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【PS2】薄桜鬼 新選組奇譚

発売元 アイディアファクトリーオフィシャルサイト
発売日 2008-09-18
価格 7140円(税込)
レーティング 【C】15才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ジャンル:女性向恋愛AVG ■プレイ人数:1人 ■限定版:9,240円 



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 2pt 4pt 4pt 3pt 1pt
総合点
71pt

GOOD!

・カズキヨネさんによる美麗なヴィジュアル
・各キャラにほぼ和装・隊服・洋装プラスアルファの立ち絵があり、バリエーションが豊富に見える
・主題歌がいい
・声優さんの演技が安定していて、好みを別にすれば安心して聞いていられる
 →相変わらずヴィジュアル面、主題歌はいいです。一枚絵も多少の崩れはあるものの、現在発売されている乙女ゲームの中では高水準なのでは?ただ流血表現が多いので、血に弱い人は駄目かもしれません。

・シナリオが史実からあまり逸脱せず、うまくゲームオリジナル要素と絡めている
 →羅刹の設定が入った+主人公の存在があるので、史実とまったく同じという訳にはいきませんが、それでも池田屋事件、鳥羽伏見の戦い等々意外に史実を壊していない。史実では途中でお亡くなりになる人もルートによっては生きていて、ここでこういう風につなげるのか、と感心する場面も。ただその分歴史に興味がない人にはきついかもしれないと感じました。

・恋愛ばかりのベタベタなシナリオではない
 →基本的に登場キャラクターたちは当初、自分の信じるもの>(超えられない壁)>>>主人公です。甘い台詞を吐きまくってくれるわけではなく、あからさまに邪険に扱うキャラもいるので、甘やかされまくりたい人にはお勧め出来ません。恋愛要素は薄めで、とにかく「新選組」という組織で、刀から銃に戦の主力が移る中、激動の幕末をがむしゃらに生き抜こうとした隊士たちの物語がメイン。当然流血あり、人死にあり、どシリアスな展開で、全員がハッピーな結末はまったくなし。だ が そ こ が い い(強調)と思います。

BAD/REQUEST

・BGMの種類が少なく、演出が単調
・音声の大きさがキャラクターによってまちまち
・漢字の読み方や、呼称(沖田の斎藤君or一君とか)がバラバラなのが気になる
 →主題歌はすごく好きなのに、本編中で印象に残っているBGMはなし。この場面でこれを?というようなトンデモBGMが流れてきたりして、雰囲気ぶち壊しです。同時に音声も、せっかく皆さんいい演技をされているのに音量がまちまちで、あるキャラは大きすぎ、あるキャラはBGMに紛れてしまいイライラ。

COMMENT

・乙女ゲームとしては少し異色で人を選ぶと感じました
 →主人公の存在意義が薄いのに加え、素性が特殊なのにそれが活かされていないような。なので、守ってもらうよりむしろ私も一緒に戦います!というタイプの主人公が好きな人には向かないでしょうし、始終甘いorほのぼのした雰囲気のゲームが好き、砂糖吐かせてくれなきゃ嫌、血みどろなんてもってのほかと言う人にもちょっとおすすめ出来ません。

・アドベンチャーゲームである必要性を感じない
 →突っ込み所は色々ありつつも面白くプレイできましたが、これをゲームでやる必要はあったのかと聞かれると…?? 音の出る、絵の綺麗な紙芝居と言われてしまえば反論できない。

・オトメイト作品中ではかなりの良作、新選組ゲームとしても○。
 →人は選びますが、オトメイト作品では久々にディスクを叩き割りたくならなかった作品でした。新選組という題材を、割とうまく料理していたと思います。歴史ネタが好き、殺伐とした雰囲気・血みどろは苦手じゃないむしろウェルカム、攻略キャラがそっけない?君のために生きたいって言わせてやろうじゃない、という人は楽しめるのでは。

 
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
蒼1228さん  [2008-10-30 掲載]

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総合ポイント
71
(難易度)
1.67
レビュー数
3
スコアチャート 薄桜鬼 新選組奇譚レビューチャート

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0-9
0%
10-19
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20-29
33.3%
30-39
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40-49
0%
50-59
0%
60-69
66.7%
70-79
0%
80-89
0%
90-100
【60点以上】
66.7%
【標準偏差】
16.86