【PS3】アサシン クリード ブラザーフッド
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-12-09 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(スペシャルエディション版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:6〜8人) 【アサシン クリード ブラザーフッド スペシャルエディション】 ■ 発売日:2011/08/04 ■ 価格:3,990円 本編及び追加ダウンロードコンテンツと同内容です。 |
GOOD!
シリーズを通してストーリーが素晴らしい。
実際の歴史に基づいてつくられており、アサシンである主人公エツィオの活躍・展開はとても魅力的です。
今作の舞台となる15世紀のルネッサンス期のローマは、コロッセオなど日本人にも知られている観光名所が登場しているので、当時のローマの雰囲気を味わえます。
ダヴィンチの戦闘兵器を操作するイベントでは、戦闘の演出も派手で、爽快感抜群。
今作の新要素であるアサシンギルドは便利。
弟子に頼めば、自分の代わりに暗殺してくれたり、「矢の嵐」で目の前の多勢の敵を射殺してくれたりと、働いてくれます。
経験を積ませれば、装備も充実し、服装も変わります。
グラフィックは前作の2よりもさらに綺麗になりました。
ローマの建築物にある石造りのザラザラした質感や、草木が生えて朽ち果てた脆さにはとてもリアルティがあります。
また、登場する住民の動作もより豊かになりました。
水場にしゃがみ込んでのんびり過ごす女性や、でんぐり返しして芸を披露する青年、情熱的な愛の告白をしているアベックなど、個性豊かになりました。
豊富なやりこみ要素。
前作にもあった旗集めや宝箱探しに加え、バーチャルトレーニングやギルドチャレンジなど新しい要素も追加。
塔破壊後にできる、ローマ市内の店舗の復興も投資した分だけ、ノーリスク・ハイリターンでお金がジャンジャン手に入ります。
それらのクリア特典もちゃんと用意されています。
新しい武器にクロスボウが追加。
投げナイフよりも遠くの敵を瞬殺でき、ピストルとは違いステルスキル(こっそり敵を殺すこと)もできます。
前作に比べて、剣やナイフによるカウンター攻撃がやりやすくなりました。
若干面倒だった近接戦闘が、少し楽になっています。
街中どこでも、馬で移動することができるようになりました。
いつでも馬を呼べるようになったので、移動がかなり楽に。
他にも前作にあった、オートセーブ機能、音声設定(日本語・英語・イタリア語)が今作にもあります。
BAD/REQUEST
活動する場所(都市)は基本的にローマだけ。
それ以外の都市も登場してはいますが、特定のミッションでしか行けません。
新要素のアサシンギルドですが、戦闘中での「体力の回復」とか、弟子の技能や個性にもっとバリエーションが欲しかった。
戦闘や暗殺も、基本的に弟子に頼らなくても、自力でクリアできてしまいます。
「フルシンクロ条件」と呼ばれる特殊条件を満たさないと、100%でのミッションクリアができなくなりました(満たさずにクリアしたら50%)
特殊条件の中には、ノーダメージクリアや制限時間内でのクリア、特定の武器のみ使用など、条件がかなりシビアなものもあります。
これのせいで、プレイの自由度が下がってしまい、楽しさがいくらか減りました。
条件を満たさなくてもクリアするだけなら大して難しくはないのですが、やりこみを目指す方にはかなりの障害に。
煙幕の最大所持数がたったの3つ。
前作でもたった3つだけで不便でしたが、残念ながら今作も3つで不便。
やりこみ要素の1つである旗集めですが、そのうちのほんの数本の旗の位置が、かなり分かりづらい場所にあります。
特定のサブミッションのみで訪れる場所にあったりするので、攻略サイトを参照しないと難しい。
とあるサブミッションで操作する乗り物の操作がかなり難しい。
操作にはかなり慣れが必要な上に、このサブミッションのフルシンクロ条件は「被弾するな」というかなりのキツさ。
エリア内の進入不可を示す半透明の壁が、かなり近寄らないと表示されない。
前作まではある程度離れていても表示されていたのですが、今作ではこれのせいで間違って侵入してしまうこともしばしば。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用
アサシンクリードシリーズは1、ブラッドライン、2をプレイ済みです。
(2と今作はスペシャルエディション版を購入)
オンラインは未プレイです。
前作である2ほどではありませんが、今作も面白かったです。
システムの基本的な内容は2でかなり進化したこともあり、今作は「2のシステムにいくらかプラスした出来」といった内容です。
「フルシンクロ条件」さえ無ければ、もっと評価が上がっていましたが、シリーズを通してプレイしている方なら、今作も楽しめます。
前作をプレイした方、アサシンクリードシリーズが好きな方にオススメ。
ストーリーは1から通して繋がっているので、まずは1からプレイすることを強くオススメします。
これから今作をプレイされる方は、現在発売されているスペシャルエディション版をどうぞ。