1.ストーリー わかりやすくかつ緊迫感もあってのめり込めるストーリー。再開発の利権をめぐる組織間抗争に巻き込まれていく若かりし日の桐生と真島が 極道界のルールと自らの信念との間で苦悩しながら自らの道を見つけ出す過程がよく描けていた。キーマンとなる女性が極道たちに追われる 存在であることにより、スリリングな緊迫感も味わえた。 2.キャスト 竹内力等、個性的な俳優陣の熱演がドラマを盛り上げていた。決して声優のように上手ではないものの独特のドスが効いたセリフ回しがかえ ってリアルさを醸し出した。 3.システム・難易度 従来のシリーズ通り、ゲームが得意な人も下手な人もクリアできる親切設計。下手な人はボタン連打でどうにかなるし、うまい人はカウンタ ー等華麗な攻撃で敵を瞬殺する快適さが味わえるようになっていて、相変わらず楽しいバトルシステム。 従来のやや不便に感じていた点も改善が加えられており、製作者側の配慮が感じられる。たとえば、誰かについて歩く場合、従来は歩くと 置いて行かれる、走るとぶつかるで操作にイライラしていたが、今回はR2ボタンの押しっぱなしで自動追尾してくれるように改良されていた。 4.サウンド シーンに合わせ、決して耳障りでなくちょうどいい盛り上げ具合のBGM。バトルシーンはやはりロックがピッタリですね。 また、”伝説の龍”スタイルを獲得し、初めてチェンジした時にあのお馴染みのBGMに変わった時には感動しました。 5.時代感 若い人はバブルを知らないでしょうが、当時私はの今回の桐生とほぼ同じ歳だったのであの狂ったような時代を体験しており、懐かしさ全開。 ショルダーフォンが出てきたときには感動してしまいました(あれレンガなみに重かったんですよね。バッテリーの小型化ができてなかった から)。 ボディコン女子ばかりのディスコや捕まらないタクシー、土地を持っている人は素人までが財テクに走ったことなどをうまくサブストーリー にも取り入れていて、バブルを知らない世代も雰囲気は感じられたのではないでしょうか。
1.グラフィック PS3版も出したので共用化を図ったグラフィック作成にしたのでしょうか。背景や桐生などはさすがPS4な画質ですが、通行人やマネーバ トルの敵キャラなどはPS3でも悪い方の出来。海苔を貼ったような髪のディテール、ペッタリとしたボディコンのお姉さん、変に直線的かつ 平面的ボディの自動車。その横には妙にリアルなディテールの水たまり。 基本PS3ベースで作って部分的にPS4画質を差し込んだような感じになっていてチグハグ感が否めませんでした。 蒼天堀のほうはまだ違和感なく作られていたような・・・神室町とは制作スタッフが違うんですかね。 ”維新”の方がバランスよく作り込んであった気がします。 2.お金に偏りすぎたゲームシステム 確かにあの時代を表すキーワードはお金であり、それを中心に据えたことは悪くないと思いますが、主人公の成長システムまでお金にしたの は失敗だったと思います。簡単に成長させるわけにいかないので少しづつ価格が上がるようにした結果、最終的には1つのスキル獲得に10億 などという浮世離れした金額になってしまい、振り返ると総投資額は1000億を突破。巨大極道組織が1000億も稼げる部下を目の敵にしなが ら10億の土地を必死になって追うという、おかしな構図になってしまいました。 また、成長に必要な金額を稼がせるためカツアゲ君なる大金持ちキャラを登場させたのでしょうが、めちゃくちゃ強いので序盤は桐生や真島 がカツアゲ君からこそこそ逃げながら金儲けに奔走するという、何とも情けない展開になってしまいました。 成長は従来通り経験値にすべきだったと思います。 3.若干の手抜き 主人公の体力ゲージがある一定以上は表示されなくなっています。敵キャラのように折り返し表示にすべきだったと思います。ゲージに表示 されない部分の体力がどのくらいあるのかわからないので不便です。手抜きした、としか言いようがないと思います。
これまで同様、ゲームとしての間口は広いのですが、このシリーズをやったことのない人に本作を勧めるか、というと微妙です。 はっきり言って本作は「面倒くさいゲーム」になってしまっているからです。とにかくお金を稼がないといけない、というのが面倒です。 街中のバトルでは大した金額が入ってこないのでシノギに頼るしかなく、成長のためにはずっと経営を続けなければならないのが作業感と なって飽きてきてしまいます。 シリーズ初見の人は途中で投げ出してしまうかもしれません。 このシリーズが好きな人にとっては我慢できるかもしれませんが・・・正直、私も飽きてきてトロフィーコンプリートを断念してメインス トーリーを進めて終わらせました(サブストーリーは完了しましたが)。 基本はこのシリーズが大好きなので、次回作に期待です。
GOOD!
1.ストーリー
わかりやすくかつ緊迫感もあってのめり込めるストーリー。再開発の利権をめぐる組織間抗争に巻き込まれていく若かりし日の桐生と真島が
極道界のルールと自らの信念との間で苦悩しながら自らの道を見つけ出す過程がよく描けていた。キーマンとなる女性が極道たちに追われる
存在であることにより、スリリングな緊迫感も味わえた。
2.キャスト
竹内力等、個性的な俳優陣の熱演がドラマを盛り上げていた。決して声優のように上手ではないものの独特のドスが効いたセリフ回しがかえ
ってリアルさを醸し出した。
3.システム・難易度
従来のシリーズ通り、ゲームが得意な人も下手な人もクリアできる親切設計。下手な人はボタン連打でどうにかなるし、うまい人はカウンタ
ー等華麗な攻撃で敵を瞬殺する快適さが味わえるようになっていて、相変わらず楽しいバトルシステム。
従来のやや不便に感じていた点も改善が加えられており、製作者側の配慮が感じられる。たとえば、誰かについて歩く場合、従来は歩くと
置いて行かれる、走るとぶつかるで操作にイライラしていたが、今回はR2ボタンの押しっぱなしで自動追尾してくれるように改良されていた。
4.サウンド
シーンに合わせ、決して耳障りでなくちょうどいい盛り上げ具合のBGM。バトルシーンはやはりロックがピッタリですね。
また、”伝説の龍”スタイルを獲得し、初めてチェンジした時にあのお馴染みのBGMに変わった時には感動しました。
5.時代感
若い人はバブルを知らないでしょうが、当時私はの今回の桐生とほぼ同じ歳だったのであの狂ったような時代を体験しており、懐かしさ全開。
ショルダーフォンが出てきたときには感動してしまいました(あれレンガなみに重かったんですよね。バッテリーの小型化ができてなかった
から)。
ボディコン女子ばかりのディスコや捕まらないタクシー、土地を持っている人は素人までが財テクに走ったことなどをうまくサブストーリー
にも取り入れていて、バブルを知らない世代も雰囲気は感じられたのではないでしょうか。
BAD/REQUEST
1.グラフィック
PS3版も出したので共用化を図ったグラフィック作成にしたのでしょうか。背景や桐生などはさすがPS4な画質ですが、通行人やマネーバ
トルの敵キャラなどはPS3でも悪い方の出来。海苔を貼ったような髪のディテール、ペッタリとしたボディコンのお姉さん、変に直線的かつ
平面的ボディの自動車。その横には妙にリアルなディテールの水たまり。
基本PS3ベースで作って部分的にPS4画質を差し込んだような感じになっていてチグハグ感が否めませんでした。
蒼天堀のほうはまだ違和感なく作られていたような・・・神室町とは制作スタッフが違うんですかね。
”維新”の方がバランスよく作り込んであった気がします。
2.お金に偏りすぎたゲームシステム
確かにあの時代を表すキーワードはお金であり、それを中心に据えたことは悪くないと思いますが、主人公の成長システムまでお金にしたの
は失敗だったと思います。簡単に成長させるわけにいかないので少しづつ価格が上がるようにした結果、最終的には1つのスキル獲得に10億
などという浮世離れした金額になってしまい、振り返ると総投資額は1000億を突破。巨大極道組織が1000億も稼げる部下を目の敵にしなが
ら10億の土地を必死になって追うという、おかしな構図になってしまいました。
また、成長に必要な金額を稼がせるためカツアゲ君なる大金持ちキャラを登場させたのでしょうが、めちゃくちゃ強いので序盤は桐生や真島
がカツアゲ君からこそこそ逃げながら金儲けに奔走するという、何とも情けない展開になってしまいました。
成長は従来通り経験値にすべきだったと思います。
3.若干の手抜き
主人公の体力ゲージがある一定以上は表示されなくなっています。敵キャラのように折り返し表示にすべきだったと思います。ゲージに表示
されない部分の体力がどのくらいあるのかわからないので不便です。手抜きした、としか言いようがないと思います。
COMMENT
これまで同様、ゲームとしての間口は広いのですが、このシリーズをやったことのない人に本作を勧めるか、というと微妙です。
はっきり言って本作は「面倒くさいゲーム」になってしまっているからです。とにかくお金を稼がないといけない、というのが面倒です。
街中のバトルでは大した金額が入ってこないのでシノギに頼るしかなく、成長のためにはずっと経営を続けなければならないのが作業感と
なって飽きてきてしまいます。
シリーズ初見の人は途中で投げ出してしまうかもしれません。
このシリーズが好きな人にとっては我慢できるかもしれませんが・・・正直、私も飽きてきてトロフィーコンプリートを断念してメインス
トーリーを進めて終わらせました(サブストーリーは完了しましたが)。
基本はこのシリーズが大好きなので、次回作に期待です。