【PS3】スケート
発売元 | エレクトロニック・アーツ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-03-13 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:エクストリーム スケートボードゲームといえばTony Hawkだが、このゲームはリアルさを前面に出した実写さながらのグラフィックが特徴のElectronic Artsオリジナルタイトルだ!Big AirやTrickをフリースタイルコントロールで繰り出していこう!スタイリッシュなスケボーの乗り手を目指せ!(転用元:GDEXより) |
GOOD!
■操作する快感
単純に、プレイヤーキャラを動かすのが、すごく楽しい! この感覚はなかなか貴重だと思います。画期的な操作体系でありながら、直感的でもあり、操作を覚えるためのストレスがありません(オリジナリティーに5点をつけた大きな理由です)。また、滑って移動する分には広大な街のどこに進もうが、ロード待ちはいっさいありません。そしてその街のいたるところに(本当にいたるところに!)滑ったりトリックをきめたりするのが楽しいスポットがちりばめられています。つまりこのゲームは、移動中も含め、常に操作を楽しめるようにできているのです。
■プレイスタイルを問わない自由度の高さ
寝る前に15分だけ、といった遊び方もできるし、数時間延々と滑り続けても飽きずに楽しくプレイできます。ゲーム内のほとんどの場所は最初から自由に行けるようになっており、あの場所であのトリックをきめてみたい、など、勝手に自分で目標を立ててプレイできる。これって、かなり画期的だと思います。
■ゲームデザイン
ゲームの舞台となる街の造形が、スケートしていて常に楽しい。また、ここの路地を入っていったらこんな場所があったのか!という発見がいくつもあり、最初からどこでも行けるにもかかわらず、街自体が広大なこともあり、新たな発見があり飽きさせません。
リプレイを保存・加工でき、それをネットにアップでき、また、他のプレイヤーのリプレイも閲覧できる(これ全てゲーム内でできるようにしてあるのが偉い!オリジナリティとして評価します)。
BAD/REQUEST
■用語が分かりにくい
いろいろスケーター用語(というか英語)が出てきます。説明書にも用語説明は載っていますが、それだけでは足りない箇所がちらほらあります。そのため、「あそこの○○で、△△をきめろ!」と言われてそれにチャレンジする場面では、何をやったらクリアとみなされるのか、分かり難いことがあります。
用語だけでなく、「あそこ」ってどこ?っていうのが分からなかったり。
■好きな音楽をかけられない
自前で用意した音楽を自由にかけられれば最高なんですが、できません。
まあこれはPS3自体の仕様なのかもしれませんが。次回作でできるようになってたらいいなぁ。※ゲーム中で用意されている音楽は質もボリュームもすばらしいのですが、上記により-1点です。
■瞬間移動時に発生するロード時間
ゲーム中、同じ場所で何度もトリックに挑戦するために、自分が今いる場所をマークすると、どこへいようとそこへは一瞬で移動できる、という機能がついています。プレイヤーのツボを押さえたとても便利な機能なのですが、ある程度離れた場所からの移動の場合はロードが発生してしまうので、せめて最後にマークした地点まではロード無しで移動できたらな、と思います。待ち時間としてはたいしたことないんだけど、テンポが悪くなるから。快適さ-1点です。
COMMENT
とにかく、プレイしていて楽しい!
これにつきます。
長い斜面を滑り降り、最後に大ジャンプで障害物を飛び越えたときなど、あまりの爽快感に思わず叫んでしまうほどです。熱中度に文句なく5点をつけます。
だいたい、惰性でなくストレスも感じず数時間ぶっ続けでプレイしてただただ楽しいゲームなんて、ここ数年味わったことがないです。
最初は初歩的なトリックですら、難しいと感じましたが、徐々に上達できるようチュートリアルがしっかりしていて、しかもやらされてる感が全くないので、いつの間にかどっぷりとゲームにはまれます。
また、非常にボリュームがあり、既に数十時間プレイしてますが、まだまだやれることは沢山あります。ゲームシステム上で達成すべきポイントとは別に、プレイを楽しめる箇所が膨大にあるので、いつまでも楽しめるんじゃないか、という感じです。というわけで、満足感については5点です。
私はスケーターではないのですが、このゲームでスケート自体に興味を持ってしまったくらい熱中してしまいました。素晴しいゲームです!
■プレイ環境
・フルHDTV37型使用