【PS3】HAZE(ヘイズ)
発売元 | スパイク (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-05-22 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
ジャンル:アクション・シューティング /プレイ人数:1〜16人 ハイテク兵器や薬物投与などにより強化された冷酷で有能なMantel Global Industriesの傭兵はテロリストや独裁者などに恐れられた。スリルと戦いを求め入隊した主人公Shane Carpenterは南アメリカの国での反対勢力制圧任務を与えられた。しかし送られた地で主人公は、なにかがおかしく見え始める・・・。次世代技術をフルに活用した本作は衝撃的な映像、高度な知的AI、現実的な物理学を特徴とし、最後まで最高の展開を提供する。マルチプレイヤーにも力を入れており、オンラインモードは協力プレイなどを含む。(転用元:GDEXより) |
GOOD!
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・世界観
まず、今作は摂取することで体の能力が大幅にアップする
「ネクター」という薬を使うことのできるトルーパーと、
そのトルーパーの侵略に対しゲリラ的活動をしているプロミスバンドという
2つの軍隊が出てきます。
侵略軍対反乱軍というのはありがちなパターンですが、
この「ネクター」の存在が今作に他とはちょっと違った世界観をもたらしている
と思います。
・戦略性
トルーパーはネクターを使うことで物陰に隠れた敵兵を発見できたり、
移動速度が上がったりします。ただ、過剰摂取すると同士討ちを始める等の暴走
をしてしまいます。
一方、プロミスバンドは死んだフリをしたり罠をしかけたりと
よりゲリラ的な行動が可能です。
これだけみるとトルーパーの方が有利のように思えますが、
プロミスバンドは倒したトルーパーからネクターを奪い手榴弾と組み合わせる
ことができます。これを爆発させることでネクターを空気中に散布させ、
煙にまかれたトルーパーを過剰摂取状態に追い込んだりできます。
この様に、ただ闇雲に撃ち合うだけでなく
いかにタイミングよくネクターを使うか、
あるいはいかに相手が密集したところで過剰摂取に追い込み同士討ちをさせるか
といった戦略が重要になっており、なかなか奥深い戦闘が楽しめます。
BAD/REQUEST
・仲間の発言
発言のパターンが少なすぎるように思います。
戦闘中敵味方を問わず何度も同じ事を言うので、正直やる気を削がれます。
・音楽
効果音はリアルだと思いますが、
音楽は正直全く印象に残りませんでした。
・モーションセンサー
コントローラーを振ることで自分に燃え移った炎を消したりできるのですが、
これがかなり強く振らないと消せないようになっておりかなり不便ですので、
コントローラーの設定でボタンの連打との切り替えが可能、
というような配慮がほしかったです。
・車
山道等の長い道のりを車で移動するステージがあります。
敵軍の砲撃をかわしながらバリケードを強行突破したりして結構おもしろいのですが、車の耐久力が低く攻撃が当たるとすぐに破壊されてしまいます。
破壊されると車ですら長いと感じる道のりを徒歩で移動するようになり
かなり時間がかかってしまいます。
しかもその道中に敵が出てこなかったりするともうアクビが出てきます。
COMMENT
・味方への愛着
プロミスバンド兵は顔のパターンが数種類しかありません。
トルーパー兵に至っては全員マスクをかぶっています。
それからこれは悪い所でも書きましたが、
両軍とも発言のパターンが少なく内容も似ているので味方に対して全く愛着がわきません。その為味方が戦死しても
「あ〜ぁ、まぁまたすぐ援軍が来るだろ。」
というような冷めたことを思ってしまいます。
・なぜか運転オンリー
ヘリコプターから地上の敵兵を攻撃したり
陸上移動式空母の様なものを車からロケットランチャー等で攻撃するミッションはなかなかスリリングで爽快感もありおもしろいのですが、
山道やビーチを移動するときに使う車はプレーヤーが銃座につくことはできても
味方は絶対に運転しませんのでプレーヤーが必ず運転するハメになります。
乗り物から攻撃するのが面白いだけに、プレーヤーが銃座につくか運転するか
選択できないのはもったいない気がします。
・ストーリー
序盤はなかなか興味を引かれましたが、
終わり方がパッとしないというか、いまいちすっきりしないように感じました。
その為、ストーリーを最重視される方には今作は満足できないかもしれません。
しかし最近のゲームではよくありますが、
続編を作るのを前提としたかのようなストーリーはやめてほしいですね。
・最後に
不満を色々書きましたが、どれもプレーを途中で断念させるような致命的な欠陥
とまではいえません。
仲間はそこそこ役に立ち、ダメージを受けてもじっとしていれば体力が回復したり、あとプロミスバンド兵は落ちている弾から違う種類の武器の弾を作れます
(例えばショットガンの弾からスナイパーライフルの弾)ので
自分にあった武器をずっと使い続けるということも可能です。
その為、このテのゲームをあまりプレーしたことのない方も、そんなに苦労することもなく楽しめるのではないでしょうか。
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