−1− イベント中に抜刀、土下座が出来る。後者はあまり意味が無いが、前者はより選択肢を増やす結果になったので、悪くは無い。 −2− 戦国の世が舞台。 立身出世をするあの人、と呼ぶあなたはもしかして…… と言うように、戦国時代が好きな人であれば、時々気になる要素が出てくる。 −3− 峰打ちが追加され、殺し一辺倒であった前作より、戦闘での選択肢が増えた。 仕方無く戦う時に、殺さずに終わらせられるのは、心理的にも優しい。
−4− 日数が無限になり、イベントを進めない限り、物語が進まなくなった。 侍道は、物語が大きく動く数日間の中へとやって来た侍の生き様を楽しむ所に魅力があると思っている。何もしなくても進んで行く、核となる物語があり、そこに侍として参加する事で、物語と、結末が変化して行く。もちろん、物語に参加しなくても良い。 しかし今回は、イベントを発生させない限り、物語が動かなくなった。これでは、強制的に物語に参加させられるようなものである。 「何もしないままで期日が過ぎると、自動的にこのエンディングになるが、それまでの行動によっては、色々と分岐して行く」この基本スタイルを続けたまま、さらに進化させた侍道を見たかった。「何をやっても良いと言う自由では無く、ある程度縛られた中での自由」これを突き詰めれば、生き様がダイレクトに物語や結末に繋がる、真に面白い侍道を作り出せるはずだ。 いつになっても、特定の人物のみが物語に関るのは、時代遅れだ。そこにいる人全員が固有の人物で、誰かに何かをすれば、何かが変わるようにして欲しい。 人を殺せば関係者全員に影響があり、場合によっては、殺された親の子供が敵討ちを挑んで来る,お金を使うと、その店に関係する人が裕福になる,立身出世をし、お偉いさんとして政治や戦を行うなど、可能性はいくらでもあるはずだ。 何かをすれば、必ず何かが帰って来る。次こそは、そのような世界を作り出して欲しい。 −5− 無抵抗の者を切ると、得点が大きく減るようになったが、これは良くない。殺人鬼と言う生き様もあると言うのに、それを縛るのは良くない。 今回もまた、子供を切れない。無敵の人物を作るのは、激しくリアリティを欠いてしまうので、絶対に止めて欲しい。興が削がれる。
−6− 悪い所でもあげたように、私は、さらなる進化、生き様が世界を動かして行くような、さらなる自由度の向上を求めていた。 ストーリーを無視して暴れられるのでも無く、自らがストーリーを作り上げて行くのでも無く、その時代、その物語の中で自らの生き様を示す。その結果たどり着いた結末に、しっかりとした必然性があるような、そんな侍道がやりたかった。 上手く作れば、海外の、自由度を売りにしているゲームとはまた別のベクトルで、究極の自由度を持ったゲームを作り出す事は可能である。 すでに4は出てしまったが、5では、本当の意味での進化を望んでいる。
GOOD!
−1−
イベント中に抜刀、土下座が出来る。後者はあまり意味が無いが、前者はより選択肢を増やす結果になったので、悪くは無い。
−2−
戦国の世が舞台。
立身出世をするあの人、と呼ぶあなたはもしかして…… と言うように、戦国時代が好きな人であれば、時々気になる要素が出てくる。
−3−
峰打ちが追加され、殺し一辺倒であった前作より、戦闘での選択肢が増えた。
仕方無く戦う時に、殺さずに終わらせられるのは、心理的にも優しい。
BAD/REQUEST
−4−
日数が無限になり、イベントを進めない限り、物語が進まなくなった。
侍道は、物語が大きく動く数日間の中へとやって来た侍の生き様を楽しむ所に魅力があると思っている。何もしなくても進んで行く、核となる物語があり、そこに侍として参加する事で、物語と、結末が変化して行く。もちろん、物語に参加しなくても良い。
しかし今回は、イベントを発生させない限り、物語が動かなくなった。これでは、強制的に物語に参加させられるようなものである。
「何もしないままで期日が過ぎると、自動的にこのエンディングになるが、それまでの行動によっては、色々と分岐して行く」この基本スタイルを続けたまま、さらに進化させた侍道を見たかった。「何をやっても良いと言う自由では無く、ある程度縛られた中での自由」これを突き詰めれば、生き様がダイレクトに物語や結末に繋がる、真に面白い侍道を作り出せるはずだ。
いつになっても、特定の人物のみが物語に関るのは、時代遅れだ。そこにいる人全員が固有の人物で、誰かに何かをすれば、何かが変わるようにして欲しい。
人を殺せば関係者全員に影響があり、場合によっては、殺された親の子供が敵討ちを挑んで来る,お金を使うと、その店に関係する人が裕福になる,立身出世をし、お偉いさんとして政治や戦を行うなど、可能性はいくらでもあるはずだ。
何かをすれば、必ず何かが帰って来る。次こそは、そのような世界を作り出して欲しい。
−5−
無抵抗の者を切ると、得点が大きく減るようになったが、これは良くない。殺人鬼と言う生き様もあると言うのに、それを縛るのは良くない。
今回もまた、子供を切れない。無敵の人物を作るのは、激しくリアリティを欠いてしまうので、絶対に止めて欲しい。興が削がれる。
COMMENT
−6−
悪い所でもあげたように、私は、さらなる進化、生き様が世界を動かして行くような、さらなる自由度の向上を求めていた。
ストーリーを無視して暴れられるのでも無く、自らがストーリーを作り上げて行くのでも無く、その時代、その物語の中で自らの生き様を示す。その結果たどり着いた結末に、しっかりとした必然性があるような、そんな侍道がやりたかった。
上手く作れば、海外の、自由度を売りにしているゲームとはまた別のベクトルで、究極の自由度を持ったゲームを作り出す事は可能である。
すでに4は出てしまったが、5では、本当の意味での進化を望んでいる。