覚めない悪夢を題材にしたゲームと言うだけでその手のものが好きな人にはDLする十分な動機になります。 唐突にありえないことが起こったり場所が変わったり変なとこに出たり悪夢を良く見る人間としては そうそうこれだよ、これが悪夢には定番だよなと思うシーンが多いです。 精神病を発症した人間が作るゲームを好む人間もやはりどこかで病んでいないとダメかもしれません。 一方でちゃんと演出には深い意味が見え隠れしていたりします。でもそれはこのゲームにとって必要かと考えると・・疑問については後述します。 ペン画のようなグラフィックであまり怖くなさそうに見えますが意外とビックリ系の演出があり古典的ですがプレイヤーを怖がらせてくれます。
グラフィックはよく作られていますがやはり好みは分かれると思います。 俺もホラーゲームとしてはあまりに怖くない絵なんじゃないかとセールになったりするまで買う気になれませんでした。 最初は何が起こるかとわくわくしながらプレイできますが後半は似たような演出と部屋でだんだん飽きてきて「はい次の部屋~」と流れ作業っぽくなりました。 じっくり観察して迷いながらプレイしても3時間もあればクリアできるので単調さに嫌気が募りすぎずちょうどいい長さかもしれません。 BGMや効果音は悪くないと思ったんですがエンディングに流れる曲が・・・。4点をつけたい所ですがそれで-1点です。
(少しネタバレあり)このゲームは一見プレイするとサイレントヒルなどに影響を受けた雰囲気だけのゲームだなとして終わってしまいます。 しかしちりばめられた要素を見るとそれなりに設定を練っているのがわかってきます。 製作者の「ゲームが売れないことにより発症した精神病の体験を元に作った」という宣伝文句はゲームをプレイするきっかけとしては 良い効果ですが逆にその程度の浅いゲームなんだなと考察もせず終わってしまいかねない危険性があります。 ネット上の考察ページでは主人公は製作者の病気が見せた体験を元に作ったのではなく、やはり創作ホラーではないかと指摘しています。 独特な2Dだからこそ許される表現も多くこれが(2Dであっても)ものすごいグラフィックで作られたとしたら話題になりますが規制が必要になりかねない内容があります。 ちりばめられた要素の一部について少しですが投げかけておきます。主人公は結局どういう状態なのか、妹の正体は本当は何なのか、 主人公の家族はみんな黒髪なのはなぜなのか、なぜ唐突に精神病院が出てくるのか、主人公を襲う敵はただの敵要員なのか、 そういう要素を並べてくると悪夢の被害者と思われる主人公ですが本当に被害者なのかと疑いたくなってきます。 ここまで深く設定を練ってあることが「ゲームが売れないことにより発症した精神病の体験を元に作った」という文句がかえってうさんくさくなってくるのです。 本当は深く練ってあるのは良いことなのに。なんだか求めていたものとは違うと思ってしまうのです。
GOOD!
覚めない悪夢を題材にしたゲームと言うだけでその手のものが好きな人にはDLする十分な動機になります。
唐突にありえないことが起こったり場所が変わったり変なとこに出たり悪夢を良く見る人間としては
そうそうこれだよ、これが悪夢には定番だよなと思うシーンが多いです。
精神病を発症した人間が作るゲームを好む人間もやはりどこかで病んでいないとダメかもしれません。
一方でちゃんと演出には深い意味が見え隠れしていたりします。でもそれはこのゲームにとって必要かと考えると・・疑問については後述します。
ペン画のようなグラフィックであまり怖くなさそうに見えますが意外とビックリ系の演出があり古典的ですがプレイヤーを怖がらせてくれます。
BAD/REQUEST
グラフィックはよく作られていますがやはり好みは分かれると思います。
俺もホラーゲームとしてはあまりに怖くない絵なんじゃないかとセールになったりするまで買う気になれませんでした。
最初は何が起こるかとわくわくしながらプレイできますが後半は似たような演出と部屋でだんだん飽きてきて「はい次の部屋~」と流れ作業っぽくなりました。
じっくり観察して迷いながらプレイしても3時間もあればクリアできるので単調さに嫌気が募りすぎずちょうどいい長さかもしれません。
BGMや効果音は悪くないと思ったんですがエンディングに流れる曲が・・・。4点をつけたい所ですがそれで-1点です。
COMMENT
(少しネタバレあり)このゲームは一見プレイするとサイレントヒルなどに影響を受けた雰囲気だけのゲームだなとして終わってしまいます。
しかしちりばめられた要素を見るとそれなりに設定を練っているのがわかってきます。
製作者の「ゲームが売れないことにより発症した精神病の体験を元に作った」という宣伝文句はゲームをプレイするきっかけとしては
良い効果ですが逆にその程度の浅いゲームなんだなと考察もせず終わってしまいかねない危険性があります。
ネット上の考察ページでは主人公は製作者の病気が見せた体験を元に作ったのではなく、やはり創作ホラーではないかと指摘しています。
独特な2Dだからこそ許される表現も多くこれが(2Dであっても)ものすごいグラフィックで作られたとしたら話題になりますが規制が必要になりかねない内容があります。
ちりばめられた要素の一部について少しですが投げかけておきます。主人公は結局どういう状態なのか、妹の正体は本当は何なのか、
主人公の家族はみんな黒髪なのはなぜなのか、なぜ唐突に精神病院が出てくるのか、主人公を襲う敵はただの敵要員なのか、
そういう要素を並べてくると悪夢の被害者と思われる主人公ですが本当に被害者なのかと疑いたくなってきます。
ここまで深く設定を練ってあることが「ゲームが売れないことにより発症した精神病の体験を元に作った」という文句がかえってうさんくさくなってくるのです。
本当は深く練ってあるのは良いことなのに。なんだか求めていたものとは違うと思ってしまうのです。