PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

PS3版をプレイしましたが、PS3というハードでフリーズや処理落ち無しにこれほどまでのグラフィックを実現出来たのかと驚きました。
特に雪の表現に関しては実写ではないかと思うほどに表現が細かいです。
個人的にはこの高水準のグラフィックそのものがノーティドッグという会社の独自性ではないかと思います。
本策は2009年発売ですが2017年の現在でも通用するレベルですね。
そしてそんな美麗グラフィックで描かれる古代の秘宝を求めて戦う冒険のドラマ・・・。お宝を求めてヒロインを引き連れて悪党をぶっ飛ばす。
シンプルな筋立てだからこそ盛り上がるし、面白くないわけが無い。
ちょっとでも続きが気になると止められなくなります。
youtubeのPVを一目見ただけで分かる。それぐらいにパワーのあるゲームです。
付け加えておきますと、トゥームレイダーという女トレジャーハンターのゲームがありますが、あちらとは完全に別モノなので安心して手にとることが出来ると思います。
最新作のアクション映画を見ては刺激が足りないと思うような方にかなりオススメです。

BAD/REQUEST

このゲームは大きく分けて２つのパートがあります。
道無き道を行く探索パートと、敵の部隊と戦う銃撃戦パート。

前者はパズル要素というよりは、いかに製作者の意図を読み取れるかを問われます。
そのため道が分からなくなる事態がかなりの頻度で発生し理解が及ばないままゲームオーバーとなることも珍しくありません。
救済策としてヒントやアドバイスが出ても分かりづらいし時間制限が短いものばかり。
落下死のラインがシビアなのもストレスが溜まるところです。

後者はリアリティを追求するためか所持できる武器が２種類だけ。弾薬も現地調達。アーマーなんて贅沢なものは無しといった具合にシビアです。
敵は容赦なくスーパーエイムで襲い掛かってきて障害物を回り込んでくるため篭城すらままならないという有様に陥りがち。
最初はこちらを発見していない状態で始まる戦闘でステルスが可能・・・なのは本当に一部だけです。何が悲しくて二人だけで軍隊を殲滅しなくちゃいけないのか。見つかった途端に敵兵がポンポンこちらの位置を完全に把握して出現するのもマイナス要素です。

出来ることが思っていたより少ない。
一番の不満はコレに尽きると思います。

COMMENT

良くも悪くも遊べる映画です。
マルチプレイやアンロック要素も用意されてはいますが、発売から年月が経過していることに加えてただでさえ劣勢なのにハンデ強いられた上に強引に力推しする展開しかない状況を繰り返し遊びたいかとなると、かなり難しいでしょう。クリアしたらすぐ売ったという方も珍しくないはずです。
ですが、この作品がワゴンで100円にならないだけの価値は十二分にあります。
ネタバレや予習をしないで四苦八苦しながらやっとの思いでクリアしたときの爽快感は筆舌に尽くしがたいものがありました・・・。
もし初見の方がプレイするのであれば、時間の都合がつかないときや進行が詰まったとき以外に攻略サイトや動画を見ないようにしましょう。