【PS4】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2019-01-11 |
価格 | 6156円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 犯罪 言葉・その他 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:「正義」を貫き通すRPG ■ プレイ人数:1人(バトル時1~4人) |

- 総合ポイント
- 87
- (難易度)
- 2.38
- レビュー数
- 8
スコアチャート
GOOD!
▪100年先も通用する美麗なグラフィック
Xboxで当時遊んだ時、こんな綺麗なゲームが存在するのかと驚いたくらいです。マイクロソフトが大量に金をつぎ込んで作った超技術でロストテクノロジー扱いされることすらある。
あれから時間が経っているので、キャラクターの動きは人形遊びみたいな感じは流石にあります笑
しかしながら空気感や光の感じは未だ変わらず最高ですね。
リマスターということもあり更に綺麗になってて嬉しかったです。
▪戦闘が良い
共闘感ならテイルズのリニアモーションバトルシステムを超えるARPGは無いですね。断言出来ます。
その中でもヴェスペリアはGfやBと比べ比較的もっさり感があります。
スキルを獲得していき戦闘スピードを上げていくのが肝です。
これがスキルや技が増えると楽しくて楽しくて。展開が早過ぎて目では具体的に追えないけど、どこで何してるか大体わかるって言うのがやってて爽快ですね。
PS4は地味な戦闘のゲームが多いので激しい戦闘を楽しみたいならやはりテイルズに限る。いや限るとはいっても人によるし、探せばさすがに他にもあると思いますけど。
▪ストーリーが理想的
展開自体は王道なんだけど、設定は捻りがあるという一番理想的な奴。基本的に世の中にある物語(本や映画も含む)はほぼ全て成長譚です。確か7割くらいだったかな?調べりゃ出てくると思うんですが。
まぁヴェスペリアはテーマこそ信念や正義などありますが、
例外なく成長譚です。しかし特殊なのが、主人公ユーリと親友フレンは既に成長していて自分の信念を持っています。
権利や腐敗した法律が民を苦しめる理不尽な世界で、登場キャラクター達は信念ある主人公ユーリや親友フレンに触れて、自分が本当に正しいと思うことや、やりたいことを見つけたり、考えなかった事を考えるようになったりします。
成長譚だけど、主人公が成長というより登場キャラクターを成長させる方が多いというのはなかなか面白い。
展開こそ少しくらいは先が読める様な行動動機を持った敵キャラが多いですけど、世界観の縁に散りばめられた伝承の存在などが関与してくると少し捻りが加わってくる。
先が読める展開をいくらか繰り返したところに爆弾を落とすようなやり方は好きですねぇ。世界観の使い方を分かってる。設定が死んでない。
▪キャラクターが人気
主人公ユーリ、親友のフレン、エステルとかリタとかレイヴンとか人気キャラばかりですね。ゲーム関連調べると出てくるのばかり。女性人気も凄まじい。
やはりヴェスペリアは伝説のタイトルだけありキャラクターの質が保証されている。スキットというキャラクターが会話する要素もフルボイスに加え大ボリュームの収録になっているので、愛着も湧く。
▪快適性
権利が絡むため過去では使えたケロロ軍曹の衣装などはさすがに入ってないが、最初からPS3版のほぼ全てのDLCが入っています。
中には一気にレベルを低難易度クリア目安程度まで上げられるようなものもあったり。そしてロードも爆速、セーブも早い。快適です。
▪音楽はそこそこ良い
最高の曲はいくつかありますが、総合的には「良い」で終わりです。
ちなみに最高の曲は、有名なゲームソングですが鐘を鳴らして、更にはエンディングテーマ、ラスボス戦の曲全部とソードダンサー。特にソードダンサーは桜庭節が炸裂した神曲だった。
BAD/REQUEST
▪バウル
バウルと言う飛行機的な動物。フィールドで呼び出せない狭い場所が多すぎ。しかしそういう所に限って敵の湧きがだるい。あとR3かL3のお仕込みで呼び出しなんだけど、これも判定が謎でたまに呼び出せない。
▪ラピードレースのトロフィーが理不尽
あんなのほとんど運ゲーですわ。極めりゃそりゃ法則が見えるだろうけどミニゲームにそんな疲れてまで練習したくない。
▪図鑑コンプが鬼すぎる。
やらなきゃいいじゃんとかいう人もいるけど、トロフィーにされてる。じゃあトロフィー取らなきゃいいじゃんとか言う人もいるけど、そもそも達成感より疲れが勝るものをトロフィーにすんなって話です。ウサミミギルドという称号コンプトロフィーも図鑑コンプ称号前提なので、ヤバすぎる。
ヴェスペリアは1000を余裕で超えるアイテムがあるし、半端な人が出来る要素じゃないなぁ。
攻略サイトの情報も細かくはあやふやで、ちょっと見れたもんじゃない。自力でやるには時限制アイテムが多いし、フラグ発見も不可能に近いものはいくつもあります。ストーリーの進行中に明らかに逆方向に行くととあるキャラクターに会えるとか。誰が思いつくんでしょうかね。
隠し要素はバンザイですが、トロフィーにされるとダルいんだよなぁ。
▪ありじごくにん
サブイベントだげで現れるキャラクターですが、完全に舐めきってる態度で殺意が湧きます笑
こいつは嫌いだなぁ、アイテムを要求してくるけどお返しはゴミみたいなグミだけなので……
まぁめちゃくちゃ数多くあるサブイベントのひとつにここまで言う人も珍しいと思いますけど。
COMMENT
元から評価が高いの知ってる人が殆どでしょうけど、改めて傑作と言えますね。
まぁとにかく隙がない。ゲーム性にも物語にも、最近はマシンスペック活かす為の側だけのスカスカゲーや気を衒ってコケるような1番情けない作品も増えてます。
そんな時代に言えることは、やるべき事をやるだけでゲームは傑作になれるってことですね。ヴェスペリアがいい例でしょ実際。最後まで真面目な作品は当然の好印象です。