久しぶりに寝る間も惜しんでやりました。 とにかく話の先が気になってやめ時を見失う熱中度があります。 各時間帯をクリアした時がいいやめ時なのでしょうが、良くできたテレビドラマがクライマックスで、「来週に続く」となるのと同じ感覚で、次が見たくてしょうがなくなります。そしてドラマは来週で待たなくてはいけませんが、次がすぐできるゲームではそうもいかず、睡眠時間が失われてしまいます。 後半はシナリオもさらに盛り上がり、エンディングを迎えるのが惜しく感じてしまうほどでした。 エンディングを迎えたときに感じたのは、ゲーム(というかサウンドノベル)は本や映画と比べても非常に優れたエンターテインメントだということです。 ゲームというと本や映画とはやや質の異なるものと思っていたのですが、同じ土俵で比べても十二分に楽しめるものだとはじめて知りました。 そして今まで読んだどんな本や、今まで見たどんな映画よりも大きな満足感(そして終わってしまった寂しさ)を感じました。 満足感の質としては小説や映画と同類のものです。 音楽は極めて地味で、とりたてて強い印象を残すものはありません。 しかし、シナリオの良さを引き出す非常に質の良いものです。 このゲームの肝はシナリオなので、主張しすぎず、シナリオを盛りたてる音楽がこのゲームには最適です。 役者の演技も非常によかったです。 ほとんどが静止画なのに非常に生き生きとしており、訴えかけるものがあります。 それぞれの役者が「どうせ写真だから」という姿勢ではなく、きっちり演技をしているからこそ伝わってくるものだと思います。
ゲームのクリアで大満足、ボーナスシナリオ1を普通に楽しんだ後のボーナスシナリオ2でしたが読み終えた後の感想は「やらなきゃよかった」。 クリア後のおまけ要素は加点要素にこそなれ減点要素にはならないと思っていたのですが、これは完全に蛇足。 蛇の絵に足を足したら蛇じゃなくなっちゃいます。本当にそれくらい余計な要素でした。 操作性はおおむね良好なのですが、最初の人物選択のところからメニュー画面に行けないのは非常に不便でした。
46型HDTV、5.1chサラウンド環境。 久しぶりの大満足です。 はっきり言って、真新しい要素のほとんどありません。 古典的とも言ってよいでしょう。 しかし、万人に勧められる良ゲーです。 ゲーム性が低く、難易度も低いのでハードゲーマがゲームを楽しむという観点ではあまり楽しめないかもしれませんが、映画を観るつもりでやれば楽しめるはずです。 ぜひ多くの人に楽しんでほしいです。 BAD END では BAD END を回避するためのヒントがみれますが、ヒントを見ずとも苦労せずクリアできます。 むしろヒントを見ると「作業感」や「やらされてる感」を感じるかもしれないので、ヒントを見ないことをお勧めします。 個人的にはクリア後のおまけ要素の中村光一氏ゆかりの某ゲームのアレンジ版が入っていることもうれしかったです。 すっかりぬるゲーマになった今の私にはちょっと難しすぎますが...(しくしく)
GOOD!
久しぶりに寝る間も惜しんでやりました。
とにかく話の先が気になってやめ時を見失う熱中度があります。
各時間帯をクリアした時がいいやめ時なのでしょうが、良くできたテレビドラマがクライマックスで、「来週に続く」となるのと同じ感覚で、次が見たくてしょうがなくなります。そしてドラマは来週で待たなくてはいけませんが、次がすぐできるゲームではそうもいかず、睡眠時間が失われてしまいます。
後半はシナリオもさらに盛り上がり、エンディングを迎えるのが惜しく感じてしまうほどでした。
エンディングを迎えたときに感じたのは、ゲーム(というかサウンドノベル)は本や映画と比べても非常に優れたエンターテインメントだということです。
ゲームというと本や映画とはやや質の異なるものと思っていたのですが、同じ土俵で比べても十二分に楽しめるものだとはじめて知りました。
そして今まで読んだどんな本や、今まで見たどんな映画よりも大きな満足感(そして終わってしまった寂しさ)を感じました。
満足感の質としては小説や映画と同類のものです。
音楽は極めて地味で、とりたてて強い印象を残すものはありません。
しかし、シナリオの良さを引き出す非常に質の良いものです。
このゲームの肝はシナリオなので、主張しすぎず、シナリオを盛りたてる音楽がこのゲームには最適です。
役者の演技も非常によかったです。
ほとんどが静止画なのに非常に生き生きとしており、訴えかけるものがあります。
それぞれの役者が「どうせ写真だから」という姿勢ではなく、きっちり演技をしているからこそ伝わってくるものだと思います。
BAD/REQUEST
ゲームのクリアで大満足、ボーナスシナリオ1を普通に楽しんだ後のボーナスシナリオ2でしたが読み終えた後の感想は「やらなきゃよかった」。
クリア後のおまけ要素は加点要素にこそなれ減点要素にはならないと思っていたのですが、これは完全に蛇足。
蛇の絵に足を足したら蛇じゃなくなっちゃいます。本当にそれくらい余計な要素でした。
操作性はおおむね良好なのですが、最初の人物選択のところからメニュー画面に行けないのは非常に不便でした。
COMMENT
46型HDTV、5.1chサラウンド環境。
久しぶりの大満足です。
はっきり言って、真新しい要素のほとんどありません。
古典的とも言ってよいでしょう。
しかし、万人に勧められる良ゲーです。
ゲーム性が低く、難易度も低いのでハードゲーマがゲームを楽しむという観点ではあまり楽しめないかもしれませんが、映画を観るつもりでやれば楽しめるはずです。
ぜひ多くの人に楽しんでほしいです。
BAD END では BAD END を回避するためのヒントがみれますが、ヒントを見ずとも苦労せずクリアできます。
むしろヒントを見ると「作業感」や「やらされてる感」を感じるかもしれないので、ヒントを見ないことをお勧めします。
個人的にはクリア後のおまけ要素の中村光一氏ゆかりの某ゲームのアレンジ版が入っていることもうれしかったです。
すっかりぬるゲーマになった今の私にはちょっと難しすぎますが...(しくしく)