【PS3】ウルフェンシュタイン: ザ ニューオーダー
発売元 | ベセスダ・ソフトワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-06-05 |
価格 | 7344円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション・シューター ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 51
- (難易度)
- 2.50
- レビュー数
- 2
スコアチャート
GOOD!
世界観の舞台はナチスが世界を征服した1960年という架空の世界。
ナチスの強大な科学技術と軍事力がある世界を舞台に、打倒ナチスを目指す主人公達の戦いや生き様・苦悩を壮大に描いています。
武器の両手持ちによる攻撃ができるところ。
他所のFPSにはないようなアサルトライフルやスナイパーライフルなどの両手持ちも可能です。
PERKSという特殊な技能があり、さまざまな技能を習得できるところ。
ステルスキルなど、特定の条件行動を満たすことで「リロード速度上昇」などの技能が得られます。
やり込み要素・オマケ要素が豊富なところ。
エニグマコード・ゴールド・レター・レコードといった収集要素があり、一部の要素は今作の世界観もより深めてくれるアイテムとなっています。
特にエニグマコードは収集後に特定の条件を満たすことで、特殊な条件でプレイできるモードを解放できます。
他にもコンセプトアートやキャラクター図鑑といったオマケ要素があります。
難易度がVERY EASY・EASY・NORMAL・HARD・VERY HARDの5段階あるところ。
初心者から上級者まで幅広くプレイでき、プレイ途中で難易度を変更することも可能です。
BAD/REQUEST
ストーリーの内容・展開はとても良いですが、一部の要素に不明な点が出たまま唐突にエンディングを迎えてしまいます。
ネタバレ防止のため詳細は書けませんが、あまりに投げヤリな感じで終わってしまうので、中途半端な内容になっています。
続編があるのかどうかは定かではありませんが、もしそうだとしても、もう少しスッキリした内容でエンディングを迎えてほしかったところ。
一部のグラフィック表現がかなり粗い。
遠くの背景とかではなく、身近な背景やオブジェクトでも粗い場所がとても多い。
PS3初期の作品ならまだしも、今作は次世代機であるPS4とのマルチプラットフォームの作品であるため、この粗さは余計に気になります。
PERKSの取得ですが、普通にプレイしているだけではあまり取得できません。
条件を達成しやすい場所で何度かプレイしないと取れないものが多く、満足に取得できません。
特定の条件で技能を取得するよりかは、経験値(ポイント)制にして、それを自由に振り分けて取得できるシステムの方が良かったです。
やり込み要素・オマケ要素が豊富なのは良いのですが、それらを集めるのに攻略情報がないと厳しいものがいくつかあります。
一部の要素はマップに表示されたりするのですが、特定の条件を満たさないと獲得できないものもあり、収集をすべて自力でやろうとするのはかなり骨が折れます。
操作方法が昨今のFPSと違い、「L2で構え・R2で発砲」となっていて間違えやすい。
キーコンフィグによる設定変更ができないので、慣れるまでは間違えやすいです。
弾薬・アイテムを拾うのにいちいち□ボタンを押さなくてはならないのも面倒でした。
キャラの吹き替え(ドイツ語以外は日本語吹き替え音声)の音量が小さいところ。
特に主人公の声がボソボソとした声で聴きとりづらく、字幕がないと分かりにくいです(演技自体は素晴らしいのですが)。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用
難易度はVERY EASYでクリア、ウルフェンシュタインシリーズは今作が初プレイです。
たまたま新品1500円ほどで売られていたセール品を購入しプレイ。
以前から今作が気になっていて、ようやくプレイできたのですが、いざやってみるといろいろと惜しい作品でした。
探索・収集要素があったりボリュームが多かったりと、昨今のFPSでは珍しいオフライン専用FPS。
私はFPSについてはほぼオフラインしかやらないので、今作の内容はとても評価できるものでした。
しかし、中途半端なエンディングや昨今のFPSとは異なる操作性など、悪い要素がいくらか目立ちます。
それらがもう少し改善されていたら、点数はもっとプラスされていました。
とはいえ決して悪い作品ではないので、プレイする価値は充分にあります。
FPSが好きな方、最近のオンラインメインのFPSに飽きた方にオススメです。