【PS4】ROCKET LEAGUE(ロケットリーグ)
発売元 | Psyonix Inc (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-11-04 |
価格 | 2800円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:スポーツ ■ プレイ人数:1〜4人(オンライン:2〜8人) |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 2.60
- レビュー数
- 5
スコアチャート
GOOD!
個人的ゲームオブザイヤー。マジです。
フォールアウト4、ファークライ3、FIFA16、ウィッチャー3など名だたる大作を押しのけてもっとも熱中したのが、11月までPSStoreで無料配信されていたこのゲームです(笑)
言ってしまえば車でゲームするだけのバカゲーです。しかし、一度やりこむと相当に奥深いゲームであることに気付くはずです。海外ではゲームというよりE-Sports、つまりスポーツ競技として扱われる傾向が強く、その通りプレイヤースキルがモノを言います。
始めは車という小回りの利かない物体がボールにワラワラするだけのゲームです。それはそれで楽しいのですが、ある程度やりこむとジャンプとブーストを駆使して空中を飛んでボールを扱うようになります(エアリアルといいます)。これは相当難しいのですが、ボールがよく弾むこのゲームではかなり有効な技で、成功すれば試合を有利に進められるようになります。どんどん高度な技をできるようになり、初めて空中シュートを決めたときは興奮を超えて感動ものです。このゲームの最大のGOODポイントは、まさにこの瞬間です。
さらにプレイヤーレベルがあがると、もはやエアリアルは必須で、空中でクロスを供給しても空中でクリアされるようになります。攻撃手段が発展すれば、守備手段がさらに発達し、守備手段が発達すればそれを乗り越えるために攻撃手段がさらに発達する、という感じです。例えばゴール枠上隅を狙ってもエアリアルでクリアされるのが普通になる→ならばシュート打つ見せかけていったんボールを浮かし、キーパーがつられて出てきたところをエアリアルでシュートするなどの工夫と技術が必要になります。
その他戦術、基本的なポジショニング、小技などもたくさんあり、経験を積んで覚えていくことになると思います。
ここまでくればバカゲーではなくなります。シンプルであるがこその奥深さが分かってくる頃だと思います。ただただ「もっとうまくなりたい、もっとすごいプレーをしたい。だからもっとプレーしたい」と思えるゲームです。
BAD/REQUEST
・GOODの裏返しですが、かなり難しいゲームなうえ、プレーヤースキルに大部分依存するため、実はストイックなゲームです。多く人はこのゲームの奥深さに気付く前に飽きてしまうか、気付いてもスキル上達の大変さに疲れてしまうかもしれません。
・やりこみ要素がほとんどありません。その点に関しては安い(または無料)ゲームなので仕方ないかなと思います。
・ローカライズがいまいちで、日本語訳もしばしばおかしい。Snow Dayをでかでかとショー・デイ(Show Dayの間違い?)と訳していたのには、「さすがにそれはないだろ」と・・・。クイックチャットの訳も微妙。
・ランク制の試合でサブアカがたまにいて脅威。ただし始めのうちだけ。
・「残り30秒」の表示が大きすぎて試合の邪魔
COMMENT
はじめてこのゲームを知った時、面白そうなバカゲーだなと思いました。
ゴール前のチャンスなのに攻撃陣が全員空振り!
→つられて守備側も全員空振り!
→えらい交通事故が起こっている横で、ボールがコロコロとゴールラインを割る・・・
こんなのばっかりで爆笑モノでした。コントとしか言いようがないバカゲー。
しかしプロゲーマー達のプレー(車が宙を舞い、アクロバティックなゴールを決める)を見たとき、「かっこいい、自分もこんなことしたい」という情熱みたいな(笑)ものが芽生えました。200時間はこのゲームをしてますがまだまだ理想のプレーとは程遠いです。それでもいまだに楽しんでやってます。もっとこのゲームを極めたいという情熱は全く衰えません。
車好きで、サッカー好きで、ゲーム好きで、極めるのが好きな自分にとっては最高のバカゲーであり、神ゲーです。