今作の舞台は紀元前48年のエジプト。 シンジケートにて産業革命の頃まで時代を進めてきたシリーズですが、ここに来てまさかの時代を遡るという展開。 ストーリーは主人公バエクと彼に関わる多くの人物達との親交や敵対を経て、アサシン教団の起源について迫る内容となっています。 今作の舞台である古代エジプトは非常に広大ながらも風光明媚な自然や建造物が数多くあります。 古代エジプトの建造物としてお馴染みのピラミッドやスフィンクスを始め、ナイル川やサハラ砂漠の広大な自然もあります。 今作の時代となる古代エジプトでは、古代ギリシア人の影響もあり、古代ギリシアの人々の建造物や文化も見ることができます。 フィールドはシームレスでつながっており、ある程度ストーリーを進めたら、あとは自由に放浪することが可能となります。 レベル制の導入により、RPGのような育成要素が強くなったシステム。 主人公バエクにはレベルがあり、経験値を積むことでレベルアップすることで、ライフと攻撃力の増加させることができます。 スキルツリーによるアビリティの取得で、さまざまな技能を身に付けることができるところ。 アビリティはレベルアップ時にスキルポイントを1ポイント入手でき、それを振り分けることでアビリティを取得できます。 いずれのアビリティも非常に役立つものばかりなので、アビリティの取得には非常にやりがいがあります。 装備品のアップグレードを施すことにより、バエクのステータスを強化できるところ。 ライフの増加や攻撃力の増加、消費アイテムの所持数増加など、装備品によってアップグレードの内容はさまざま。 武具は鍛冶屋でお金を払うことでアップグレードすることができます。 3・4・ローグにあった狩猟が復活。 フィールドには草食動物・肉食動物問わず、さまざまな動物が存在しており、中にはカバやライオン、ワニ、ヒョウのような獰猛な動物もいます。 それらを武器を用いて倒すことで、狩猟アイテムと皮が手に入れることができます。 狩猟アイテムと皮は売ってお金を稼ぐことができ、皮は装備品のアップグレードに必要な素材となります。 3・4・ローグにあった海戦が今作で復活。 船は人力で動き、攻撃は火矢や火炎弾などで戦いますが、プレイの感覚は従来の作品とそれほど変わりません。 4・ローグと違い、3のようにストーリーのイベント限定でプレイする要素なので、いつでもプレイできるわけではありません。 グラフィックがシンジケートよりもさらに美しく進化。 人物やオブジェクトの精巧な造りはもちろんのこと、エジプトの自然を美しく表現した光や水などのエフェクトが素晴らしい。 水辺では細かい泡がプクプクと出ている描写もあり、非常に芸が細かくて驚きました。 ブラザーフット以降搭載されていたフルシンクロ条件が今作では無くなりました。 このおかげで攻略の自由度が高まり、ストレスなくプレイすることができるようになりました。 難易度はイージー・ノーマル・ハード・ナイトメアの4段階あるところ。 設定した難易度は、ポーズメニューにて後から変更することも可能です。 難易度設定は外伝作品であるクロニクルにありましたが、本編タイトルで登場したのは今作が初。
ストーリーの描写の中で、非常に残酷な描写が描かれているところ。 ネタばれ防止のため詳しくは書けませんが、かなり過激とも言える描写なので、人によっては非常にショッキングな内容となっています。 また、終盤の展開も駆け足気味で進んでしまうので、もう少し描写を増やして欲しかった。 装備品のアップグレードに必要な素材の数が多過ぎる。 最終的に複数の素材を2ケタ単位でかなりの数を要求されるようになるため、素材が終始足りません。 「店で素材を買うことができる」というアビリティもあるのですが、店での素材の販売数は3~4個までしか買えないので、結局は狩猟で稼ぐ方が早いです。 マップが広くなったせいか、地図のアイコンが非常に見づらい。 ほとんどのアイコンは白色で表示されており、その色が背景と同化してしまって、見づらくなることがしばしば。 アイコンの色については、青や緑などの他の色も多用して見やすくして欲しかった。 従来の作品ではあったミニマップが今作ではありません。 ただでさえ広大なマップなのに、いちいちメニューのマップを開かないと確認ができないのは不便でした。 日本語吹き替えは無料DLCを導入しないと設定できないところ。 従来の作品では最初からソフトに搭載されていた要素だけに、最初から設定できないのは少々面倒。 とはいえ、日本語吹き替えが全くなかったクロニクルに比べると、無料DLCでもしっかり実装してくれたのは素直に嬉しかった。
PS4pro(CUH-7200BB01)・32型液晶TV・HDMI端子使用。 アサシンクリードシリーズは1、ブラッドライン、2、ブラザーフッド、リベレーション、3、レディリバティHD、PS3版4、ユニティ、ローグ、シンジケート、PS4版クロニクルをプレイ済みです。 (2、ブラザーフッド、リベレーションはスペシャルエディション版をプレイ) 従来の作品以上にパワーアップしており、非常に満足できる作品でした。 産業革命の近代社会まで進んだストーリーが、今作で紀元前のエジプトまで遡ったのは驚きましたが、今作の完成度の高さには問題ありませんでした。 シンジケートとともに、今作も良作の部類に入る作品です。 アサシンクリードシリーズが好きな方にオススメです。 アサシンクリードシリーズは1から話が繋がっているため、過去のシリーズ作品をプレイしておくことを強くオススメします。
GOOD!
今作の舞台は紀元前48年のエジプト。
シンジケートにて産業革命の頃まで時代を進めてきたシリーズですが、ここに来てまさかの時代を遡るという展開。
ストーリーは主人公バエクと彼に関わる多くの人物達との親交や敵対を経て、アサシン教団の起源について迫る内容となっています。
今作の舞台である古代エジプトは非常に広大ながらも風光明媚な自然や建造物が数多くあります。
古代エジプトの建造物としてお馴染みのピラミッドやスフィンクスを始め、ナイル川やサハラ砂漠の広大な自然もあります。
今作の時代となる古代エジプトでは、古代ギリシア人の影響もあり、古代ギリシアの人々の建造物や文化も見ることができます。
フィールドはシームレスでつながっており、ある程度ストーリーを進めたら、あとは自由に放浪することが可能となります。
レベル制の導入により、RPGのような育成要素が強くなったシステム。
主人公バエクにはレベルがあり、経験値を積むことでレベルアップすることで、ライフと攻撃力の増加させることができます。
スキルツリーによるアビリティの取得で、さまざまな技能を身に付けることができるところ。
アビリティはレベルアップ時にスキルポイントを1ポイント入手でき、それを振り分けることでアビリティを取得できます。
いずれのアビリティも非常に役立つものばかりなので、アビリティの取得には非常にやりがいがあります。
装備品のアップグレードを施すことにより、バエクのステータスを強化できるところ。
ライフの増加や攻撃力の増加、消費アイテムの所持数増加など、装備品によってアップグレードの内容はさまざま。
武具は鍛冶屋でお金を払うことでアップグレードすることができます。
3・4・ローグにあった狩猟が復活。
フィールドには草食動物・肉食動物問わず、さまざまな動物が存在しており、中にはカバやライオン、ワニ、ヒョウのような獰猛な動物もいます。
それらを武器を用いて倒すことで、狩猟アイテムと皮が手に入れることができます。
狩猟アイテムと皮は売ってお金を稼ぐことができ、皮は装備品のアップグレードに必要な素材となります。
3・4・ローグにあった海戦が今作で復活。
船は人力で動き、攻撃は火矢や火炎弾などで戦いますが、プレイの感覚は従来の作品とそれほど変わりません。
4・ローグと違い、3のようにストーリーのイベント限定でプレイする要素なので、いつでもプレイできるわけではありません。
グラフィックがシンジケートよりもさらに美しく進化。
人物やオブジェクトの精巧な造りはもちろんのこと、エジプトの自然を美しく表現した光や水などのエフェクトが素晴らしい。
水辺では細かい泡がプクプクと出ている描写もあり、非常に芸が細かくて驚きました。
ブラザーフット以降搭載されていたフルシンクロ条件が今作では無くなりました。
このおかげで攻略の自由度が高まり、ストレスなくプレイすることができるようになりました。
難易度はイージー・ノーマル・ハード・ナイトメアの4段階あるところ。
設定した難易度は、ポーズメニューにて後から変更することも可能です。
難易度設定は外伝作品であるクロニクルにありましたが、本編タイトルで登場したのは今作が初。
BAD/REQUEST
ストーリーの描写の中で、非常に残酷な描写が描かれているところ。
ネタばれ防止のため詳しくは書けませんが、かなり過激とも言える描写なので、人によっては非常にショッキングな内容となっています。
また、終盤の展開も駆け足気味で進んでしまうので、もう少し描写を増やして欲しかった。
装備品のアップグレードに必要な素材の数が多過ぎる。
最終的に複数の素材を2ケタ単位でかなりの数を要求されるようになるため、素材が終始足りません。
「店で素材を買うことができる」というアビリティもあるのですが、店での素材の販売数は3~4個までしか買えないので、結局は狩猟で稼ぐ方が早いです。
マップが広くなったせいか、地図のアイコンが非常に見づらい。
ほとんどのアイコンは白色で表示されており、その色が背景と同化してしまって、見づらくなることがしばしば。
アイコンの色については、青や緑などの他の色も多用して見やすくして欲しかった。
従来の作品ではあったミニマップが今作ではありません。
ただでさえ広大なマップなのに、いちいちメニューのマップを開かないと確認ができないのは不便でした。
日本語吹き替えは無料DLCを導入しないと設定できないところ。
従来の作品では最初からソフトに搭載されていた要素だけに、最初から設定できないのは少々面倒。
とはいえ、日本語吹き替えが全くなかったクロニクルに比べると、無料DLCでもしっかり実装してくれたのは素直に嬉しかった。
COMMENT
PS4pro(CUH-7200BB01)・32型液晶TV・HDMI端子使用。
アサシンクリードシリーズは1、ブラッドライン、2、ブラザーフッド、リベレーション、3、レディリバティHD、PS3版4、ユニティ、ローグ、シンジケート、PS4版クロニクルをプレイ済みです。
(2、ブラザーフッド、リベレーションはスペシャルエディション版をプレイ)
従来の作品以上にパワーアップしており、非常に満足できる作品でした。
産業革命の近代社会まで進んだストーリーが、今作で紀元前のエジプトまで遡ったのは驚きましたが、今作の完成度の高さには問題ありませんでした。
シンジケートとともに、今作も良作の部類に入る作品です。
アサシンクリードシリーズが好きな方にオススメです。
アサシンクリードシリーズは1から話が繋がっているため、過去のシリーズ作品をプレイしておくことを強くオススメします。