早かったです。 同じハズレに何回も当たってそれも楽しいっちゃ楽しいんですが、後になってくるとただ単にだるくなるような・・・。
細部に関してはやや不満点もあるものの、グラフィック、ゲーム性、ストーリーどれをとっても最高の出来だと思います。 グラフィックはもとより人物の感情表現は特に最高で、これほど命を吹き込まれたCGは見たことないです。 絡み合うストーリーや人物など本当によく練られた作品だと感動しました。 下手な映画よりもよっぽど笑えますし、切なくて泣けます。 前作までの登場人物の若かりし頃の話も盛りだくさんなので、シリーズのファンにとってはとても楽しめますが、私は初めての人にもシリーズをやるきっかけとして十分楽しめるゲームだと思いました。
GOOD!
■グラフィック
グラフィックは秀逸。作りこまれた町並みは勿論、特に人物の肌などの質感は感動すら覚えました。喜怒哀楽やこまかな表情など、また発音による口の動きなど本当にびっくりしました。
感情の表現がすごいおかげで、どのシーンも人物のやり取りにも臨場感が増し、本当に深みが出たと思います。CGでここまで表現できるとは思わなかった・・・
グラフィックは洋ゲーに押されていると思っていたのですが、これほどのものが日本でも作れるのは本当に脱帽です。現時点で最高レベルのグラフィックだと思います。
■ストーリー
友情や絆、信念など男心をくすぐられる要素がいっぱい詰まっており、ストーリーも感動でした。
桐生一馬と真島吾郎がいつストーリーで絡むのか、衝突するのかをドキドキして進めていましたが、まさかあんな風にそれぞれにうまくスポットを当てたクライマックスになるとは・・・
二人の極道がこの夜に伝説の幕を開けるといったナレーションもあり、後半に連れて盛り上がりも最高です。^^
一馬と錦の絆のシーンにも泣けますが、物語の核心を知っていたり、カギとなる人物に一番近い真島の方が本作では本当の主人公かもしれません。
■キャラクター、人物の演技
何人かは本職の役者さんや声優さんを使っておられるだけあって、やはり演技はすごいです。
特に3人の若頭補佐、ハマり役でした。^^
阿波野のダンスとか面白かった。
今作だけで終わってしまった人もいるので、これは本当に残念。
■バトルと能力強化
他の方にも書かれていましたが、バトルのテンポがよく、バトルしていて楽しいです。
ザコキャラのセリフも面白いので、ついつい始めは絡みまくります。
また、型もいくつかあり、アクションのバリエーションもあるので奥が深いです。演出のたびに万札や500円玉が舞ったりするのは見ていて爽快。
ストーリーが進めばザコキャラでも強くなってくるので、能力強化システムでバランスをとるのはいいと感じました。
■シノギがはまる
神室町の不動産経営、蒼天堀のキャバクラはミニゲームとしても結構きちんと作られていて、はまります。
また、そのためにサブストーリーをいくつかした方が攻略しやすくなるのはいいアイデアだと思いました。
シノギがあるおかげで、他のお店を買ったり、提携したりするために神室町や蒼天堀を隅々まで探索したり、あるお店の子と絆を深めたりとこの手にありがちな作業ゲームにならないように工夫していると感じました。
特にキャバクラ経営はかなり力が入っていてキャバ嬢を育てたりするのは楽しいです。
■ミニゲーム
ビリヤード、ボウリングをはじめ、花札やマージャン、セガの体感型ゲームなどミニゲームは多く、またどれも完成度は高いです。^^
BAD/REQUEST
■シノギの説明が少し不親切?
最初、シノギ画面での操作があまりわかりませんでした。
キャバ嬢がサインを出したときに「△」ボタンを押すのはすぐに気づきましたが、会計時に「△」を押すのは結構後の方になってからだったような気がします。
また、不動産経営、キャバクラ経営どちらでもウィンドウ画面で選択されている店舗(不動産)やテーブル(キャバクラ)がどれか分かりづらかった・・・
特にキャバクラはキャバ嬢がサインを出してからすぐに対応する必要があるため、今選択しているカーソルがどこか瞬時に分かりにくい時もあり慣れないうちは間に合わなかったことも・・・
キャバクラの通常営業でクリアしたエリアを選択するのに何か意味あるのかとか、不動産経営でクリアしたエリアに付けるマネージャーやガードマンの能力枠が右端の能力でも問題ないのかとか細部で今でも分からない部分も。
説明が少なめなので、ちょっとわからない部分がありました。
■キャバクラ経営に対して不動産経営が作業になりがち・・・
効率よく稼げるという意味では不動産経営の方が多いですが、シノギ中にミニゲームとして遊べるキャバクラ経営に対して、不動産経営の方はマネジメントを設定してあとは回収完了を待つのみ・・・出歩くと結構時間を食うので、事務所で回収→マネジメント→再度回収待ちを繰り返すこともありました。
人員もサブストーリーで増やすことができるとはいえ、キャバクラ経営のように育てる要素もあれば良かった。
キャバクラ経営が結構面白かっただけに、不動産経営の方は本当におまけのミニゲームに感じました。
■後半になるとバトルが面倒・・・
最初は道行く人すべて喧嘩上等でバトルしてましたが、後半効率よくシノギで稼げるようになると、街中でのバトルが結構煩わしくなります。
その対策としてお金をばらまいたり、アイテムである程度防げるようにはなるのですが、それでもバトルも避けられないことも。
バトルそのものはいろいろ考えられているので、この辺はある程度仕方ないのかなとも思いますが。^^;
■服装やアイテム
CP交換所でもらえるアイテムはあるとはいえ、基本服装が少ないのが残念。
キャバ嬢と同じように主人公もスーツ以外に服装やアクセサリーをもっと変えられたりすればよかったなと思います。
■テレクラ
最初はテレクラにはまりましたが、何回もすると作業ゲーになってしまうというか。会話の内容もほとんど同じで、会いに行くタイミングも一緒なので分かってしまえばダレてしまうのも早かったです。
同じハズレに何回も当たってそれも楽しいっちゃ楽しいんですが、後になってくるとただ単にだるくなるような・・・。
COMMENT
細部に関してはやや不満点もあるものの、グラフィック、ゲーム性、ストーリーどれをとっても最高の出来だと思います。
グラフィックはもとより人物の感情表現は特に最高で、これほど命を吹き込まれたCGは見たことないです。
絡み合うストーリーや人物など本当によく練られた作品だと感動しました。
下手な映画よりもよっぽど笑えますし、切なくて泣けます。
前作までの登場人物の若かりし頃の話も盛りだくさんなので、シリーズのファンにとってはとても楽しめますが、私は初めての人にもシリーズをやるきっかけとして十分楽しめるゲームだと思いました。