〇圧倒的な長大ボリューム クリアまで普通にやっても70時間オーバーという、ボリュームたっぷりの作品に仕上がっている。 基本的にはP3、P4のシステムを引き継ぎ、それをさらに正当進化させている。 初めての人も、シリーズ経験者にもやりこめる作品だろう。 また、シナリオも良く言えばジュブナイル小説的な、非常にペルソナらしい作りになっており、進めるうちに増える仲間や明らかになってくる謎など、どんどんと引き込まれる作りである。 クリアまでにはかなりの時間を要するものの、この作り込みによって、プレイヤーは中だるみを起こしにくくなっており、続き見たさに先に進むようになっている。 〇まさかの演出 イゴールの声優変更によって、これまでとは一風変わったイゴールになっており、これも新しい試みかと思ったが、ラストまで行くとその仕掛けにシリーズファンなら膝を叩くに違いない。 これ以上はネタバレになりかねないので控えるが、声優変更すらシナリオに落とし込んだ手法は見事の一言。 〇銃の復活 個人的にはペルソナと言えば銃、というイメージが何となくあるので、これは結構嬉しい。 ただ弾数制限があったり、基本的には弱点を突くくらいしか使い道がないのは残念。 〇使いやすくなったコープ関連 コープは前作のコミュに相当するもの。 一番の変更点は、インターフェースが劇的に見やすくなった。 一目で誰がどこにいて、ランクアップ出来るかどうか、分かるようになっている。 これにより無駄な移動が少なくなり、ある程度効率的な進行が出来るようになった。 また、各コープにはアビリティが設定されており、ランクを上げていく事で、攻略に役立つ能力を得られる。 能力によってはかなり必須レベルのものもあるので、ガンガンコープを上げていく必要がある。 また、クリアの二週目はコープはやり直しとなるものの、マックスまで上げておけばラストに引き継ぎアイテムを貰えて、重要なアビリティは持ち越せたりするのも嬉しいところである。
〇割と古典的なストーリー 序盤こそ怪盗団によって悪人を改心させていくという斬新なストーリー展開を見せるが、終盤は割とありきたりの展開になる。 いつの間にか世界を救う為に戦っていた、というよくあるJRPG的なストーリーとなっている。 まあそれが悪いとは言わないが、個人的には少しチープ感があったかな、と言ったところ。 良く言えば王道的となる訳で、その辺の匙加減は人によるところだが。 〇大きな変更点の少ないシステム 上では正当進化したシステムと書いたものの、ADV面にしろ戦闘面にしろシステムの劇的な変革は見受けられない。 日常パートでは相変わらずステータスを上げてコープを上げるくらい 戦闘パートはP3から続くプレスターン制となっている(正確にはメガテン3からか)。 とはいえ、どちらのシステムも完成度が高く、なまじ下手に手を加えられないのも分かる。 次回作が出るかどうかは不明だが、個人的にはまた一新した世界観を見てみたいと思った。
全体として非常に良く出来たRPGといったところ。 シリーズファンにも十分楽しめるレベルには仕上がっている。 ただまあ、基本的には前作と一緒な部分も多いので、中だるみする人はやっぱりいると思う。 特に今作はボリュームも多く、どうしても途中で疲れてくる部分もある。 あと、今作は一部イベントで修羅場が発生する為、前作みたいに手あたり次第に恋人を作るとヤバい事になる。 まあ修羅場が起きても別にデメリットはないので、好みの問題だが。 むしろ修羅場イベントは一度は見ておきたいところである。
GOOD!
〇圧倒的な長大ボリューム
クリアまで普通にやっても70時間オーバーという、ボリュームたっぷりの作品に仕上がっている。
基本的にはP3、P4のシステムを引き継ぎ、それをさらに正当進化させている。
初めての人も、シリーズ経験者にもやりこめる作品だろう。
また、シナリオも良く言えばジュブナイル小説的な、非常にペルソナらしい作りになっており、進めるうちに増える仲間や明らかになってくる謎など、どんどんと引き込まれる作りである。
クリアまでにはかなりの時間を要するものの、この作り込みによって、プレイヤーは中だるみを起こしにくくなっており、続き見たさに先に進むようになっている。
〇まさかの演出
イゴールの声優変更によって、これまでとは一風変わったイゴールになっており、これも新しい試みかと思ったが、ラストまで行くとその仕掛けにシリーズファンなら膝を叩くに違いない。
これ以上はネタバレになりかねないので控えるが、声優変更すらシナリオに落とし込んだ手法は見事の一言。
〇銃の復活
個人的にはペルソナと言えば銃、というイメージが何となくあるので、これは結構嬉しい。
ただ弾数制限があったり、基本的には弱点を突くくらいしか使い道がないのは残念。
〇使いやすくなったコープ関連
コープは前作のコミュに相当するもの。
一番の変更点は、インターフェースが劇的に見やすくなった。
一目で誰がどこにいて、ランクアップ出来るかどうか、分かるようになっている。
これにより無駄な移動が少なくなり、ある程度効率的な進行が出来るようになった。
また、各コープにはアビリティが設定されており、ランクを上げていく事で、攻略に役立つ能力を得られる。
能力によってはかなり必須レベルのものもあるので、ガンガンコープを上げていく必要がある。
また、クリアの二週目はコープはやり直しとなるものの、マックスまで上げておけばラストに引き継ぎアイテムを貰えて、重要なアビリティは持ち越せたりするのも嬉しいところである。
BAD/REQUEST
〇割と古典的なストーリー
序盤こそ怪盗団によって悪人を改心させていくという斬新なストーリー展開を見せるが、終盤は割とありきたりの展開になる。
いつの間にか世界を救う為に戦っていた、というよくあるJRPG的なストーリーとなっている。
まあそれが悪いとは言わないが、個人的には少しチープ感があったかな、と言ったところ。
良く言えば王道的となる訳で、その辺の匙加減は人によるところだが。
〇大きな変更点の少ないシステム
上では正当進化したシステムと書いたものの、ADV面にしろ戦闘面にしろシステムの劇的な変革は見受けられない。
日常パートでは相変わらずステータスを上げてコープを上げるくらい
戦闘パートはP3から続くプレスターン制となっている(正確にはメガテン3からか)。
とはいえ、どちらのシステムも完成度が高く、なまじ下手に手を加えられないのも分かる。
次回作が出るかどうかは不明だが、個人的にはまた一新した世界観を見てみたいと思った。
COMMENT
全体として非常に良く出来たRPGといったところ。
シリーズファンにも十分楽しめるレベルには仕上がっている。
ただまあ、基本的には前作と一緒な部分も多いので、中だるみする人はやっぱりいると思う。
特に今作はボリュームも多く、どうしても途中で疲れてくる部分もある。
あと、今作は一部イベントで修羅場が発生する為、前作みたいに手あたり次第に恋人を作るとヤバい事になる。
まあ修羅場が起きても別にデメリットはないので、好みの問題だが。
むしろ修羅場イベントは一度は見ておきたいところである。