<スピード感と爽快なゲーム性> ブーストを使って回り込み、AR(スローモーション)で弱点を突く・・・といった豪快&爽快なアクションが可能。TPSとしては珍しいゲーム性だと感じた。決して目新しいシステムではないが、高い次元で上手く纏めてあり完成度が高い。使いこなせてくると如何に”格好良く魅せるか”に拘ってプレイできるなど奥深さがあるのも◎。 <ハイテンションなゲーム展開> とにかくテンションが高い。様々な敵ロボットやオブジェクトが至るところで爆発・炎上しており、そんな中をかいくぐってゲームが進行する。否が応でもテンションが上がる。一部を除いてずっとそんな感じだからスゴい。 <非常に幅のある攻略性> 雑魚キャラの倒し方一つとっても「弱点をつぶして撃破」「相手の打ってくるミサイルを撃って巻き込み」「頭部を破壊して無力化」など様々な攻略法があり奥深い。ARを駆使することでそういった攻略に気づくこともあり、システムと攻略性が上手く合致していると思う。「ここはEMP(特殊ボム)を投げておくと楽」など思わぬ解法が存在することもあり、古き良きゲームの攻略性を感じた。 <迫力のボス戦> 圧倒的な大きさと迫力で迫ってくるボス戦が用意されており、ただデカいだけでなく、きちんと攻略ロジックがあるため闘っていて非常に面白い。もちろんその攻略にはAR&ブーストを駆使する必要もあり(駆使しない解法もある)前述のようにシステムとゲーム性がしっかり噛み合っている結果だと思う。ボスについては悪い点も・・・(後述)
<ボス級の敵キャラの少なさ> 良い点であげたボス戦はアルゴスという最初のボス戦なのだが、アルゴス以上のボスがいない。全編通してボス戦は5〜6箇所あるが、アルゴス以降は変化球なボスばかりで迫力に欠け、そして戦略性にも欠けるという残念っぷり。最初のボスがもっとも白熱するボス戦というのは如何なものか。アルゴス戦を終え「こんなボス戦が今後も続くのか〜!」と誰もが期待し、そして肩すかしを食らうことに。 <盛り上がらないストーリー> これは皆さんも指摘されているとおり。良い点で「ハイテンション」と評価したゲームプレイとは対照的に「盛り上がらず稚拙な」シナリオが非常に残念。奇をてらわず王道でいいのに・・・。さらには決着のつかない結末には閉口した。続編への展開が明白ならまだしも、未知数であるにも関わらずこのような尻切れトンボでは酷いと言わざるを得ない。 <やりこみ要素のなさ> クリア特典が皆無で難易度が追加されるだけ。クリアタイムのやりこみはあるものの、あまりにも乏しい。新たな武器のアンロックや弾無限・ブースト無限など、特典要素はいくらでも考えられるだけに勿体ない。 <長く遊ばせる工夫がゼロ> 上記にも関連するが、本ゲームはオンライン対戦などは皆無。それ自体悪いとは思わないが「長く所持していたい」と思わせる工夫がなく、勿体ないと感じた。例えばチャレンジモードのクエストを月1回でも配信するなど、ネットワークにつながっている利点を活かした展開があれば良かった。 <シャープさに欠けるグラフィック> 決して見劣りするレベルではないが、輪郭が太くぼやっとした印象をうけるグラフィックが個人的に気になった。画面上1/4ぐらいをハーフトーンの白色で覆って「空のまぶしさ」を表現しているのも気になった。(ベヨネッタでも同じ効果を使用しておりプラチナゲームズの伝統??)
新規タイトルながら、高い完成度をもっていることに凄みを感じた。発売前から高い期待をもっていたが、それをきちんと超える出来映え。ハイスピード・アクション・TPSとでも言うべきジャンルで、いままでに類を見ないゲームだと思う。それだけに「もっとこうしていれば・・・!」と思える箇所が余計に悔やまれる。売上が芳しくないようなので続編は期待できなさそうだが・・・バージョンアップできる要素が散見できるだけに、この作品のイズムを引き継いだタイトルが後発されることを期待したい。 40インチ液晶TV・サラウンド環境でプレイ
GOOD!
<スピード感と爽快なゲーム性>
ブーストを使って回り込み、AR(スローモーション)で弱点を突く・・・といった豪快&爽快なアクションが可能。TPSとしては珍しいゲーム性だと感じた。決して目新しいシステムではないが、高い次元で上手く纏めてあり完成度が高い。使いこなせてくると如何に”格好良く魅せるか”に拘ってプレイできるなど奥深さがあるのも◎。
<ハイテンションなゲーム展開>
とにかくテンションが高い。様々な敵ロボットやオブジェクトが至るところで爆発・炎上しており、そんな中をかいくぐってゲームが進行する。否が応でもテンションが上がる。一部を除いてずっとそんな感じだからスゴい。
<非常に幅のある攻略性>
雑魚キャラの倒し方一つとっても「弱点をつぶして撃破」「相手の打ってくるミサイルを撃って巻き込み」「頭部を破壊して無力化」など様々な攻略法があり奥深い。ARを駆使することでそういった攻略に気づくこともあり、システムと攻略性が上手く合致していると思う。「ここはEMP(特殊ボム)を投げておくと楽」など思わぬ解法が存在することもあり、古き良きゲームの攻略性を感じた。
<迫力のボス戦>
圧倒的な大きさと迫力で迫ってくるボス戦が用意されており、ただデカいだけでなく、きちんと攻略ロジックがあるため闘っていて非常に面白い。もちろんその攻略にはAR&ブーストを駆使する必要もあり(駆使しない解法もある)前述のようにシステムとゲーム性がしっかり噛み合っている結果だと思う。ボスについては悪い点も・・・(後述)
BAD/REQUEST
<ボス級の敵キャラの少なさ>
良い点であげたボス戦はアルゴスという最初のボス戦なのだが、アルゴス以上のボスがいない。全編通してボス戦は5〜6箇所あるが、アルゴス以降は変化球なボスばかりで迫力に欠け、そして戦略性にも欠けるという残念っぷり。最初のボスがもっとも白熱するボス戦というのは如何なものか。アルゴス戦を終え「こんなボス戦が今後も続くのか〜!」と誰もが期待し、そして肩すかしを食らうことに。
<盛り上がらないストーリー>
これは皆さんも指摘されているとおり。良い点で「ハイテンション」と評価したゲームプレイとは対照的に「盛り上がらず稚拙な」シナリオが非常に残念。奇をてらわず王道でいいのに・・・。さらには決着のつかない結末には閉口した。続編への展開が明白ならまだしも、未知数であるにも関わらずこのような尻切れトンボでは酷いと言わざるを得ない。
<やりこみ要素のなさ>
クリア特典が皆無で難易度が追加されるだけ。クリアタイムのやりこみはあるものの、あまりにも乏しい。新たな武器のアンロックや弾無限・ブースト無限など、特典要素はいくらでも考えられるだけに勿体ない。
<長く遊ばせる工夫がゼロ>
上記にも関連するが、本ゲームはオンライン対戦などは皆無。それ自体悪いとは思わないが「長く所持していたい」と思わせる工夫がなく、勿体ないと感じた。例えばチャレンジモードのクエストを月1回でも配信するなど、ネットワークにつながっている利点を活かした展開があれば良かった。
<シャープさに欠けるグラフィック>
決して見劣りするレベルではないが、輪郭が太くぼやっとした印象をうけるグラフィックが個人的に気になった。画面上1/4ぐらいをハーフトーンの白色で覆って「空のまぶしさ」を表現しているのも気になった。(ベヨネッタでも同じ効果を使用しておりプラチナゲームズの伝統??)
COMMENT
新規タイトルながら、高い完成度をもっていることに凄みを感じた。発売前から高い期待をもっていたが、それをきちんと超える出来映え。ハイスピード・アクション・TPSとでも言うべきジャンルで、いままでに類を見ないゲームだと思う。それだけに「もっとこうしていれば・・・!」と思える箇所が余計に悔やまれる。売上が芳しくないようなので続編は期待できなさそうだが・・・バージョンアップできる要素が散見できるだけに、この作品のイズムを引き継いだタイトルが後発されることを期待したい。
40インチ液晶TV・サラウンド環境でプレイ