オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 2pt |
83pt
GOOD!
●オリジナリティー
もう10年も続くシリーズなのでマンネリを感じる人も多いと思いますが、少しずつ進化を重ねより完成度の高い作品に仕上がっています。また、今作のサブストーリーやミニゲームは笑いの要素が強く、シリアスなメインストーリーとのギャップに笑いを抑えられないような場面も多かったです。メインストーリーを進めているときは凄くシリアスで登場人物も皆カッコいいのに少し寄り道した途端にバカゲーになるという両極端をうまく融合させたバランスは唯一無二と言えます。
●サウンド
主題歌が歴代で最もゲーム内容にしっくりくる良曲。ゲーム開始直後OPのカッコよさに痺れました。
○ストーリー
少し前にPS3の1&2をプレイしていたので桐生と錦山の関係性に感極まるところもありました。1のストーリーとの整合性もきちんと考えられており後付けで適当に作ったわけではないようです。繋がり云々を抜きにしてもストーリーの出来は良いですし、1を未プレイの人でもやりやすいと思います。
○アクション
4と5では戦闘スタイルの違う複数の主人公を操作できるというものでしたが、今作では一人で複数の戦闘スタイルを自在に切り替えながら戦う仕様に変更。メニュー画面を挟まず十字キーのボタン一つで切り替えられるので慣れると変幻自在な戦い方が可能です。
○金が貯まる
本作では通常の雑魚戦でも数万~数十万の金が普通にもらえるので序盤からミニゲームが金の心配をすることなく遊ぶことが出来ます。今まではある程度進まないと金の余裕がなくてミニゲームに手を出し辛かったので最初から色々遊ばせてもらえるのは良かったです。
○シノギ
桐生編では不動産経営、真島編ではキャバクラ経営というバブルらしいシノギが行えます。特にキャバクラ経営は経営シュミレーションとしても中々完成度が高く面白かったです。そしてユキちゃんが可愛かったです。
○他では絶対に見られない前衛的なタイアップ
今まで実在店舗や商品のタイアップは多くありましたが、まさか現役AV女優が30人も登場するとは思いませんでした。街の中にもでかでかとポスターが貼ってあったりするし、役どころも不動産経営のサポート役とかキャバクラ経営のキャバ嬢とかプレイヤーの印象に残りやすい配役などもあり、ただのちょい役にしないあたり制作側の本気を感じました。
BAD/REQUEST
●グラフィック
紙芝居のようなイベントシーンとか、かなり雑な使い回しが随所に見られるのが残念でした。例えばテレクラで知り合った女と遊んだあと去っていく女の歩き方が完全におっさんのそれだったり、真島のキャバクラ経営に登場するモブキャバ嬢の顔パターンが少なくてキャバ嬢一覧を開くと髪型が違うだけの同じ顔がいくつも並んだいたりという感じです。PS3とのマルチなので仕方のない部分もあるとは思いますが。
○プレイヤーの強化の仕様
今作では自分に投資するという名目で金を使ってプレイヤーを強化します。しかし必要金額の上り幅がおかしく金を稼ぐ手段の選択肢もほぼ無いに等しいので最終的にカツアゲ君を乱獲するだけの作業になります。
○ミニゲーム関連
全般に言えるのが跳ばせない演出による進行の遅さ、もっとサクサクプレイできないものかと。次に賭博系ミニゲームの存在意義の無さ、数分で数十億稼ぐことが可能なゲームバランスでMAXBet10万程度のギャンブルに何の価値があるのでしょう?
ポケサーはミニゲームとしては面白いですがパーツ一つの値段が数百万から億を超えるものまであり、子供に大人気の遊びという前提が最初から破綻してしまっている。ただ強いパーツに付け替えていくのではなくパーツの組み合わせの多様性で勝負するゲームにした方が良かったのではないでしょうか。
一番酷いのがキャットファイト。セクシー衣装の女の子が戦うのに金を賭けるのだがプレイヤーがやることはただのジャンケン、あいこの時はボタン連打で応援しろと出るが、これが連コンを使っても勝てないときは絶対に勝てないというプレイヤーに謎の労力を強いる糞仕様。攻撃の威力もランダムで変動するので運次第であっさり逆転される。スキップすることのできないぐっだぐだの取っ組み合いを見ながらジャンケンして、あいこになったら徒労に終わるかもしれない連打をさせられる運ゲーとか何が楽しいの?
COMMENT
◆トロフィー関連◆
トロコンに要した時間は120時間ほど、達成目録の全達成は項目が多く時間がかかるが特に難しいものはない。鬼門は究極闘技クリアで今までのシリーズの中でもかなり難しい部類、攻略動画を参考にしてもかなりのプレイヤースキルが求められる難関。
◆総評・感想など◆
龍が如くは一通りナンバリングタイトルは網羅してますが個人的には一番出来のいい作品です。バブル期の事とかはよく知りませんが過去の時代を描いた作品としてはファンが喜びそうな要素はちゃんと抑えてありますし、ストーリーもうまく1との整合性の取れたものに仕上がっていますし、桐生と真島が「堂島の龍」「嶋野の狂犬」の二つ名で呼ばれるようになったエピソードとしてもうまくまとまってたと思います。作品中の時代の中ではシリーズで一番古いですがやるならせめて4まではクリアしていた方がよりストーリーを楽しめるんじゃないかと思いますね。
余談ですけど真島が常識人すぎてちょっと意外でした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 1pt |
91pt
GOOD!
キャバクラ、マネーアイランドはシミュレーションゲームとしてはハマりました。
ビリヤード、将棋、ミニ四駆でもハマった。
イージーで無双するのが好きだから、難易度も低くて良い。
カツアゲ君は、戦い方がわかるとすぐ攻略できて金稼ぎも楽。
1,2プレイしたので、その前のストーリーがわかるという点でファンを満足させることができる。
ファイトスタイルをその状況を見ながら選ぶというシステムでは、考えながら戦闘をする楽しみがある。
映像としては、毛穴まで見える必要ある?っていうくらい綺麗。
それは、極道ものだから、多少顔の汚さとかあったほうがそれらしくみえるから良いのかもしれない。
真嶋は、全部の戦闘スタイルで爽快な戦いができる。
BAD/REQUEST
キャバクラの支配人を呼んだときとか客が帰るときにどうすればいいか最初わからなかった。
昔のゲーセンで超低グラフィックのゲームを何回もやるのはキツい。
壊し屋の技を習得する方法がわかりにくい。
能力の封印を解除する方法が最初わからなかった。
サブストーリー面倒。
もう少し、ボイスを増やして欲しい。
音ゲーの難易度をもう少し優しくして欲しい。
絆ゲージの上がり方をもっと大きくして欲しい。
壊し屋の移動が遅すぎる。
COMMENT
キャバクラ、マネーアイランド、カツアゲ君狩などを考えるとやり込み要素はたくさんある。
アクションゲームとしてはいろんなことができて飽きにくい。
おそらく、これからもシリーズをやっていくことになると思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 2pt |
37pt
GOOD!
・PS4だったので、道路の水たまりの描写や、車や背景の質感等、グラフィックは○
・シノギ自体は個人的に○ 特に今回のキャバクラ経営は楽しかった
・中盤までのシナリオ構成は良かった 先の展開が気になり眠れないほどだった(世良が初登場する辺りまで)
・初めて真島でカラオケをしたときは、思いっきり笑ってしまった。
・初作ファンとして、錦と共闘できるシーンがあったのはとても嬉しかった。
BAD/REQUEST
・闘技場の一部と武具探索、素材集めなどに運要素が絡み過ぎていること。
運が良いとあっさり、悪いとひたすらお祈り作業 どちらにしても、手に入れた!などという達成感がない。
・操作性、視点の悪さ。
主にバトル中、強制的にある程度自動で敵を狙ってしまうので、狙った相手に攻撃しにくく、囲まれたときなど非常にストレス。
狭い路地や、通行人に囲まれてる環境での戦闘は視界が非常に悪く、画面酔いするレベル。
・盛り上げまくった割にお粗末な結末、ストーリー。
※以下ネタバレ注意※
・・・・・・(ネタバレにより削除しました)・・・・・・。
・バブル期の日本を描く!といううたいこみに対して「1988年当時の日本」を知る身としては、あまりにも時代設定上、矛盾を感じてしまう。当時を再現している部分と、そうでない部分が当たり前に共存していて違和感というか、中途半端な印象が強い。
・成長システムがだるい
成長箇所を選択して○長押し~が地味に長ったらしくて不快でした。
・お金と経験値が統合されたシステムが微妙。
他社作品で馴染みのあるシステムだったので、自分に合ってるかと思ったのですが、個人的には龍が如くのシステムには全く合わないと感じました。以前までは麻雀や花札などでお金を貯めて、良い装備を買って~などと楽しんでいたのですが、成長に必要な金額に対して、買えるものが安すぎて、買う喜びが一切ありません。そのため、ミニゲームをしよう、という気も起きなかった。しっかりバランスを考え、手に入る額を減らし、且つ成長に必要な額ももっと減らすべきだったと思います。
・すぐ飽きてしまった
シリーズ経験者だからという面が強いとは思うのですが、今作はアイテム収集の楽しみやミニゲームの必要性が非常に欠如しており、一度クリアしたら一切やる気が出なくなってしまいました。
COMMENT
シリーズ通してプレイしてきた者の意見として、個人的に4や5、オブジエンドの様な多人数主人公作品がどうにも馴染めず、また、ひとつの時間軸であれこれ詰め込むシナリオに無理を感じていたので、「主人公が2人」「設定が初作より過去」というところで非常に期待していましたが、正直内容としては非常にがっかりでした。
ただ、「シリーズをやってきた故の飽き」も当然ありますので、シナリオ重視しない方や、龍が如くシリーズをあまりやってない方にはとてもボリューミーな作品かと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-26
特に良かった新要素が神室町マネーアイランドですね。宣伝などではシノギ や 不動産王モードなどとも言われていますが、その名の通り神室町中の物件をゲーム内で莫大に手に入る資金で次々と購入し、人員を配備して運営していくモードです。これが特に画期的で、今までのシリーズでやや消化不良気味だった美麗な街グラフィックや使い捨て程度に終わっていたサブストーリーが余す所なく有効活用されていたのには、龍が如くの新たな可能性を感じました。
具体的に説明すると、これまでただの背景にしか過ぎなかった「入ることの出来ない」店舗が、グラフィック通りの名前で物件として売り出されているのです。また、今まで一回限りの登場で終わっていたサブストーリーのキャラクターが、マネージャーやアドバイザーなどのスタッフとして雇用が出来るようになったのです。もちろんそれぞれの個性も細かく設定されていて、ストーリーを忘れてのめり込んでしまいました。笑
寄り道し過ぎてまだプレイ途中ですが、評判に劣らない素晴らしい出来になっていると思います。買って損はないのではないでしょうか。
GOOD!
・お金の使い道
今作はとにかくバンバンお金を稼げます。
その用途はマルチでショッピングは勿論のこと経験値としてのスキル
アップにも消費するので使い方に計画性が必要になって来ます。
とても性格が如実に出るシステムで楽しいと思いました。
・時代感
昭和の古い神室町と蒼天堀の風景がとてもレトロで良かったです。
特に夜景の照明は昔はこんな感じだったのかと感銘を受けました。
また、桐生の性格に芯があると言えどまだ若さ溢れる感じが新鮮。
真島の兄さんは相変わらず格好良い。
・シノギ
桐生編、真島編共にとても面白くてこれで一本ゲーム作れそうです。
本編そっちのけで楽しんでしまいました。
神室町専有バトル(桐生編)、キャバクラ経営バトル(真島編)の
内容が全く違うシステムなのが驚きで高い完成度です。
BAD/REQUEST
・戦闘スタイル
各々個性のある複数スタイルをチェンジして戦闘攻略出来るのですが
正直宝の持ち腐れ感が否めなく全てを上手く利用出来ず偏る傾向。。
ここは通常の龍が如くで個人で特色を変える方が良い。
こんなに沢山の技活用は無理で半分くらい忘れてしまう。。
・サブシナリオ
今回のサブはフラグがその場所に行かないと立たないので歩き回らな
いと見つけられないのでマップ上に!アイコンがあれば良いと思う。
専用アイテムを入手すればイベント位置がわかりますが序盤が。。
COMMENT
REGZA(26C3700 26V型)HDMI接続でプレイ。
ハードは500GB:CUHJ-10001(3TB外付HDCZ-UT3K接続)でプレイ。
若き頃の桐生と真島が主人公として楽しめます。
自分が一番好きなキャラクターの真島が良い味を出し過ぎてます。
やっぱり男として格好良い。
時代背景がバブリーな雰囲気を全面に出したシステムと演出がとても
うまく表現されてとても良いまとまりを感じました。
また、オマケであるシノギが20時間以上遊んでしまう程の熱中度。
あなどれません。。
今作はシリーズ初プレイでも楽しめるかと思いますが極又は1&2を
遊んだ跡だと感動の深みが違います。
プレステ4を買ったなら万人に必ず遊んで欲しいタイトルです。