【PS3】チャイルド オブ ライト レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-05-01 |
価格 | 2138円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:2D RPG ■ プレイ人数:1〜2人 ■ ダウンロード版:1,599円 |

- 総合ポイント
- 82
- (難易度)
- 2.33
- レビュー数
- 3
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 2pt |
82pt
GOOD!
・横スクロールアクションと思いきや、開始早々に自由に空を飛べるようになり、既存の横スクロールアクションというより空を飛んで自由に探索といった感じ
戦闘もアクションかと思えば、シンボルエンカウントタイプのFFなどのATBを使った日本人なじみのRPGバトルだったりと情報を得ずに買ったため思ったのとは違ったが良い意味で良かった。複雑な操作はしないのでだれにでも薦められるし、かといって簡単というわけでもない適度な難易度もある。、「日本のRPGに影響されて制作した」と言うだけあって日本のゲームの良いとこどりをしたような内容なので日本人向けとも言える。正直良く出来ているだけあって、なんで日本のゲーム会社はこれを考えつかなかったのかと思うほど。
・タイトルが示すようにライト(光)が一つのテーマ。太陽の光、月の光、様々な意味深な光。そして一番肝心なのは主人公の道を照らすお供のホタルのような相棒「イグニキュラス」。辺りを照らしたり敵の目をくらませたり、微々たる力しかない彼。でも彼が少しだけ途中居なくなった時のあの心細さといったら、もう。光の大事さをしみじみ感じるストーリーもゲーム内容と相まって良く出来ています。
・音楽やグラフィックも童話のような世界に誘ってくれるほど綺麗で内容にもあっている。ただDLCで着られる衣装がデフォのほうが尚世界観にあってて好きだったかも。お話的にはデフォの衣装の方がいいのかもしれないが。
・難易度はいつでも変えられる。エキスパートモードは戦闘に歯ごたえがあるくらいのちょうど良い難易度で良かった
・逃走率は多分100%。ボス戦でも逃げられるから体制を建て直して再チャレンジとかもできる
BAD/REQUEST
・移動中仲間の体力回復が難しい事。出来ない事はないけど結構面倒。レベルアップ時に全回復するしレベルアップもしやすいが普段はアイテム使っても回復できないのでボス戦前の時など結構不便
・戦闘中の技の効果がわからないものがある。名前が似ているのが多いだけに間違って違う技を使ってしまうことが多々あった。基本覚えておかないといけない
・スキルはスキルマップでの選択方式。どこを選んでもハズレというほどひどくはならないが、やり直しがきかないので後で後悔しても遅い場合がある。
COMMENT
かなりの名作。
フラフラ探索してても15時間程度でクリアできるくらいのボリュームですが値段も安いから値段相応。なにより値段以上の満足度ど熱中度がある。
システム、シナリオ、音楽、グラフィックどれも高いレベルでまとまっているし、どの年代でも楽しめるから人に薦めやすい
しかし、内容が内容なだけになんで日本のメーカーはこれを作れなかったのかといった疑問も突きつけられているような気がしてなりませんでした。
色々な意味で印象に残った作品です
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 3pt |
82pt
GOOD!
・オリジナリティ 4点
横スクロールなんだけどバトルはターン制
ターン制だけどATB(FF7とかと同じ)
ATBだけどキャラの敏捷性と行動のスピードがそれぞれわかれていて、敵の行動中に攻撃を当てると敵の行動を妨害できます。
また、味方に妖精がいて妖精も操作でき、主人公を「微力ながら」戦闘中も助けてくれるのも新しいと思いました。
・グラフィックス 4点
2Dっぽく見せている3Dです。
ファンタジーの世界観はかなり完成されており下手なJRPGよりも素晴らしく精緻な世界観だと思いますし、それを美しく叙情感あふれるグラフィックスで見せてくれています。
・サウンド 4点
全体的に寂しげな曲が多いのですが、ボス戦の盛り上がりなどもあり、中々いいサウンドだと思います。
・熱中度 4点
一気にクリアまでやってしまいました。かなり熱中度は高いと思います。
・満足度 5点
このクオリティで値段が2千円はかなりの満足度です。
ダンジョンも使い回し感もなく、世界観は美しく 手を抜いてる感じもありません。
ユーザビリティもロードもほとんどないし、かなり完成度が高い作品で満足しています。
・快適度 3点
前述しましたが、ロードはほとんどないです。
BAD/REQUEST
・キャラクターバランスと戦闘バランスのアンマッチ
キャラがかなり特色があり、物理攻撃防御がまるっきり苦手なキャラや魔法が使えないキャラ もいます。
序盤から中盤まではそれでもいけるのですが、後半になってくると正直属性弱点がつけないキャラや中途半端な後衛キャラが使いにくくなります。
(中途半端な物理キャラはカウンターが怖くて出しにくくなります)
おそらくこれは戦闘参加が二人であることが原因のアンマッチだと思います。
・ほっと一息 がない
RPGなんですがアイテムはすべてドロップとトレジャーのみです。
パーティの体制を整えて・・・とかコイツの弱点を補って・・・みたいな事を考えて楽しむ時間がないです。
それはそれでひとつのゲーム観としてはありですが、そういうのもあってもいいかなあなんて思います。
・非戦闘時の回復手段。
非戦闘時の回復手段は数が限られているアイテムか、ホタルの発光による 回復。ホタルの発光については、時間をかければいくらでも回復できるものの回復量が微々たるものであり、しかも回復量を確認するためにメニュー画面を開かなければならず非常に面倒。
戦闘後にレベルアップすることで全回復するので、レベルアップが一番の回復手段となっている。
COMMENT
かなりの作品だと思いました。
外国の方が作られたそうですが、日本のRPGを想起させるシステムも混じっておりかなりの良作です。
途中で仲間と離脱する場面があるのですが、仲間がいない心細さがとても身にしみる、いい作品だったと思います。
できればフルプライスでもっと深く作りこんだ新作を期待します。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-09-16
グラフィックは昔っぽいですが、最近のリアルさではなく懐かしい感じで。
GOOD!
異世界で目覚めた王女が、世界を救うために仲間と冒険をするRPG。
ストーリーは王道といえば王道ですが、ところどころの掛け合い等、キャラごとに色付けがしっかりとされていて楽しい。
フィールドアクションも謎解き・アクションは押さえており、また、ホタルのイグニキュラスをうまく使って考えるなどしっかりと設定等を生かしている。
戦闘では、相手の攻撃準備中に攻撃を仕掛けて妨害をしたり、あるいは妨害を回避するために攻撃を捨てて防御するなど、外見はシンプルだが、かなり戦略性に富んだシステムになっている。体力回復や敵の行動を遅らせるイグニキュラスの使いどころも大事。
グラフィックはリアリティよりも、絵本や水彩画のような感じの色合いで世界観にあったやさしいタッチ。
音楽も、テーマとなっている主旋律がエリアによってアレンジが変わって流されるといった心憎い演出。
また、やや難解ではあるが、バックボーンや手記による考察があったりと、そういった「隠された謎」をちりばめているのも没入感を深めている。
BAD/REQUEST
所持金の概念がなく、装備やアイテムもシンプル化されているので、組み合わせを考えるという「楽しさ」や、アイテムマージンによる「心の余裕」が無い点が違和感として感じられました(それらは「スキルを取る順番」と「オキュライ」に一本化されてはいますが)。
ある意味「出来る限りのシンプルさ」というのを追及したかのような作品なので間違ってはいないのですが、ああ、こういう感じなんだと受け入れるのにちょっと戸惑いました。
先人のレビュー通り、戦闘中の体力回復がなかなかしんどい(アイテムが買えないという点も含み)や、一度妨害やマヒ喰らうと立て直しがとても大変で、終盤戦は戦略と忍耐を要求される戦いが多かったのがちょっとしんどかったかな。
2周目は敵とドロップアイテムは強化されてますが、あまりクリア後に回すようなゲームでもないです。
あと快適さとしては、UBIソフトのポータルサイト「Uplay」とリンクすると、ゲームがフリーズしてしまう(連携は出来るので実績とかは解除できますが)事があります。
COMMENT
春セールで購入。
全くノーマークの作品でしたが、楽しく遊べました。
ちょっと変化球的なRPGではありますが、RPG初心者でも、やりこんだベテランプレイヤーでも楽しめる快作だと思います。