カプコンが結構気合いれて作ったオープンワールドアクションRPGです。 どこへ行くも自由、どの任務を受けるも自由、服装や職業も自由。 前作ドラゴンズ・ドグマの追加ディスク的存在です。 前作の内容+追加ダンジョンといったものですので、前作をお持ちの方以外はこちらを買えば良いかと。 ・戦闘のアクションが面白い。 戦士なら、盾を構えつつじりじり近寄り片手剣の一撃を浴びせる、大剣を振り回して遮二無二突撃する、 弓兵なら、短剣をサクサクやって一撃離脱する、遠距離から矢の雨を降らせる、 魔導師なら、前線の味方戦士を盾にして呪文を唱え、強力な魔法でまとめてすっとばす… かつてドラクエやFFで、みんなが頭の中で思い描いていたようなファンタジックかつエキサイティングな戦闘が楽しめます。 ・仲間との共闘感。 プレイヤー+自分の部下1名+他のプレイヤーが育てた兵士2名の、 最大4人によるパーティ戦闘が楽しめます(自分以外はCPUが操作します)。 オンラインなら、他のプレイヤーが育てた兵士を馬車馬のように働かせることができますし、 オフラインでも数え切れないほどの兵士が用意されています。 オンラインで先達が鍛え上げた兵士はとても頼りがいがあります。 ・種類豊富な敵モンスター。 RPGゲームではおなじみのゴブリンや、野生の狼、幽霊やゾンビ、果ては野盗や正規兵といったものも敵として出てきます。 プレイヤーの数倍近い大きさの巨大モンスターもたくさんいます。 巨大モンスターはしがみついて倒して良し、ひたすら足を斬って斬って斬りまくって倒して良し、 遠くから弱点を弓矢で狙撃して倒して良し。 味方兵士はこうしたモンスターを倒していくうちに、モンスターの弱点などを自然に学び、よりうまく戦ってくれるようになります。 他プレイヤーのもとで鍛え挙げられた熟練の兵士は、敵の弱点をよく知っており、 強力な装備をしていることもあり、巨大なモンスターすら瞬く間に倒します。 ・ 豊富な装備、着せ替えも自由自在。 職業ごとに装備できないものはあります(魔道士は重装備はできない等)が、 職業の枠内でも相当数の装備品があり、着せ替えの楽しみがあります。 暗黒騎士のような重鎧、シス卿のような黒ローブ、バイキングのような角兜。 作中のNPC専用装備も簡単に手に入ります! ・美麗なグラフィック。 街道をてくてく歩くと、遠景に城や砦や塔が見え、世界の広がりを感じさせます。 昼は明るく、景色はどこまでも見通せるようで、 夜はあくまで暗く、歩き慣れた街道すらどこか心細くあります。 ・迫力あるサウンド、BGM。 ドラゴンズドグマ・ダークアリズンから、日本語音声が追加されました。 タイトルメニューのオプションで英語音声と切り替えられます。 このあたりは好みが分かれるだけあって、切り替えられるのが嬉しいですね。 また、追加ダンジョンである黒呪島のBGMはかなり迫力があり、 あえて味方兵士を連れずに単独で潜った場合、 冷や汗が出るほどの緊張感が味わえることうけあいです。
前作から大きくは変わっていないだけに、改善されているところもあれば、手付かずなところもあります。 ・世界が意外と狭い。 ゲームの舞台は半島状の地域です。 話の内容的に他の国もたくさんあるようなのですが、そちらへの広がりはありません。 また、ゲーム内に登場する街の数も非常に少ないです。 ・登場人物の会話内容が乏しい。 ほとんどのNPCは意味のある会話をしません。 話しかけても、「辛いご時世だよな…」と独り言的な言葉をしゃべって終わりです。 ゲーム進行に関わるNPC以外には話しかける必要が無いため、ほとんどの通行人は店の看板や街路樹など街の風景と同じようなもので、いてもいなくても良いものです。 もっとゲーム攻略のヒントになるようなセリフがあってもよかったのでは… ・他のプレイヤーの兵士検索機能がしょぼい。 前作プレイヤーの兵士が優先的に検索に出てくるため、 今作プレイヤーの兵士を雇うのは非常に手間がかかります。 前作プレイヤーは今作プレイヤーの兵士を雇うことができないので、 「自分とこの子を雇ってもらったから雇い返す」ということができません。 このへんはカプコンのスタッフは何も考えてなかったのでしょうな。 ・そろそろ人がいなくなってきている。 オンラインで兵士の貸し借りがあることが売りなだけに、 過疎ってきて人がいなくなるとそうした楽しみは無くなります。 どこか補填要素があっても良かったのでは? ・ストーリーが明らかに尻切れトンボ。 発売に間に合わなくて切り捨てたところがあちこちあるように思えます。 登場人物の背景も描ききれているとは言えず、どーしてこうなるの、という動機に欠けることもしばしば。 もっと詳しく、深く詰めても良かったのでは。 ・オートセーブがうっとうしい。 マップが切り替わるたびに、10秒くらいかけてオートセーブします。 ・アホくさい自主規制がきつい。 まぁ日本国内で売るなら圧力団体の声もうるさいのでしょうが…。 エログロ表現は非常にソフトです。 城内で通行人に斬りかかればほぼ確実に逮捕されます。 この点、思い切ってスカイリム並みのフリーダムな感じにしても良かったのでは?
戦闘アクションの面白さが全てです。 シナリオに期待するのは無駄です。 とはいえ、そのアクションが面白過ぎて、100時間近くプレイしてしまったのですが… 同種のオープンワールドゲームとしてスカイリムなどがありますが、 自主規制や開発時期などでがんじがらめになっている印象を受けます。 ゲーム自体の出来は非常に良く、カプコンの開発力も捨てたもんではないなーと感じました。 街や城をせめてあと3個、内容の濃いサブクエストはあと2倍くらいあれば、 シナリオに関する不満は無かったでしょう。 戦闘中や移動時にゲーム機の処理が追いつかなくなって遅くなるのはなんとかならんものかしらん。 シナリオとかどーでもいいので、とにかく熱い戦闘を楽しみたい!って人にはおすすめです!
GOOD!
カプコンが結構気合いれて作ったオープンワールドアクションRPGです。
どこへ行くも自由、どの任務を受けるも自由、服装や職業も自由。
前作ドラゴンズ・ドグマの追加ディスク的存在です。
前作の内容+追加ダンジョンといったものですので、前作をお持ちの方以外はこちらを買えば良いかと。
・戦闘のアクションが面白い。
戦士なら、盾を構えつつじりじり近寄り片手剣の一撃を浴びせる、大剣を振り回して遮二無二突撃する、
弓兵なら、短剣をサクサクやって一撃離脱する、遠距離から矢の雨を降らせる、
魔導師なら、前線の味方戦士を盾にして呪文を唱え、強力な魔法でまとめてすっとばす…
かつてドラクエやFFで、みんなが頭の中で思い描いていたようなファンタジックかつエキサイティングな戦闘が楽しめます。
・仲間との共闘感。
プレイヤー+自分の部下1名+他のプレイヤーが育てた兵士2名の、
最大4人によるパーティ戦闘が楽しめます(自分以外はCPUが操作します)。
オンラインなら、他のプレイヤーが育てた兵士を馬車馬のように働かせることができますし、
オフラインでも数え切れないほどの兵士が用意されています。
オンラインで先達が鍛え上げた兵士はとても頼りがいがあります。
・種類豊富な敵モンスター。
RPGゲームではおなじみのゴブリンや、野生の狼、幽霊やゾンビ、果ては野盗や正規兵といったものも敵として出てきます。
プレイヤーの数倍近い大きさの巨大モンスターもたくさんいます。
巨大モンスターはしがみついて倒して良し、ひたすら足を斬って斬って斬りまくって倒して良し、
遠くから弱点を弓矢で狙撃して倒して良し。
味方兵士はこうしたモンスターを倒していくうちに、モンスターの弱点などを自然に学び、よりうまく戦ってくれるようになります。
他プレイヤーのもとで鍛え挙げられた熟練の兵士は、敵の弱点をよく知っており、
強力な装備をしていることもあり、巨大なモンスターすら瞬く間に倒します。
・ 豊富な装備、着せ替えも自由自在。
職業ごとに装備できないものはあります(魔道士は重装備はできない等)が、
職業の枠内でも相当数の装備品があり、着せ替えの楽しみがあります。
暗黒騎士のような重鎧、シス卿のような黒ローブ、バイキングのような角兜。
作中のNPC専用装備も簡単に手に入ります!
・美麗なグラフィック。
街道をてくてく歩くと、遠景に城や砦や塔が見え、世界の広がりを感じさせます。
昼は明るく、景色はどこまでも見通せるようで、
夜はあくまで暗く、歩き慣れた街道すらどこか心細くあります。
・迫力あるサウンド、BGM。
ドラゴンズドグマ・ダークアリズンから、日本語音声が追加されました。
タイトルメニューのオプションで英語音声と切り替えられます。
このあたりは好みが分かれるだけあって、切り替えられるのが嬉しいですね。
また、追加ダンジョンである黒呪島のBGMはかなり迫力があり、
あえて味方兵士を連れずに単独で潜った場合、
冷や汗が出るほどの緊張感が味わえることうけあいです。
BAD/REQUEST
前作から大きくは変わっていないだけに、改善されているところもあれば、手付かずなところもあります。
・世界が意外と狭い。
ゲームの舞台は半島状の地域です。
話の内容的に他の国もたくさんあるようなのですが、そちらへの広がりはありません。
また、ゲーム内に登場する街の数も非常に少ないです。
・登場人物の会話内容が乏しい。
ほとんどのNPCは意味のある会話をしません。
話しかけても、「辛いご時世だよな…」と独り言的な言葉をしゃべって終わりです。
ゲーム進行に関わるNPC以外には話しかける必要が無いため、ほとんどの通行人は店の看板や街路樹など街の風景と同じようなもので、いてもいなくても良いものです。
もっとゲーム攻略のヒントになるようなセリフがあってもよかったのでは…
・他のプレイヤーの兵士検索機能がしょぼい。
前作プレイヤーの兵士が優先的に検索に出てくるため、
今作プレイヤーの兵士を雇うのは非常に手間がかかります。
前作プレイヤーは今作プレイヤーの兵士を雇うことができないので、
「自分とこの子を雇ってもらったから雇い返す」ということができません。
このへんはカプコンのスタッフは何も考えてなかったのでしょうな。
・そろそろ人がいなくなってきている。
オンラインで兵士の貸し借りがあることが売りなだけに、
過疎ってきて人がいなくなるとそうした楽しみは無くなります。
どこか補填要素があっても良かったのでは?
・ストーリーが明らかに尻切れトンボ。
発売に間に合わなくて切り捨てたところがあちこちあるように思えます。
登場人物の背景も描ききれているとは言えず、どーしてこうなるの、という動機に欠けることもしばしば。
もっと詳しく、深く詰めても良かったのでは。
・オートセーブがうっとうしい。
マップが切り替わるたびに、10秒くらいかけてオートセーブします。
・アホくさい自主規制がきつい。
まぁ日本国内で売るなら圧力団体の声もうるさいのでしょうが…。
エログロ表現は非常にソフトです。
城内で通行人に斬りかかればほぼ確実に逮捕されます。
この点、思い切ってスカイリム並みのフリーダムな感じにしても良かったのでは?
COMMENT
戦闘アクションの面白さが全てです。
シナリオに期待するのは無駄です。
とはいえ、そのアクションが面白過ぎて、100時間近くプレイしてしまったのですが…
同種のオープンワールドゲームとしてスカイリムなどがありますが、
自主規制や開発時期などでがんじがらめになっている印象を受けます。
ゲーム自体の出来は非常に良く、カプコンの開発力も捨てたもんではないなーと感じました。
街や城をせめてあと3個、内容の濃いサブクエストはあと2倍くらいあれば、
シナリオに関する不満は無かったでしょう。
戦闘中や移動時にゲーム機の処理が追いつかなくなって遅くなるのはなんとかならんものかしらん。
シナリオとかどーでもいいので、とにかく熱い戦闘を楽しみたい!って人にはおすすめです!