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【PS4】蒼き革命のヴァルキュリア

発売元 セガゲームスオフィシャルサイト
発売日 2017-01-19
価格 8629円(税込)
レーティング 【C】15才以上対象 犯罪 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:死に抗うRPG
■ プレイ人数:1人



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
2pt 2pt 3pt 3pt 2pt 2pt 2pt
総合点
47pt

GOOD!

ストーリー、世界観、キャラクターの個性はなかなか。後で述べますが本作はなかなかのムービーゲーなのですがこのへんに思い入れが出来てくる中盤くらいからはあまり気にならなくなってきます。

意外と(←これ重要)戦略性のある戦闘。本作の戦闘はコマンド式とアクション式の中間のような戦闘なのですが自分はありだと思いました。

BAD/REQUEST

とにかくこれが言いたい。ボス戦が致命的につまらなすぎます。序盤から中盤は同じ型の機械ボスとばかり戦わせられてうんざりだし、中盤から終盤はバリュエーションこそ出てくるもののどれも嫌がらせ理不尽ボスばかりでやってて全く面白くないどころかストレス溜まります。これだったら無い方がマシ。

フリーミッションのバリュエーションがすくないです。というのも同じマップだと基本的に作戦目的、敵の配置、行動パターン、進行ルートなどなどが一緒です。序盤はまだいいですが中盤以降になってくるといい加減飽きてきます。せめて1つのマップにつき最低2つずつくらいバリュエーション持たせてほしかった。

中盤以降(具体的には7章あたり)から難易度の跳ね上がりが凄まじいです。とにかく火力インフレが凄まじくリーダークラスの敵だと平気で即死級威力の攻撃をしてきます。ミッションに設定された推奨レベルもかなり急激な上がり方をしていきそこそこフリーミッションこなしていた自分でも全く追いつきません。

戦闘は意外と戦略性あると書きましたがやはり人によってはアクションでもなくコマンドでもない中途半端な戦闘と感じるでしょう。さらにこの戦闘システムがボス戦と致命的に噛み合わず行動ゲージというものが存在するせいで常に攻撃チャンスがある訳では無いボスにいざ攻勢かけたい時に攻撃できないことが多く非常にイライラします。

他、全体的にシステムがお粗末というか戦ヴァルの一番評価された戦闘システム変更していらない部分ばっかり引き継いでしまったなという印象。1つ例を挙げるとレベルが上がっても何がどう強くなったのか分からないところとか...

COMMENT

ストーリー、キャラ、世界観はすごく好きだったのですがそれ以外のシステム部分が軒並ダメだった印象。というかこんなに中途半端に戦ヴァル要素引き継ぐくらいだったらもっと大胆に変えても良かったかな。

一応ジャンル的にはRPGらしいですが、とにかくムービーシーンが多く、ムービー→拠点→戦闘、の繰り返しなのでRPGをやっているという感じは薄い。むしろアドベンチャーゲーム?まあとにかくジャンルの判定が難しいゲームです。

難易度バランスも前半は簡単すぎ、中盤以降突然難しくなりすぎでちぐはぐ。特にこだわりがなければ6章まではノーマル、7章以降はイージーでやった方がいいです。自分はイライラしながらもラストまでノーマルでやろうとしてラスボスで力尽きました。

ある程度ファンのついている戦ヴァルではなくこの御時世にあえて新規IP(と呼べるかどうかやや微妙なところもありますが)に挑戦した姿勢は評価したいので次回作も是非挑戦してほしい。ただその際はもっと大きく戦ヴァル要素から脱却してほしいと思います。この微妙なシステム周りは戦ヴァルの戦闘システムが神がかっていたからこそ許された的なところがあるので...。
蒼ヴァルは蒼ヴァル、戦ヴァルは戦ヴァルで別で考えているらしいので戦ヴァルの方の新作も期待したいです。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(未クリア)
リュウヤさん  [2017-03-30 掲載]

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総合ポイント
45
(難易度)
2.00
レビュー数
5
スコアチャート 蒼き革命のヴァルキュリアレビューチャート

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60-69
20%
70-79
0%
80-89
0%
90-100
【60点以上】
20%
【標準偏差】
12.82