【PS4】Diablo III Reaper of Souls Ultimate Evil Edition(ディアブロ III リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション)
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-08-21 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1~4人(オンライン:1~4人) 【廉価版】 ■ 発売日:2016/12/08 ■ 価格:4,104円 |
- 総合ポイント
- 78
- (難易度)
- 2.55
- レビュー数
- 11
スコアチャート
GOOD!
ver2.4.1のレビューです 2.4.1は2016年5-8月のバージョン予定です
現状素晴らしいゲームに仕上がっています。
・無料大型アップデートを5回もやったこと さらにPC向けなのに次世代コンシューマにも同じように適応したこと
dia3は期待に反して恐ろしくトンチンカンなことをしてしまったゲームでした。その反省があり、ROSはハクスラに求めていたスタイルに戻ったものの、いまひとつ爽快感とギアの組み合わせにかけていました。ですが度重なるアプデを行い、ゲームの拡張はプレイヤーの期待にかなり沿った内容にまとまりつつあります。今ならビルドの楽しさ、アイテム収集の数、爽快感がかなり広がっています。この全てのアップデートが、最新コンシューマ版に無料で適応されるのが、素晴らしいサポートでした。ある意味これがこのゲームのオリジナリティです。
・グラフィック
超高速の敵大量戦闘の中で、とりあえず「目につく」ことができるのは素晴らしいの一言。美麗だけでなく、ユーザへの情報の見せ方などアップデートを重ね、現状かなり満足出来る状態です。処理落ちはありますが、ソロプレイならそこまで気になりません。さらにキャラの装備や色変更など、細かい部分が変更できるのはポイントが高いです。キャラ造形は変えられませんが、これはストーリー上一定(そういうキャラの雰囲気)であった方が良い気がします。
・満足度
アプデの賜物でやりこみ要素が増え、このやり込みも報酬につられ面白いので終わりがなかなか来ません。レベルMAX以降もステータスは伸びるので、とことんやっていられます。
・難易度
操作は簡単ですが、理想のビルドを組む、戦えるように調整するといプレイヤーの思考の余地がほどよく残っています。また敵の難易度はアップデートのたびに様々な調整があり、現状100段階ほどの難易度がプレイヤーが攻略可能な指数となっています。敵が強いほど報酬も高くなるので上に行きたい気持ちは抑えられません。
・快適さ
この手のゲームにありがちな周回、キャラ別倉庫などの足かせはほぼありません。ステータスの振り直しはいつでも可能で1からやり直すということがありません。しかもアップデートを重ねたことで、毎度よくなっています。さりげなく日本語版はこの家庭用しかありません。後で攻略情報を探すときに、英語でないと最新の確定情報にたどり着けないので英語版の名称を知っている方が楽ですが、通常プレイではこの翻訳はわりと快適さにつながっています。
・熱中度
やればやるほど、自分でやりたいことが見つかります。あのアイテムが欲しい、あのアイテムの最高性能が欲しい、この技を主軸に敵をどこまで倒せるか挑みたい等、そのやりたいことは多岐に渡ります。一方でアイテム発見が容易かったり、あまりにも便利になりすぎていることから、現状カジュアル向きと揶揄されがちですが、サクッとプレイできていつでも帰ってこれる感覚は、やり込みゲーなのに他に類を見ないほどあります。アプデのたびに遊ぼうと思えます。
・パーティープレイ
MOとして、攻撃、回復、防御、妨害と役割を分けて特化ビルドを作り、難易度エンドレスの限界に挑戦することや、クエストを複数人でこなして高速で終了させるなど、わりと楽しめます。一時期チート行為が他のプレイヤーに影響を及ぼしていたことから、野良でやるのは危険とされていましたが、今は改善され沈静化しました。
BAD/REQUEST
・Blizzard様は絶対だ
PCゲームの世界ではわりと通説になっていますが、Bllizzardが運営するゲームのバランス調整は妙なところがあります。その最たる部分が、「運営が決めた最強」を超えてはならない、という部分です。多大な時間をかけてテストプレイされても、どこかしらでユーザに「抜け道」を発見され、だいたいバグ染みた最強プレイが生まれます。Bllizzardはそれを許しません。自分が調整しときながら強すぎた場合も次回没収するほど、強さに関する調整はシビアです。その結果、ビルドの幅は広いけれども結局強いメインビルドはこれ!という公式テンプレだけがゲームバランスに沿う形に収まり、飽きやすくなります。3ヶ月に一変変更があるとはいえ、わりとすぐに飽きる内容が続いてるのが現状です。なのでかなりやり込んだユーザにしてみれば、変更内容を読んだ瞬間だいたいの終点が見えてしまうことも…。
・やり込み要素の半分はおもしろくない
お使い、ミッション系のクエストをこなすモードがあります。これがひたすら面白くありません。アップデートの度に遊びやすさは確実に向上していますが、内容が変わっていないのですぐ飽きます。キャラによってはこのクエストモードに向いてる向いてないというのもあって、クエスト用キャラを作る楽しさはありますが…。このクエストの完了報酬が、最強ビルドを目指す上では外せない消費アイテムなので、結局何度もやることになります。さらに2.4で追加されたやり込みダンジョンなるものもありますが、これも通常プレイとは異なることが求められ、パズル的な解答探しが好きじゃないとかなり理不尽なバランスになっています。遊べる要素が多い半面、合う合わないで印象が大きく変わります。
・チーター多すぎ
世界中で人気なゲームだけあってかなり大勢の人が未だに遊んでいます。コンシューマでもその数はかなり多いです。その中には僅かながらチート行為で妙なプレイしている人います。母数が多いのでこの僅かな人に、それなりに遭遇します。一時期はチートの影響に巻き込まれることがあって、野良プレイは非推奨とされていましたが、現状ここは改善されたので被害を受けることはありません。ですがチーターは強すぎたり、こちらの意欲を失わせる「がっかりプレイ」をがんがんやってきます。PC版ではチートが不能なだけあって、こちらで暴れたい人がいるのか、迷惑行為には変わりないので隔離してほしいところです。
COMMENT
diabloよりsacredにはまったクチですが、dia3rosは見事にはまりました。ですが非常に評価が難しいゲームだと思います。なぜなら常にアップデートされ、販売当初はおろか販売1年後のゲームと比べても、楽しめる部分が大幅に変わってきているからです。PC主体のゲームで、世界中のやり込み廃人が総力を挙げてプレイしていた時期もあるので、フィードバックの量がとんでもなかったのでしょう。
すでに大規模のアップデートは一旦落ち着き、今後は細かな性能調整を続けていくようですが、アプデをする気は見せています。なので3ヶ月に1ぺん、新鮮な気持ちで遊び直せるという点が、ゲームを長く遊べる工夫となっています。
日本語版はスクエニ経由の翻訳品なので、新品は高く、中古でも出回りが少なく値崩れが一切起きません。そこでこのゲームに関してはDL販売が一番良いと思えます。好きなときに、好きなだけプレイする。しかも定期的にアップデートされ、飽きても戻ってきてしまう、そんなプレイスタイルはDL版が一番相性が良いでしょう。
ナンバリングタイトルですが、dia1、2のストーリーは簡単に追え、例え知らなくてもとくに複雑な裏話は絡んでこないのでフレーバー要素のお遊びに気付けない程度で済みます。シリーズファンにはお馴染みの死んだらキャラ消滅モードもありますが、残念ながらPCのようなランキングを常設していないので張り合いという意味では薄いです。
PCゲーですがPS4ならPCとほぼ同等に遊べ、また世界中で人気なことから配信すれば誰かしら見るといったキャッチーさもあって、PS4ゲーとしてはかなりオススメです。