PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

白熱の展開と感動的なドラマが繰り広げられるストーリー。
ネタばれ防止のため詳しくは書けませんが、ストーリーが進むにつれて壮大な展開が繰り広げられます。
多くのキャラ達が活躍する中で描かれる人間ドラマも観ていて、とても感動しました。

登場するキャラクターがどれも個性的で好感が持てるところ。
各キャラを演じている声優さんもベテランの方々が多く出演されており、演技力も素晴らしいです。

グラフィックがかなり良く出来ています。
キャラはトゥーンレンダリングを基調としたグラフィックですが、造形やモーションが良いです。
特にモーションは動きもさることながら、カメラワークによる演出もカッコよく決まっています。
背景は一般的な3Dグラフィックですが、こちらも造形や色彩がとても良いです。

豊富なやりこみ要素とオマケ要素。
ムービーやアートワーク、ゲームアイテムなどを閲覧できる「GALLERY」やゲームアイテムを獲得できる「FISHING」といったモードがあります。
また、今作の登場キャラをフィギュアとして鑑賞できるモードもあります。
いずれのモードもゲーム内通貨であるW$(ワールドドル)を稼ぎ、一定額払うことでさまざまな特典を獲得できます。

操作タイプに通常の「テクニカル」の他、「スタイリッシュ」があるところ。
「スタイリッシュ」では適当にボタンを押しているだけでも、自動的に技やコンボを繰り出してくれます。
格ゲーが初めての方や苦手な方でも、簡単に操作することができる便利なシステムです。

難易度はBEGINNER・EASY・NORMAL・HARD・VERY HARD・MANIACの６段階あるところ。
初心者から上級者まで幅広くプレイすることができます。

BAD/REQUEST

ストーリーの内容で、一部明かされなかった展開や描写があるところ。
ネタばれ防止のため詳しくは書けませんが、続編を匂わす内容も出ています。
作中のセリフでは専門用語も多く出てくるので、ストーリーの世界観の理解には少々時間がかかります。

ゲームシステムや操作方法が複雑で分かりづらい。
操作タイプに「スタイリッシュ」があるため、それなら初心者でも簡単にプレイできますが、通常の「テクニカル」では慣れるのに時間がかかります。
チュートリアルもあるのですが、それでもなかなか覚えづらい。

「GALLERY」の特典獲得に必要なW$の金額がかなり高いところ。
いずれの特典も数千から数万単位での金額が必要となるため、膨大な金額を要します。
せめて金額を１ケタくらい減らして欲しかった。

ゲームアイテムを獲得できる「FISHING」は、いわゆる「ガチャ」システム。
運次第でアイテムをゲットできるのですが、釣りをするたびにW$を払う必要があるのが痛い。
アイテム１個なら200W$、10個なら2000W$払うので、こちらも金額が少々高め。

操作キャラのうち、２キャラは有料DLC専用であるところ。
操作キャラぐらい、最初からすべて使えるようにして欲しかった。

COMMENT

32型液晶TV・HDMI端子使用。
ギルティギアシリーズは今作が初プレイです。

ギルティギアシリーズ自体は名前のみ知っていましたが、いざ一通りプレイしてみると大変素晴らしい作品でした。
壮大かつ感動的なストーリー、個性的なキャラ達、美麗なグラフィック、豊富なやりこみ要素など、良作と呼ぶにふさわしい要素が満載でした。
同社のブレイブルーシリーズと比べるとキャラ数やボリュームでは劣りますが、全体的な完成度や面白さは今シリーズの方が上だと感じました。

今作はPS4版もありますが、PS3版でも操作性などについては問題ないと思います。
格闘ゲームが好きな方、ギルティギアシリーズに興味がある方に是非オススメです。