ストーリーが非常によかったです。メインストーリーにからむキャラクター達の心情がよく表現されています。アニメアニメしたグラフィックと、主人公に随行する「イッスン」のキャラクターから、もっと子供向けの展開なのだろうと思っていたのですが、皆しっかりとした「青年」の悩みを持っています。 戦闘アクションはとても気持ちがいいです。私はこの手の「ロックできない」「照準もない」というゲームが非常に苦手なのですが、普段の苦手意識が全く出ずに楽しめました。この世界観とキャラクターでよくぞここまで爽快で力強いものを作れた、と感心します。 武器種は3つきりしかないのですが、「表」「裏」(右手左手みたいなもの)の装備でモーションがまったく異なります。プレイヤーの性格も出るでしょうし、敵によっても最適な組み合わせが変わってきます。よりスタイリッシュに勝つ工夫が楽しくなります。 BGMや新敵登場時の短いムービー演出なども、軽快でとてもいいです。鼓とお囃子が絶妙です。 謎解きと探索も非常に楽しいです。ふと見上げるとあんなところに宝箱。どうやって取るねん。これこれこういう筆わざが手に入るのかな・・・という想像が膨らみます。 新技を獲得したら一旦戻ってアイテム収集・・・ゼルダ・メトロイドの展開そのまんまですが、同じ脳みそを使う作品が初見で楽しめるのは嬉しい。細かいこと気にしない。
主にカメラです。 カメラには主観、3人称近接、俯瞰があります。近接がメインのカメラとなります。 近接カメラは主人公を大きく写し、半ば地面を這うように配置されます。主人公が疾走する様が格好いいので、その演出のためにメインにすえているのでしょう。しかし、探索時は見にくくてたまりません。視野が狭くて地理が把握しにくく、入り組んだ初見エリアでは目が回ります。 ボタンひとつで主観・俯瞰に変更できますが、ストーリー進行イベントが起こるたびに近接に戻ります。一旦ユーザが俯瞰にしたら、それはユーザが示した「俺はこれがいいんだ」「近接やめてくれ」というサインなのですから、勝手に戻さないでいただきたかった。 戦闘場面のカメラはかなりいい出来です。何故これを全編で維持できなかったろう? 3D空間を2Dの画面でプレイする以上、奥行きが分かりにくいのは宿命ですが、キャラクターや背景が平面的に描かれているが故に、分かりにくさに拍車がかかっています。影も真っ黒な筆書きで、地面から離れているとき薄墨にする、または小さくする、などの配慮もありません。 飛び越えや飛び移りの際に側面にカメラを移してマリオ的に操作したいのですが、方向補正がかなりきついため、主人公が着地する頃には斜め45度から真後ろくらいのところまで戻ってしまいます。連続ジャンプなどは本当にきびしい。
PS2版は未プレイ、絶景版が初プレイとなります。 PS3のワイヤレスコントローラのみの使用です。Lスティックではいまいち書きにくいかも知れませんが、慣れてくれば大分思ったとおりに書けるようになるでしょう。書いている途中は時間も止まるので、焦らずやればOKです。 謎解きは簡単め、戦闘はチョー簡単め。ストーリーを楽しみたい、アクションは苦難なしに爽快感だけ感じたい、という方向けのゲームです。ゼルダ・メトロイドが好きな方にはお薦めできますが、しかし、ほんとーに簡単ですよ。 謎解きは、メインストーリー部分はまったく詰まることがありませんでした。キャラクター達がかなりズバリなヒントを言います。さらに、言われる前にもう分かってしまうことが多かったです。 戦闘では、回復を多少した以外のアイテム使用はなし。死亡も、死亡を防ぐ即時復活も、ともにゼロ回でした(ゼロであるがゆえに「本当に即時復活できるのか」も我ながらアヤシイです)。売却できるアイテムをいくつも拾えるので、わたしよりアクション苦手な方でも、単にクリアするだけならおそらく金策不要です。 でも、簡単で文句が出るようなクオリティではなかったです。手を変え品を変えが楽しい、きちんと練られたいい作品でした。 なお、プレイ再序盤に「次はこっち!」という矢印が出ますが、最初だけ。その手の無粋な道案内は全編通してほとんど出ません(流石にそこまで簡単じゃない)。いやな予感は杞憂に終わるのでご安心を。 もう一つ。ゲーム内でも「セーブ分けしろ」というメタな指南をされますが、クリア後のコンプ作業がしたい方は、複数スロットのローテーションなどをしておいた方がいいです。最終局面で、後戻りできなくなるようです。
GOOD!
ストーリーが非常によかったです。メインストーリーにからむキャラクター達の心情がよく表現されています。アニメアニメしたグラフィックと、主人公に随行する「イッスン」のキャラクターから、もっと子供向けの展開なのだろうと思っていたのですが、皆しっかりとした「青年」の悩みを持っています。
戦闘アクションはとても気持ちがいいです。私はこの手の「ロックできない」「照準もない」というゲームが非常に苦手なのですが、普段の苦手意識が全く出ずに楽しめました。この世界観とキャラクターでよくぞここまで爽快で力強いものを作れた、と感心します。
武器種は3つきりしかないのですが、「表」「裏」(右手左手みたいなもの)の装備でモーションがまったく異なります。プレイヤーの性格も出るでしょうし、敵によっても最適な組み合わせが変わってきます。よりスタイリッシュに勝つ工夫が楽しくなります。
BGMや新敵登場時の短いムービー演出なども、軽快でとてもいいです。鼓とお囃子が絶妙です。
謎解きと探索も非常に楽しいです。ふと見上げるとあんなところに宝箱。どうやって取るねん。これこれこういう筆わざが手に入るのかな・・・という想像が膨らみます。
新技を獲得したら一旦戻ってアイテム収集・・・ゼルダ・メトロイドの展開そのまんまですが、同じ脳みそを使う作品が初見で楽しめるのは嬉しい。細かいこと気にしない。
BAD/REQUEST
主にカメラです。
カメラには主観、3人称近接、俯瞰があります。近接がメインのカメラとなります。
近接カメラは主人公を大きく写し、半ば地面を這うように配置されます。主人公が疾走する様が格好いいので、その演出のためにメインにすえているのでしょう。しかし、探索時は見にくくてたまりません。視野が狭くて地理が把握しにくく、入り組んだ初見エリアでは目が回ります。
ボタンひとつで主観・俯瞰に変更できますが、ストーリー進行イベントが起こるたびに近接に戻ります。一旦ユーザが俯瞰にしたら、それはユーザが示した「俺はこれがいいんだ」「近接やめてくれ」というサインなのですから、勝手に戻さないでいただきたかった。
戦闘場面のカメラはかなりいい出来です。何故これを全編で維持できなかったろう?
3D空間を2Dの画面でプレイする以上、奥行きが分かりにくいのは宿命ですが、キャラクターや背景が平面的に描かれているが故に、分かりにくさに拍車がかかっています。影も真っ黒な筆書きで、地面から離れているとき薄墨にする、または小さくする、などの配慮もありません。
飛び越えや飛び移りの際に側面にカメラを移してマリオ的に操作したいのですが、方向補正がかなりきついため、主人公が着地する頃には斜め45度から真後ろくらいのところまで戻ってしまいます。連続ジャンプなどは本当にきびしい。
COMMENT
PS2版は未プレイ、絶景版が初プレイとなります。
PS3のワイヤレスコントローラのみの使用です。Lスティックではいまいち書きにくいかも知れませんが、慣れてくれば大分思ったとおりに書けるようになるでしょう。書いている途中は時間も止まるので、焦らずやればOKです。
謎解きは簡単め、戦闘はチョー簡単め。ストーリーを楽しみたい、アクションは苦難なしに爽快感だけ感じたい、という方向けのゲームです。ゼルダ・メトロイドが好きな方にはお薦めできますが、しかし、ほんとーに簡単ですよ。
謎解きは、メインストーリー部分はまったく詰まることがありませんでした。キャラクター達がかなりズバリなヒントを言います。さらに、言われる前にもう分かってしまうことが多かったです。
戦闘では、回復を多少した以外のアイテム使用はなし。死亡も、死亡を防ぐ即時復活も、ともにゼロ回でした(ゼロであるがゆえに「本当に即時復活できるのか」も我ながらアヤシイです)。売却できるアイテムをいくつも拾えるので、わたしよりアクション苦手な方でも、単にクリアするだけならおそらく金策不要です。
でも、簡単で文句が出るようなクオリティではなかったです。手を変え品を変えが楽しい、きちんと練られたいい作品でした。
なお、プレイ再序盤に「次はこっち!」という矢印が出ますが、最初だけ。その手の無粋な道案内は全編通してほとんど出ません(流石にそこまで簡単じゃない)。いやな予感は杞憂に終わるのでご安心を。
もう一つ。ゲーム内でも「セーブ分けしろ」というメタな指南をされますが、クリア後のコンプ作業がしたい方は、複数スロットのローテーションなどをしておいた方がいいです。最終局面で、後戻りできなくなるようです。