◆システム 日常パートも含めて80%くらい閃の軌跡で、敵の本拠地に乗り込むパートがイースになった感じ。とはいえファルコムの定番シリーズと同じということですから安定して面白く、本作も丁寧に作られているため両者が楽しめる人であれば毛色の違う新たなファルコムRPGとして凄く楽しめます。 ◆世界観 軌跡やイースは王道ファンタジーだったので東京は新鮮。スマホ、SNS、アイドル、学校、商店街など、現代日本に近い世界でこれまでになかったファルコムワールドが展開されます。キャラ付けも上手くいっており、仲間だけでなく、住民なども個性的に味付けされているのは流石ファルコム。ストーリーも日常に潜む非日常が上手く描かれており東京以外でも発展させやすそう。VITA版のときは続編を考えていなかったのか、狭い範囲でいろんなことが集中していたことと、大量に用意できる武器で一般人がかなり上位の敵を一撃で倒してしまったことは懸念ですね。 ◆音楽 相変わらずのファルコムクオリティ。グラフィックとは対象的に音楽は素晴らしいの一言。アイドルソングはそれっぽく仕上がってますし、タイトル画面等で流れる音楽は、ストーリーの最後で歌詞が付くととても切なくなります。今作はインストを先に出しておいてからのボーカル付きの曲が場面に合っていて上手い使い方をしていますね。 ◆爽快なアクション 手軽に色んな技が出せるので1章が終わる頃には自在に操れるようになります。敵の技も予備動作が大きめでゆっくりなのでイースに比べて難易度は低く、ノーマルまでであればある程度爽快に倒していけるはず。難易度をビギナーに落とすとジャンプアクション部分で補助床が出たりと、苦手な人への配慮もバッチリ。 ◆エンディング お話が展開してきちんと完結するのはやっぱりいいですね。ノーマルエンドはあからさますぎだけど、そこからいつもの曲に入って歌詞で追い討ち。でももっとさりげなくでもよかったなぁ。ボス戦の歌が入るところは最高の盛り上がり。トゥルーエンドの仲間との「縁」を前面に出したこの構成大好き。
◆グラフィック VITAからの移植なので仕方ないですが、口パクも開閉2パターンくらいですし、最初の桜とか初代PSかと思うくらい残念な出来。 ◆オリジナリティ 一言で言えば、閃の軌跡のシステムで舞台を東京にして戦闘はイースを持ってきたゲーム。日付がスクロールしていって日常フェーズ。クエストしたり、ポイントが2~3もらえて、それを使って仲間と一緒に過ごし縁の経験値がたまってレベルが上がると戦闘スキルが強化されたり。2日目に事件が起こって敵の拠点へ乗り込み、3日目にその後のお話…そのまんまですよね。 その他使いまわし(パロディは除く) ・指を鳴らすと色々起こせる宙に浮く見届け役、結社の執行者、教会の騎士 ・効果音、水泳ミニゲーム ・マスターコア(マスタークオーツ)、エレメント(クオーツ)、スロット、導力ネット ・アクション部分(ほぼイース) 全部自社作品ではありますが、使いまわすにしてももうちょっとオリジナル部分を入れて欲しかったです。 ◆アフターの最後 一人選んで一緒に過ごせるんですが、ほぼ同じ内容にガッカリ。Extraを埋めるには全員分見る必要があり、飛ばせないエンディングを見終わるまでセーブできず恐ろしく時間がかかるのに… ◆自虐、自己矛盾 異界に迷い込んだ人間は怪異に襲われるという設定を説明したのに、軒並み最奥のボスの後ろに安置されるという謎。門から入るとみんな入り口に出るのに、迷い込んだ人は同時でも既に居ないとか。門は見えないけどヒビは見えるとか。 「薫陶」を口にする人がいないのは安心しました。「とっとと」が少し多かった気がしますけど。あとセリフを言うときに「クサかった」「ラノベみたい」「アニメかよ」というようなことをよく言いますがわざわざ言わなくても…ファルコムのシナリオは全編そうですから! ◆毎回流れるオープニングアニメ 章開始時に毎回流れるのですが必要ないような…。内容が変わるとか伏線が見えるとかでもないし。タイトルを出すときの感じといい、アニメを意識しているんでしょうか?
VITA版未プレイ。ノーマルで2周しました。聞き慣れないタイトルでしたが調べてみると33年前に出たゲームの名前なんですね。アフターのエンディングでも続編を出すと書いてありますし、軌跡シリーズは次で一区切りと言っていたので次はこのシリーズに注力するのかも? 自社の使いまわしですがファルコムのゲームが楽しめる人だったら是非オススメします。 個人的に残念だったのは、PS4を買ったのが最近なのでDLCのカードが付いてきたのですが期限きれてました…
GOOD!
◆システム
日常パートも含めて80%くらい閃の軌跡で、敵の本拠地に乗り込むパートがイースになった感じ。とはいえファルコムの定番シリーズと同じということですから安定して面白く、本作も丁寧に作られているため両者が楽しめる人であれば毛色の違う新たなファルコムRPGとして凄く楽しめます。
◆世界観
軌跡やイースは王道ファンタジーだったので東京は新鮮。スマホ、SNS、アイドル、学校、商店街など、現代日本に近い世界でこれまでになかったファルコムワールドが展開されます。キャラ付けも上手くいっており、仲間だけでなく、住民なども個性的に味付けされているのは流石ファルコム。ストーリーも日常に潜む非日常が上手く描かれており東京以外でも発展させやすそう。VITA版のときは続編を考えていなかったのか、狭い範囲でいろんなことが集中していたことと、大量に用意できる武器で一般人がかなり上位の敵を一撃で倒してしまったことは懸念ですね。
◆音楽
相変わらずのファルコムクオリティ。グラフィックとは対象的に音楽は素晴らしいの一言。アイドルソングはそれっぽく仕上がってますし、タイトル画面等で流れる音楽は、ストーリーの最後で歌詞が付くととても切なくなります。今作はインストを先に出しておいてからのボーカル付きの曲が場面に合っていて上手い使い方をしていますね。
◆爽快なアクション
手軽に色んな技が出せるので1章が終わる頃には自在に操れるようになります。敵の技も予備動作が大きめでゆっくりなのでイースに比べて難易度は低く、ノーマルまでであればある程度爽快に倒していけるはず。難易度をビギナーに落とすとジャンプアクション部分で補助床が出たりと、苦手な人への配慮もバッチリ。
◆エンディング
お話が展開してきちんと完結するのはやっぱりいいですね。ノーマルエンドはあからさますぎだけど、そこからいつもの曲に入って歌詞で追い討ち。でももっとさりげなくでもよかったなぁ。ボス戦の歌が入るところは最高の盛り上がり。トゥルーエンドの仲間との「縁」を前面に出したこの構成大好き。
BAD/REQUEST
◆グラフィック
VITAからの移植なので仕方ないですが、口パクも開閉2パターンくらいですし、最初の桜とか初代PSかと思うくらい残念な出来。
◆オリジナリティ
一言で言えば、閃の軌跡のシステムで舞台を東京にして戦闘はイースを持ってきたゲーム。日付がスクロールしていって日常フェーズ。クエストしたり、ポイントが2~3もらえて、それを使って仲間と一緒に過ごし縁の経験値がたまってレベルが上がると戦闘スキルが強化されたり。2日目に事件が起こって敵の拠点へ乗り込み、3日目にその後のお話…そのまんまですよね。
その他使いまわし(パロディは除く)
・指を鳴らすと色々起こせる宙に浮く見届け役、結社の執行者、教会の騎士
・効果音、水泳ミニゲーム
・マスターコア(マスタークオーツ)、エレメント(クオーツ)、スロット、導力ネット
・アクション部分(ほぼイース)
全部自社作品ではありますが、使いまわすにしてももうちょっとオリジナル部分を入れて欲しかったです。
◆アフターの最後
一人選んで一緒に過ごせるんですが、ほぼ同じ内容にガッカリ。Extraを埋めるには全員分見る必要があり、飛ばせないエンディングを見終わるまでセーブできず恐ろしく時間がかかるのに…
◆自虐、自己矛盾
異界に迷い込んだ人間は怪異に襲われるという設定を説明したのに、軒並み最奥のボスの後ろに安置されるという謎。門から入るとみんな入り口に出るのに、迷い込んだ人は同時でも既に居ないとか。門は見えないけどヒビは見えるとか。
「薫陶」を口にする人がいないのは安心しました。「とっとと」が少し多かった気がしますけど。あとセリフを言うときに「クサかった」「ラノベみたい」「アニメかよ」というようなことをよく言いますがわざわざ言わなくても…ファルコムのシナリオは全編そうですから!
◆毎回流れるオープニングアニメ
章開始時に毎回流れるのですが必要ないような…。内容が変わるとか伏線が見えるとかでもないし。タイトルを出すときの感じといい、アニメを意識しているんでしょうか?
COMMENT
VITA版未プレイ。ノーマルで2周しました。聞き慣れないタイトルでしたが調べてみると33年前に出たゲームの名前なんですね。アフターのエンディングでも続編を出すと書いてありますし、軌跡シリーズは次で一区切りと言っていたので次はこのシリーズに注力するのかも? 自社の使いまわしですがファルコムのゲームが楽しめる人だったら是非オススメします。
個人的に残念だったのは、PS4を買ったのが最近なのでDLCのカードが付いてきたのですが期限きれてました…