【PS3】Hard Corps:Uprising(ハードコア アップライジング)
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-03-17 |
価格 | 1500円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
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タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:2Dアクションシューティング ■ プレイ人数:1〜2人 |
- 総合ポイント
- 68
- (難易度)
- 4.67
- レビュー数
- 3
スコアチャート
GOOD!
※まず初めに。タイトルこそ違いますが、このゲームは魂斗羅シリーズの流れを汲む作品です。コナミからのリリースですが、製作はギルティギアシリーズ等で知られるアークシステムワークスが行っています。
・鬼畜難易度。死んで覚えろと言わんばかりの初見殺しが満載なところはいかにも魂斗羅らしい。やればやるほど上手くなる実感が味わえます。
・難易度は高いですが、それに対するフォローがきちんと用意されています。通常のアーケードモードとは別に、育成要素の付加されたライジングモードが搭載されており、稼いだスコアで自キャラを強化出来るため、ヌルゲーマーでも安心の設計。ステージの内容は両モードで共通のため、ライジングでパターンを覚えて自信がついたらアーケードに挑戦、というステップアップも可能です。コアゲーマーだけでなく、幅広い層に訴求出来る仕様は好印象。
・全8ステージ構成ですが、各ステージのバリエーションが多彩でギミックも豊富。ボスも個性が強いので、似たようなシチュエーションが延々と続いて漫然とプレイするようなことがないです。1ステージが結構長いので満足感もあります。
・BGMはへヴィなギターサウンドがメインで格好いいです。サウンドはアークの石渡大輔氏が担当しており、ギルティやブレイブルーで氏のファンになった自分にとってはそれだけでも買いでした。
・グラフィックは2Dのドット絵とポリゴンの混合になっています。ドット絵はなかなかの書き込みと動きでクオリティが高いです。1500円とは思えないですね。
BAD/REQUEST
・OPムービーでは4人がカッコよくドンパチしていますが、いざゲームを始めると実際に使えるのは2人だけです。残りはどうしたって?はい。DLCなんですね(1人につき300円)。さすがにこれはちょっと……。初期キャラ2人+DLCキャラ3人となっていますが、ここは初期4人+DLC1人にして欲しかったですね。
・ステージ開始前のローディングが長く、かなり待たされます。とはいえ開始してしまえばロードは一切ないので許容範囲ですが。
・R2とL2ボタンのレスポンスが少し悪い気がしました。深く押し込んだ時点で反応するという感じで、咄嗟の時に反応が遅れることがありました。
COMMENT
・値段の割に非常に完成度が高い作品だと感じました。アーケードモードの難易度に悶絶するのもよし、ライジングモードでゆるーくプレイしながらキャラ育成に励むもよしで、プレイに幅があるのが嬉しいですね。総じて満足です。
・オンラインに対応しており、アーケードモード・ライジングモードのどちらでも二人Co-opが可能です。
・ちなみにゲーム内容は魂斗羅ですが、キャラクターや世界観はかなり今風の味付けです。グロいエイリアン共をミンチにしてヒャッハーという要素は皆無ですし、主人公はマッチョ軍人ではなくイケメンの兄ちゃんです。シリーズ特有の『真面目にやってるのに馬鹿っぽい』というノリもあまり感じませんでした。そういったものを求めていると肩透かしを食らうかもしれません。