【PS3】BLAZBLUE(ブレイブルー)
発売元 | アークシステムワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-06-25 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:2D対戦格闘+ヴィジュアルノベル ■ プレイ人数:1〜2人 【廉価版】 ■ 発売日:2010/03/11 ■ 価格:2,940円 |
GOOD!
ストーリーモードの存在。しかし、ここで言うストーリーモードとは、モードの内容の良し悪しでは無く、モードの存在そのものです。
昔から「システムあってのストーリー、ストーリーあってのシステム」と呼ばれるように、ゲームというものは、システムに合わせて世界観やストーリーを作り(もちろん逆でも良い)、ストーリー上の目的とシステム(ゲーム)上の目的が一致していなければいけません。
ストーリー上の目的や設定と、ゲームのシステムが噛み合っていない状態は絶対に避けるべきであり、余程の事が無い限り、両方をきちんと噛み合わせて、双方の魅力を高めるように作るのが普通です。
しかし、大抵の格闘ゲームは、そこがおざなりで、ただキャラクターが集まって戦うだけと言う、ストーリーもへったくれも無い物となっています。
「ちょっと待って、ゲーム毎にストーリーはありますよ」
いえ、確かにあるにはありますが、ゲーム中での説明が一切無いと言うのが問題なのです。雑誌や、公式のサイト等を見なければ解らないのであれば、それは無いのと同じです。雑誌等を見ず、ゲームだけを買った人には全くもって意味不明です。
その分このゲームには、簡単な物とは言え、ストーリーモードが存在している。ゲームとして、ストーリーの上できちんと戦う理由を説明している。こんな格闘ゲームなんて、かなり少ないと思います。これだけで、このゲームがいい加減に作られていない事が解ります。
BAD/REQUEST
ストーリーモードの内容自体はと言いますと…… 正直微妙です。一つ一つが短い上に、ケレン味がとにかく強いので、激しく人を選びます。
中には数名、明らかに性格が破綻している人も居ますし、下らない馬鹿ネタなども見かけられます。特に『教えて! ライチ先生』と言う、世界観説明のシナリオがありますが、これの下らなさ、馬鹿さ加減は凄まじいです。これを見ると、このゲームが嫌いになってしまう可能性があります。
敵が弱い、本当に弱い。高度な連続技を使えず、こちらの行動に合わせて攻撃をしてくる位で、難易度を変えても、変わるのは攻撃、防御頻度位で、全然強くならない。
しかも、基本的に逃げ腰なのがさらに対戦をつまらなくしています。逃げながら攻撃してくる敵や、あまり動かずに待ちながら、こちらが来たときに反応するようなことをされて、面白いですか? もっと攻め込んでくれないと、楽しめません。
COMMENT
このゲームの敵のAIは面白くありません。コンピューターにしか出来ない反応で理不尽に反撃をしてくるよりはましですが、それでもすぐに飽きてしまいます。
このゲームは、高度なコンボが出来ないと話にならないくらいのコンボ重視のゲームなのに、それを使ってこないのでは、張り合いがないですね。それはまだ我慢するにしても、逃げ腰なAIに設定されているキャラクターが数人いるのには腹が立ちました、これはつまらない。挙げ句の果てにはボスまでも逃げ腰で、嫌になりました。