【PS3】湾岸ミッドナイト
発売元 | 元気 (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007-07-26 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ジャンル:レースゲーム 【廉価版】 ■ 発売日:2008/07/24 └ 価格:2,940円 ■ 発売日:2011/07/14 └ 価格:1,890円 人気漫画「湾岸ミッドナイト」をテーマにしたレースゲームがPS3で登場だ。 PS3の性能を活かした超美麗グラフィックで、300キロオーバーの世界を体験しよう! 原作の世界観を生かす「SPバトル」、特定の区間内で指定された速度を出さなくてはならない「スピードバトル」など、原作にあわせた多様なバトルモードが用意されている。 また、オンラインにも対応し、2〜4人でのバトルを楽しむことができる。 |
GOOD!
首都高が走れること。
湾岸ミッドナイトの世界が楽しめるところ。
原作での名言。
フルスペックハイビジョンの対応
カード機能でセッティングがやりやすこと。
BAD/REQUEST
結構あります。
まずはシステム面についてですが、レース前のコース確認ですが、どのコースを走るのかが分かりにくく、レースをリタイアしてもう一度セッティングを変えるなんてことがしばしばありました。
またレース中のコース案内の地図は次は右なのか左なのかが、地図と実際走っているのとでは方向が違うので、コースに慣れないうちは混乱しました。
あとフルスペックハイビジョンテレビと普通のテレビと両方でやりましたが、普通のテレビだと字が潰れて見えないことが多いです。
それから実は雑なグラフィックを誤魔化しているのではないかとも思えるくらい首都高がまるで田舎の自動車道みたいに暗く感じました。
しかもその暗い画面のため他の車が良く見えないのでぶつかることもしばしばあります。
普通のレースゲームではぶつかることは自分の腕のせいでしょうけど、このゲームの場合は不可抗力が多く非常にストレスが溜まります。
また、エンジンブローのシステムはただのアクセルベタ踏みとは違い、ストレートでの駆け引きなど作戦が練れるので始めは面白かったですが、ゲームを進めるとあのシビアさに段々フラストレーションが溜まってきました。
以上の理由から爽快感は皆無に等しいです、不親切なシステム等と総合して快適さは文句なしに0点です。
また自分の好きな車で首都高をアキオ達と戦っていく(頭文字Dの公道最速伝説ような)プレイヤー視点のモードがないのでボリューム不足な感が否めませんでした。
レースゲームで自分の車がいじれないのは致命的だと思います。
レース中の音楽もMAXIMAM TUNEのトランスのように首都高をOVER300km/hで走り抜ける爽快感、陶酔感を表現したものを期待しましたが、全くそれからは程遠くチープな感じがして全然心に残りませんでした。
COMMENT
湾岸ミッドナイトのゲームはアーケードのMAXIMAM TUNEからやり始めたのですが、それとは別物と分かっていながらもこれはあまりにも酷いなと思いました。
しかもMAXIMAM TUNEがかなり良かったのでそれがなお引き立ちました。
正直、アーケードをそのまま移植したほうが売れたのではないかと思います。
途中で投げ出して酷いゲームだというのは失礼だと思い、一応全てのシナリオをシルバー、ゴールドの混在ですが、クリアするまで我慢してやりましたが、それでもこの評価は変りません。
また、良いランクでクリアすればするほど性能がいいカードや反則的なカードが手に入るらしいのですが、巧い人はそのカードはそれが手に入る時点ではほぼ必要ないのであって、こういったカードは下手な人でもそれなりの回数や時間やっていれば、手に入るというようにすればまた評価も変ってきたと思うし、もっとこのゲームを楽しめた人が増えたのではないかと思います。
HPでのネット対戦のムービーを見ていると、次回作が出るようなことを言っていましたが、この出来をみるとあまり期待できませんが実際どうなのでしょうか・・・
このゲームは元気が好きな人、キャラゲーと割り切れる人しかオススメできません。