修羅場ホラー的な物語はゲームとしては珍しいと思います。 悪夢をパズルアクションで表現しているところも独創的かつ上手くできていると感じました。 グラフィックはキレイで通常のイベントシーンもアニメをみているような感覚で見れます。サウンド面では音楽も場面の雰囲気に合っています。また、声優さんの演技もばっちりです。 物語はプレイヤーの性別やその人の年齢、恋愛感などでも感じ方は違うと思いますが、私は非常に楽しめました。主人公と同じような恋愛がらみのテンパリ気分を味わったことがあれば、さらにどっぷりと感情移入して胃が痛くなるような展開とちょっと間抜けで笑える展開を楽しめるかと思います。 アクションパートはブロックを階段状になるように動かし、ゴールを目指して登ることが基本となります。そこに時間とともに崩れ落ちていく足場、プレイヤーを追いかけてくる巨大な化け物、特殊効果のあるブロック、プレイヤーの邪魔をする敵キャラクターが加わる為、素早い判断と操作が必要になります。そういった意味では、ストーリーモードは単なるパズルではなく、パズルアクションとでも言ったらいいのかなという感じです。 そして、これがとても面白かったです。 こういった種類のパズル系ゲームに熱中したのはファミコンで初めてロードランナーをプレイした時以来だと思います。 単純なゲームではあるのですが、比較的時間をかけて考させられるパズルとしての難易度が高いステージやパズルとしての難易度は低いが化け物からの攻撃が激しく反射的に素早く操作して逃げていかなければならないステージなど、そのステージによって趣向が違います。 難易度としては普段パズルゲームをプレイしない私の場合、イージーモードでもクリアまでに数十回死にました。最後の方のステージでは1ステージで10〜30回程度死ぬステージもありました。 ちなみにイージーモードでは「一手戻る」の機能が使えるので、間違えたブロックの動かし方をしたためにもう進めないという状況はかなり回避できます。それでもこれだけ死ねるのだから難易度は高めと言えると思います。 ボリュームとしてはプレイ中は早くエンディングを見たいと思った反面、終わってしまうともう少し楽しみたかったという感じもする程度でした。私の場合クリアまでに16〜17時間程度かかりました。よく言えば腹八分目でもう少し食べたいくらいで終わりにするのがちょうど良いといった感じでしょうか。 ただ、バベルモードなどにどの程度のめり込めるか、全てのエンディングを見るまで何週もするかで感じ方は変わるかもしれません。 私の場合、良いのか悪いのか感情移入できたがゆえ、1週目で自分の理想と思えるエンディングを迎えてしまったため、逆に悪いエンディングになるようなプレイをしたくない・見たくないという感覚になってしまいました。そのため2週目に突入するのを躊躇しています。
難易度が高いです。それ自体が悪いとは思いませんし、私は死にまくりのイージーモードを楽しめましたが、世間が抱くイージーモードの難易度イメージとはズレがあると思います。あれをイージーとするなら、ベリーイージーやベリーベリーイージーぐらいあっても良い感じです。 プレイヤーがブロックの裏側に回ったときに位置を確認し難いです。また、そのときの操作性が悪いです。 ストーリーモード以外のモードをオンラインマルチプレイ対応にして欲しかったです。 残念ながら私の場合、オフラインでマルチプレイできる機会は少ないです。 オンラインマルチに対応しているかどうかで、ストーリーモードクリア後の楽しめる時間が大きく変わると思います。 お腹いっぱい楽しみたいという人にはややボリュームが少ないと感じるかもしれません。
全体として良作と感じました。かなり集中して一気にプレイしてしまいました。 慣れてきて素早く登っていけるようになると更に楽しいです。 あとはオンラインマルチに対応してくれさえすればお腹いっぱい遊べると思います。 そこが惜しいです。 比較的短時間で一つの作品を最後まで楽しみたいという人には向いていると思います。 ただ、面白いと感じるかどうかは最終的には個人の嗜好によると思いますので、購入を検討している方は体験版のプレイとPVの視聴をお勧めします。 50インチフルHDTV使用、フロント5.1chスピーカー使用
GOOD!
修羅場ホラー的な物語はゲームとしては珍しいと思います。
悪夢をパズルアクションで表現しているところも独創的かつ上手くできていると感じました。
グラフィックはキレイで通常のイベントシーンもアニメをみているような感覚で見れます。サウンド面では音楽も場面の雰囲気に合っています。また、声優さんの演技もばっちりです。
物語はプレイヤーの性別やその人の年齢、恋愛感などでも感じ方は違うと思いますが、私は非常に楽しめました。主人公と同じような恋愛がらみのテンパリ気分を味わったことがあれば、さらにどっぷりと感情移入して胃が痛くなるような展開とちょっと間抜けで笑える展開を楽しめるかと思います。
アクションパートはブロックを階段状になるように動かし、ゴールを目指して登ることが基本となります。そこに時間とともに崩れ落ちていく足場、プレイヤーを追いかけてくる巨大な化け物、特殊効果のあるブロック、プレイヤーの邪魔をする敵キャラクターが加わる為、素早い判断と操作が必要になります。そういった意味では、ストーリーモードは単なるパズルではなく、パズルアクションとでも言ったらいいのかなという感じです。
そして、これがとても面白かったです。
こういった種類のパズル系ゲームに熱中したのはファミコンで初めてロードランナーをプレイした時以来だと思います。
単純なゲームではあるのですが、比較的時間をかけて考させられるパズルとしての難易度が高いステージやパズルとしての難易度は低いが化け物からの攻撃が激しく反射的に素早く操作して逃げていかなければならないステージなど、そのステージによって趣向が違います。
難易度としては普段パズルゲームをプレイしない私の場合、イージーモードでもクリアまでに数十回死にました。最後の方のステージでは1ステージで10〜30回程度死ぬステージもありました。
ちなみにイージーモードでは「一手戻る」の機能が使えるので、間違えたブロックの動かし方をしたためにもう進めないという状況はかなり回避できます。それでもこれだけ死ねるのだから難易度は高めと言えると思います。
ボリュームとしてはプレイ中は早くエンディングを見たいと思った反面、終わってしまうともう少し楽しみたかったという感じもする程度でした。私の場合クリアまでに16〜17時間程度かかりました。よく言えば腹八分目でもう少し食べたいくらいで終わりにするのがちょうど良いといった感じでしょうか。
ただ、バベルモードなどにどの程度のめり込めるか、全てのエンディングを見るまで何週もするかで感じ方は変わるかもしれません。
私の場合、良いのか悪いのか感情移入できたがゆえ、1週目で自分の理想と思えるエンディングを迎えてしまったため、逆に悪いエンディングになるようなプレイをしたくない・見たくないという感覚になってしまいました。そのため2週目に突入するのを躊躇しています。
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難易度が高いです。それ自体が悪いとは思いませんし、私は死にまくりのイージーモードを楽しめましたが、世間が抱くイージーモードの難易度イメージとはズレがあると思います。あれをイージーとするなら、ベリーイージーやベリーベリーイージーぐらいあっても良い感じです。
プレイヤーがブロックの裏側に回ったときに位置を確認し難いです。また、そのときの操作性が悪いです。
ストーリーモード以外のモードをオンラインマルチプレイ対応にして欲しかったです。
残念ながら私の場合、オフラインでマルチプレイできる機会は少ないです。
オンラインマルチに対応しているかどうかで、ストーリーモードクリア後の楽しめる時間が大きく変わると思います。
お腹いっぱい楽しみたいという人にはややボリュームが少ないと感じるかもしれません。
COMMENT
全体として良作と感じました。かなり集中して一気にプレイしてしまいました。
慣れてきて素早く登っていけるようになると更に楽しいです。
あとはオンラインマルチに対応してくれさえすればお腹いっぱい遊べると思います。
そこが惜しいです。
比較的短時間で一つの作品を最後まで楽しみたいという人には向いていると思います。
ただ、面白いと感じるかどうかは最終的には個人の嗜好によると思いますので、購入を検討している方は体験版のプレイとPVの視聴をお勧めします。
50インチフルHDTV使用、フロント5.1chスピーカー使用