■ストーリー 素晴らしいの一言です。 龍が如くは1が秀逸だと思っていて、 それ以降は少し惰性の感覚が拭えなかったのですが、 今回は、1を凌ぐレベルの面白さでした。 ファンだから味わえる面白さもあるのだと思いますが、 入門編としても、オススメできる作品となっています。 ■キャラクター 相変わらず、一人ひとりキャラが立っています。 単に有名俳優陣を使っているというだけではなく、 しっかりとその世界にうまいこと絡み合っていて、 龍が如くにより深みを与えてくれるキャラクターばかりでした。 今後、出てくる機会が無い?と思うと、寂しくなります。 ■真島がかっこいい 個人的に、今回の主人公は真島です。 まだ、狂気的になる前の真島で、刈上げではなく、長髪で髪を括っているスタイルで、 言動的、見た目的にも、今までで一番かっこいい真島だと思います。 最初のキャバレーでの登場シーンは、度胆を抜かれました。 え!?これがあの真島の兄さん!?って感じで。 ストーリー的にも、かなりかっこよく描かれ、今までも好きでしたが、今回はNO1だと思います。 シリーズでは、元に戻ってしまうので、 もう二度と、今回のようなかっこいい真島が見れないと思うと寂しいです。 そろそろ、あの刈上げやめてもいいのではないでしょうか…。 桐生は反対に、笑えるシーンが多かったです。いや、かっこいいシーンも多いのですが。 あと、ヒロインが可愛いです。これも作品1です。(遥には悪いけど…) 今後の絡みも、期待せざるを得ません。 ■バトルのテンポ バトルに入る時と、リザルトのテンポが、格段に良くなっています。 毎回、ここについては気になっていたので、 今までで一番大きな改変がなされていて、とてもスムーズでした。 敵を攻撃している最中に、ガンガンお金を落とす表現は、 テンポもいいし、爽快感もあるし、とても良いなと思いました。 欲を言うなら、KO演出(ネガポジ表現)は、後1秒短くしてほしいです…。 ■バブルシステム 今回のシステムで大きく違うのは、金が全てだという点です。 プレイする前は、レベルアップにもお金がかかって、 金欠になって、ストレスになるのでは…と危惧していたのですが、 むしろ逆で、ガンガンお金が溜る爽快感のほうが勝っていて、 お金を使うストレスは、ほぼありませんでした。(序盤は除く) このシステムの得に素晴らしい点は、すべてが繋がっているという点です。 というのも、今までは、たとえばサブストーリーとか、やってもやらなくても良い、 というスタンスだったと思いますが、サブストーリーをやればやるほど、 マネーゲームが有利になり、マネーゲームが有利になると、 自分にたくさん投資できて強くなれるという、すべてに無駄がありません。 ただ、バブル時代だからこそできるシステムなので、 今後のナンバリングでは無いと思うと、非常に残念で仕方ありません。 ■マネーゲーム 桐生は不動産、真島はキャバクラで金を稼ぐシステムです。 6章以降から始まるのですが、ストーリーそっちのけではまってしまいます。 とにかくやればやるほどお金が溜っていくので、中毒性が半端ないです。 最終的には、10分で10億以上稼げるようになります。(不動産の場合) 展開的にも、四天王みたいな敵がそれぞれいて、 一人ひとり倒していくという、熱い感じになっていて、楽しみながらお金を稼げます。 これのおかげで、無駄に多い店舗に意味が出たのも評価できる点です。 ■サブストーリー いつも、笑わせてもらっていますが、今回も秀逸です。 特に今回は、今後のストーリーに絡むのもちょいちょいあるので、 ファンは特に楽しめるものとなっていると思います。 もちろんナンバリングネタ以外も豊富で、ポケサー(要はミニ四駆)とか、 それだけでゲームが作れるのではっていうクオリティで楽しめました。 時代を反映した話も、いろんな意味で面白かったです。 ■お金ばらまき ある章から、お金をばらまくことで、ザコバトルを回避できます。 6章以降、クエストやカツアゲ君以外のザコバトルは、ほとんど意味がありません。 経験値がもらえるわけでもなく、お金も雀の涙ほどなので。 今までも、後になればなるほど、ザコバトルがうっとおしかったのですが、 バブルという設定とも相まって、金で解決できるのは、いいシステムだと思いました。 今後も、バブルではないものの、似たようなシステムを取り入れてほしいです。 ■カツアゲ君 カツアゲ君とは、極端に強いザコで、負けると全額持って行かれるという、 一見、恐ろしいシステムです。 ところが、攻略法が分かってしまえば、逆に利用して大金を稼げるという、 夢のようなシステムで、最終的には、カツアゲ君を見る度、心が躍ります。 (最初は恐怖の対象でしたが、180度変わります) というのも、全額持っていかれても、リベンジで取り返すことができる上、 奪われた時よりも増えてかえってきます。要は、利子の高い銀行です。 武器とヒートアクションを連発で使えば、相手に攻撃される隙を与える間もなく、 一方的で攻撃できるので、お金を降ろしたい時は、タウリナーを買い込んで、 カツアゲ君を逆にカツアゲするというのが、カツアゲ君の正しい使い方です。 ■ユキとの特別練習 キャバクラで、キャバ嬢に真島が接客練習をできるのですが、 ユキ(一人目のキャバ嬢)と行う特別練習のクオリティが高すぎます。 表情、声、会話の内容、どれをとっても秀逸で、 女の子と喋っていて楽しい感覚を味わうことが出来ました。 PS4になったことで、表現がとても豊かになったこともあり、 なんというかCGと会話している感が薄く、本当に女の子と話している感じになります。 ここだけに特化して、ドリームクラブみたいなゲームを作ってほしいと思うほどです。 ただ、クオリティが高いのはユキだけで、それ以外は微妙でした。 詳細はBADに書きます。 ■テレホンカード 今まででいうところのロッカーの鍵です。 AV女優のセクシーが写真がプリントしてあるカードを集めるのですが、 ロッカーの鍵よりも、遥かに収集意欲をそそります。 ■伝説スタイル マネーゲームをクリアすると、「堂島の龍」と「嶋野の狂犬」というスタイルが解放されます。 1を彷彿とさせるスタイルで、特に真島は、最終章にかけてのストーリーと相まって、感動を覚えます。 ■見た目 ゲームが面白すぎて、見た目を書き忘れそうになりますが、 PS4という事もあって、見た目はとても綺麗です。 ムービーはもちろん、特にメイン級のキャラは通常時も結構良く、 街は細部までくっきり描かれていて、よりリアルな世界が映えていました。 手前や奥がぼける表現や、水たまりの表現もとてもよかったです。 個人的には、西公園がとても好きで、 地面のタイルや電灯が、これ実際に見た事ある!という感じで、 海外のゲームでは味わえない感動がここにあるなと思いました。 ■二人の主人公 4で四人、5で五人と、どんどん増えていっていましたが、 今回で桐生と真島の二人になり、さみしくなったかと思えば、まったくその逆で、 二人だからこそ深みが増して、気持ちが分散しすぎる事が無く、 どっぷりと世界に浸る事が出来ました。 増やせばいいってものでもないと、教えてくれました。 ■ミニゲーム 今回で新しく入ったダンスが面白かった。 決めポーズが笑える。 ■カラオケ 相変わらず笑える。 シリーズを通して、古臭い曲を歌っていた理由もわかり、納得。 ■年齢 どうみても、20と24には見えない。 が、逆にそこが笑える。
■AV女優関連 ・喋りが棒読み うまい人もいますが、声優さんや女優さんにはかないません。 キャバクラで、ユキ以外が微妙と言った理由はここです。ひたすら寒いです。 ・表情 ヒロインに比べて作りが甘すぎて、本人の良さを出し切れていません。 特に笑顔が、作った笑顔過ぎて、もう少し凝ってほしかったなと思います。 ・イメージビデオ AV女優は、AVだからこそ輝くのであって、 イメージビデオなら、グラビアアイドルのほうが100倍いいなと思いました。 ドキドキ感よりも前に、ハラハラ感のほうが強く、素直に楽しむことはできませんでした。 AV女優の人気投票という話題作りは嫌いじゃなかったのですが、 結果的には、クオリティを下げている要因にしかなっていなかったので、 次は人気グラビアアイドルか、無理だとは思いますが女優さんでやってくれれば、 隙の無い感じになったのかなと思います。 ■キャットファイト ランブルローズみたいな感じで、エロいプロレスです。 ゲームの中でも、割と大きく取り上げられていて、 相当力が入っている感じなのですが、稼げるゲームだと紹介される割には、 運要素が強すぎて、まったく稼げません。 じゃんけんシステムは100歩譲れるとしても、 ボタン連打は、いくら連打しても、負ける時があるのは納得がいきません。 運なら、そもそも連打させるなよと思います。 というか、もっと楽に稼げる仕組みにしてほしかったです。 たとえば、お気に入りの子を育てられるようにして、資金つぎ込んで強くすれば、 最終的にほぼ無敗になって、がっぽがっぽ設けられるとか。(ダビスタ的に) 見た目のクオリティが高い割には、コンテンツとして死んでいます。 非常にもったいないなと思いました。 ■高速道路 細かい事なのですが、他の車が走っていない事に違和感を覚えます。 リアルさを追求するゲームだからこそ、余計にちゃちく感じてしまいます。 ■絶倫君 気持ち悪いです。 楽しめる人もいるのかな? スルーしてもいい場所なので、気になる人は気になるっていうレベルです。 ■テレクラ関連 ・テンポが悪い 電話を取る時の演出、最初は笑えるのですが、最終的に何度もやるので、テンポが悪いです。 また、一回にかける時間が結構長いので、ミスったときのロスが半端ないです。 (すでに攻略済みのキャラとか。違いはあるのですが、結構難しい…) ・本人当て テレクラで成功すると、本人に会えるチャンスが貰えるのですが、 時間をかけて口説いた最後に、三択的な感じで迫られます。 電話で、「赤い服で、髪はおろしているいるから間違えないでね」等、ヒントを言ってくれるのですが、 まだ、それを当てるならゲームとして成り立つのですが、 赤い服で、髪をおろしている人が三人立っているのですので、わかるわけがありません。 上にも書いたように、一回が長いので、ロスが辛いです。 どうして、こんなシステムにしたのか、理解に苦しみます。。。 テレクラ自体、かなりシビアだと思います。 最終的には、ほんの少し声を聴いただけでわかるようになりましたが、 …まあ、失敗を乗り越えて、成功をつかみ取るという楽しみは味わえたかもしれません。 ■セーブ 1の頃から変わらず長いです。 これって、なんとかならないものなのでしょうか? ■街中の移動 お約束ではありますが、相変わらず苦痛です。 CPで無限ダッシュというのはありますが、 走る速度アップというのが欲しかったです。 (大神やゼルダ無双のように、徐々に早くなるスタイル) ■クエスト発生場所 発生した後はマップに表示されますが、 発生する前は、どこで何が起こるかわかりません。 トラブルファインダーなるものがありますが、あくまでもミニマップに映らないと分かりません。 トラブルファインダー改とか用意して、 全体マップからすべてのクエスト発生場所が分かるようにしてほしいです。 どこで何が起きるかわからないワクワク感や、何かを探す楽しさは、最初しかなく、 途中から完全に作業になるので、やりこみ要素でもいいのでフォローが欲しいと思いました。 ■マネーゲームのバランス 圧倒的に、キャバクラよりも不動産のほうが稼げます。 融資?というシステムにより、お金の受け渡しができるので、大きな問題にはなりませんが、 個人的にはキャバクラで、不動産レベルに稼げたらなと思いました。 それをフォローする意味での、キャバクラクリア時の報酬100億かなとは思いますが…。 ■ビリヤード 以前の温泉卓球のようなセクシーさを期待していただけに残念。 別にゲームの部分の不満はありません。 ビリヤードに限らず、せっかくならお色気を生かしたミニゲームを増やして欲しかった。 ■武器集め とある料理屋で行う事が出来る武器集め。 運要素もあるし時間もかかるし、そもそも武器の重要度って低いし、 まったく楽しめませんでした。 もっと、じゃんじゃん集められるほうが、使おうかなという気になります。
シリーズは外伝含めて全てプレイ済み。 間違いなくシリーズ最高傑作でした。 0なんて、しょせんただのファンディスク程度だろうと舐めていましたが、 想像を遥かに超える出来に、ただただ感謝しかありません。 龍が如くは、遥あっての龍が如くだと思っていましたが、 0をクリアした今では「遥とはなんぞ」というテンションです。 最初にも書きましたが、ファンはもちろん楽しめますが、 そうでない人も、十分楽しめる作品になっていると思います。 シリーズ物の欠点として、途中から入りにくいというのがありますが、 そういった意味では、とても入りやすい「序章」かなと思います。 1への伏線が秀逸で、また1からやり直したくなりました。 特に錦…。 システム、ストーリー共に、文句なしだったのですが、 「0」だからこそ、映えた要素も多く(キャラクターの過去や、バブルという設定) ナンバリングでは使えない武器だと思うと、 これ以上面白い続編は出ないのではないかと、不安が募ります。 この不安を、あざ笑うかのような新作を期待しています。 こんなゲームを世に出してくれて、本当にありがとうございました。
GOOD!
■ストーリー
素晴らしいの一言です。
龍が如くは1が秀逸だと思っていて、
それ以降は少し惰性の感覚が拭えなかったのですが、
今回は、1を凌ぐレベルの面白さでした。
ファンだから味わえる面白さもあるのだと思いますが、
入門編としても、オススメできる作品となっています。
■キャラクター
相変わらず、一人ひとりキャラが立っています。
単に有名俳優陣を使っているというだけではなく、
しっかりとその世界にうまいこと絡み合っていて、
龍が如くにより深みを与えてくれるキャラクターばかりでした。
今後、出てくる機会が無い?と思うと、寂しくなります。
■真島がかっこいい
個人的に、今回の主人公は真島です。
まだ、狂気的になる前の真島で、刈上げではなく、長髪で髪を括っているスタイルで、
言動的、見た目的にも、今までで一番かっこいい真島だと思います。
最初のキャバレーでの登場シーンは、度胆を抜かれました。
え!?これがあの真島の兄さん!?って感じで。
ストーリー的にも、かなりかっこよく描かれ、今までも好きでしたが、今回はNO1だと思います。
シリーズでは、元に戻ってしまうので、
もう二度と、今回のようなかっこいい真島が見れないと思うと寂しいです。
そろそろ、あの刈上げやめてもいいのではないでしょうか…。
桐生は反対に、笑えるシーンが多かったです。いや、かっこいいシーンも多いのですが。
あと、ヒロインが可愛いです。これも作品1です。(遥には悪いけど…)
今後の絡みも、期待せざるを得ません。
■バトルのテンポ
バトルに入る時と、リザルトのテンポが、格段に良くなっています。
毎回、ここについては気になっていたので、
今までで一番大きな改変がなされていて、とてもスムーズでした。
敵を攻撃している最中に、ガンガンお金を落とす表現は、
テンポもいいし、爽快感もあるし、とても良いなと思いました。
欲を言うなら、KO演出(ネガポジ表現)は、後1秒短くしてほしいです…。
■バブルシステム
今回のシステムで大きく違うのは、金が全てだという点です。
プレイする前は、レベルアップにもお金がかかって、
金欠になって、ストレスになるのでは…と危惧していたのですが、
むしろ逆で、ガンガンお金が溜る爽快感のほうが勝っていて、
お金を使うストレスは、ほぼありませんでした。(序盤は除く)
このシステムの得に素晴らしい点は、すべてが繋がっているという点です。
というのも、今までは、たとえばサブストーリーとか、やってもやらなくても良い、
というスタンスだったと思いますが、サブストーリーをやればやるほど、
マネーゲームが有利になり、マネーゲームが有利になると、
自分にたくさん投資できて強くなれるという、すべてに無駄がありません。
ただ、バブル時代だからこそできるシステムなので、
今後のナンバリングでは無いと思うと、非常に残念で仕方ありません。
■マネーゲーム
桐生は不動産、真島はキャバクラで金を稼ぐシステムです。
6章以降から始まるのですが、ストーリーそっちのけではまってしまいます。
とにかくやればやるほどお金が溜っていくので、中毒性が半端ないです。
最終的には、10分で10億以上稼げるようになります。(不動産の場合)
展開的にも、四天王みたいな敵がそれぞれいて、
一人ひとり倒していくという、熱い感じになっていて、楽しみながらお金を稼げます。
これのおかげで、無駄に多い店舗に意味が出たのも評価できる点です。
■サブストーリー
いつも、笑わせてもらっていますが、今回も秀逸です。
特に今回は、今後のストーリーに絡むのもちょいちょいあるので、
ファンは特に楽しめるものとなっていると思います。
もちろんナンバリングネタ以外も豊富で、ポケサー(要はミニ四駆)とか、
それだけでゲームが作れるのではっていうクオリティで楽しめました。
時代を反映した話も、いろんな意味で面白かったです。
■お金ばらまき
ある章から、お金をばらまくことで、ザコバトルを回避できます。
6章以降、クエストやカツアゲ君以外のザコバトルは、ほとんど意味がありません。
経験値がもらえるわけでもなく、お金も雀の涙ほどなので。
今までも、後になればなるほど、ザコバトルがうっとおしかったのですが、
バブルという設定とも相まって、金で解決できるのは、いいシステムだと思いました。
今後も、バブルではないものの、似たようなシステムを取り入れてほしいです。
■カツアゲ君
カツアゲ君とは、極端に強いザコで、負けると全額持って行かれるという、
一見、恐ろしいシステムです。
ところが、攻略法が分かってしまえば、逆に利用して大金を稼げるという、
夢のようなシステムで、最終的には、カツアゲ君を見る度、心が躍ります。
(最初は恐怖の対象でしたが、180度変わります)
というのも、全額持っていかれても、リベンジで取り返すことができる上、
奪われた時よりも増えてかえってきます。要は、利子の高い銀行です。
武器とヒートアクションを連発で使えば、相手に攻撃される隙を与える間もなく、
一方的で攻撃できるので、お金を降ろしたい時は、タウリナーを買い込んで、
カツアゲ君を逆にカツアゲするというのが、カツアゲ君の正しい使い方です。
■ユキとの特別練習
キャバクラで、キャバ嬢に真島が接客練習をできるのですが、
ユキ(一人目のキャバ嬢)と行う特別練習のクオリティが高すぎます。
表情、声、会話の内容、どれをとっても秀逸で、
女の子と喋っていて楽しい感覚を味わうことが出来ました。
PS4になったことで、表現がとても豊かになったこともあり、
なんというかCGと会話している感が薄く、本当に女の子と話している感じになります。
ここだけに特化して、ドリームクラブみたいなゲームを作ってほしいと思うほどです。
ただ、クオリティが高いのはユキだけで、それ以外は微妙でした。
詳細はBADに書きます。
■テレホンカード
今まででいうところのロッカーの鍵です。
AV女優のセクシーが写真がプリントしてあるカードを集めるのですが、
ロッカーの鍵よりも、遥かに収集意欲をそそります。
■伝説スタイル
マネーゲームをクリアすると、「堂島の龍」と「嶋野の狂犬」というスタイルが解放されます。
1を彷彿とさせるスタイルで、特に真島は、最終章にかけてのストーリーと相まって、感動を覚えます。
■見た目
ゲームが面白すぎて、見た目を書き忘れそうになりますが、
PS4という事もあって、見た目はとても綺麗です。
ムービーはもちろん、特にメイン級のキャラは通常時も結構良く、
街は細部までくっきり描かれていて、よりリアルな世界が映えていました。
手前や奥がぼける表現や、水たまりの表現もとてもよかったです。
個人的には、西公園がとても好きで、
地面のタイルや電灯が、これ実際に見た事ある!という感じで、
海外のゲームでは味わえない感動がここにあるなと思いました。
■二人の主人公
4で四人、5で五人と、どんどん増えていっていましたが、
今回で桐生と真島の二人になり、さみしくなったかと思えば、まったくその逆で、
二人だからこそ深みが増して、気持ちが分散しすぎる事が無く、
どっぷりと世界に浸る事が出来ました。
増やせばいいってものでもないと、教えてくれました。
■ミニゲーム
今回で新しく入ったダンスが面白かった。
決めポーズが笑える。
■カラオケ
相変わらず笑える。
シリーズを通して、古臭い曲を歌っていた理由もわかり、納得。
■年齢
どうみても、20と24には見えない。
が、逆にそこが笑える。
BAD/REQUEST
■AV女優関連
・喋りが棒読み
うまい人もいますが、声優さんや女優さんにはかないません。
キャバクラで、ユキ以外が微妙と言った理由はここです。ひたすら寒いです。
・表情
ヒロインに比べて作りが甘すぎて、本人の良さを出し切れていません。
特に笑顔が、作った笑顔過ぎて、もう少し凝ってほしかったなと思います。
・イメージビデオ
AV女優は、AVだからこそ輝くのであって、
イメージビデオなら、グラビアアイドルのほうが100倍いいなと思いました。
ドキドキ感よりも前に、ハラハラ感のほうが強く、素直に楽しむことはできませんでした。
AV女優の人気投票という話題作りは嫌いじゃなかったのですが、
結果的には、クオリティを下げている要因にしかなっていなかったので、
次は人気グラビアアイドルか、無理だとは思いますが女優さんでやってくれれば、
隙の無い感じになったのかなと思います。
■キャットファイト
ランブルローズみたいな感じで、エロいプロレスです。
ゲームの中でも、割と大きく取り上げられていて、
相当力が入っている感じなのですが、稼げるゲームだと紹介される割には、
運要素が強すぎて、まったく稼げません。
じゃんけんシステムは100歩譲れるとしても、
ボタン連打は、いくら連打しても、負ける時があるのは納得がいきません。
運なら、そもそも連打させるなよと思います。
というか、もっと楽に稼げる仕組みにしてほしかったです。
たとえば、お気に入りの子を育てられるようにして、資金つぎ込んで強くすれば、
最終的にほぼ無敗になって、がっぽがっぽ設けられるとか。(ダビスタ的に)
見た目のクオリティが高い割には、コンテンツとして死んでいます。
非常にもったいないなと思いました。
■高速道路
細かい事なのですが、他の車が走っていない事に違和感を覚えます。
リアルさを追求するゲームだからこそ、余計にちゃちく感じてしまいます。
■絶倫君
気持ち悪いです。
楽しめる人もいるのかな?
スルーしてもいい場所なので、気になる人は気になるっていうレベルです。
■テレクラ関連
・テンポが悪い
電話を取る時の演出、最初は笑えるのですが、最終的に何度もやるので、テンポが悪いです。
また、一回にかける時間が結構長いので、ミスったときのロスが半端ないです。
(すでに攻略済みのキャラとか。違いはあるのですが、結構難しい…)
・本人当て
テレクラで成功すると、本人に会えるチャンスが貰えるのですが、
時間をかけて口説いた最後に、三択的な感じで迫られます。
電話で、「赤い服で、髪はおろしているいるから間違えないでね」等、ヒントを言ってくれるのですが、
まだ、それを当てるならゲームとして成り立つのですが、
赤い服で、髪をおろしている人が三人立っているのですので、わかるわけがありません。
上にも書いたように、一回が長いので、ロスが辛いです。
どうして、こんなシステムにしたのか、理解に苦しみます。。。
テレクラ自体、かなりシビアだと思います。
最終的には、ほんの少し声を聴いただけでわかるようになりましたが、
…まあ、失敗を乗り越えて、成功をつかみ取るという楽しみは味わえたかもしれません。
■セーブ
1の頃から変わらず長いです。
これって、なんとかならないものなのでしょうか?
■街中の移動
お約束ではありますが、相変わらず苦痛です。
CPで無限ダッシュというのはありますが、
走る速度アップというのが欲しかったです。
(大神やゼルダ無双のように、徐々に早くなるスタイル)
■クエスト発生場所
発生した後はマップに表示されますが、
発生する前は、どこで何が起こるかわかりません。
トラブルファインダーなるものがありますが、あくまでもミニマップに映らないと分かりません。
トラブルファインダー改とか用意して、
全体マップからすべてのクエスト発生場所が分かるようにしてほしいです。
どこで何が起きるかわからないワクワク感や、何かを探す楽しさは、最初しかなく、
途中から完全に作業になるので、やりこみ要素でもいいのでフォローが欲しいと思いました。
■マネーゲームのバランス
圧倒的に、キャバクラよりも不動産のほうが稼げます。
融資?というシステムにより、お金の受け渡しができるので、大きな問題にはなりませんが、
個人的にはキャバクラで、不動産レベルに稼げたらなと思いました。
それをフォローする意味での、キャバクラクリア時の報酬100億かなとは思いますが…。
■ビリヤード
以前の温泉卓球のようなセクシーさを期待していただけに残念。
別にゲームの部分の不満はありません。
ビリヤードに限らず、せっかくならお色気を生かしたミニゲームを増やして欲しかった。
■武器集め
とある料理屋で行う事が出来る武器集め。
運要素もあるし時間もかかるし、そもそも武器の重要度って低いし、
まったく楽しめませんでした。
もっと、じゃんじゃん集められるほうが、使おうかなという気になります。
COMMENT
シリーズは外伝含めて全てプレイ済み。
間違いなくシリーズ最高傑作でした。
0なんて、しょせんただのファンディスク程度だろうと舐めていましたが、
想像を遥かに超える出来に、ただただ感謝しかありません。
龍が如くは、遥あっての龍が如くだと思っていましたが、
0をクリアした今では「遥とはなんぞ」というテンションです。
最初にも書きましたが、ファンはもちろん楽しめますが、
そうでない人も、十分楽しめる作品になっていると思います。
シリーズ物の欠点として、途中から入りにくいというのがありますが、
そういった意味では、とても入りやすい「序章」かなと思います。
1への伏線が秀逸で、また1からやり直したくなりました。
特に錦…。
システム、ストーリー共に、文句なしだったのですが、
「0」だからこそ、映えた要素も多く(キャラクターの過去や、バブルという設定)
ナンバリングでは使えない武器だと思うと、
これ以上面白い続編は出ないのではないかと、不安が募ります。
この不安を、あざ笑うかのような新作を期待しています。
こんなゲームを世に出してくれて、本当にありがとうございました。