英雄伝説シリーズで初めてエレボニア帝国を舞台にしたストーリーであるところ。 今までの作品で全貌が分からなかった帝国がついに舞台となったことで、過去の作品の舞台となった国々との詳しい世界観についてより深く知ることができるようになりました。 また、主人公リィンをはじめとした学生たちによる活躍を描いた学園モノとしてのストーリーも、シリーズ初。 士官候補生として学園生活を送りつつ、帝国に降りかかるさまざまな問題と向き合い、成長していくドラマはとてもよく練りこまれていて素晴らしい内容でした。 戦闘システムも従来のものよりパワーアップ。 移動のマスがなくなり、行動範囲であれば360度どこでも移動できるようになりました。 特定の条件を満たすことで戦闘中に様々なアクションを起こせる戦術リンクシステムもあり、戦略性がより増しました。 ATボーナスにも、稼働時間と消費EP無しでアーツを使える「ZERO ARTS」が追加され、アーツの使いどころも増えました。 グラフィックが純粋な3Dモデルとなったことで、造形や演出などの表現力が大幅にアップ。 道に並ぶ草木や建物、遠くに見える風景など、英雄伝説シリーズの世界観の表現がスケールアップしていて、とても美しい。 戦闘システムのSクラフト攻撃の演出も大幅に強化され、よりダイナミックな内容となっています。 BGMも大変素晴らしいものばかり。 壮大な曲調のものから穏やかな曲調のものまで、聴いていて印象に残る曲ばかりでした。 換金アイテムとして「セピス塊」が新たに登場。 換金する以外に使い道はないのですが、これのおかげで通常のセピスを換金に使うことが減りました。 おかげで、従来の作品での悩みであったセピス・お金不足がかなり改善されました。 従来のシリーズ作品同様、難易度はEASYからNIGHTMAREまでの4段階。 戦闘のゲームオーバーからのリトライ時に、難易度を下げて再挑戦できる機能も今作にあるので、戦闘に不慣れな方でも安心。
学園モノのわりに、学校生活をエンジョイできる要素があまりないところ。 基本的にストーリーが一本道のため、細かい選択肢を除くと、学生として行動できる要素はあまりないです。 せっかくの学園モノなのだから、もう少し学生としてプレイヤーが行動できるゲームデザインを増やしてほしかったです。 グラフィックの質そのものは、PS2時代のものをHD化した程度の出来。 全体的にパッと見た感じはそれほど気にならないのですが、オブジェクトの細かいところは粗め。 2013年発売のPS3作品として、他社の作品と比べてしまうとどうしても劣ってしまうので、気になる方も多いのではないかと思います。 残念ながらフルボイスではないところ。 イベント時のボイスの有無は場面によってかなり差があり、今までボイスがなかったと思ったら急に出るなど、かなりチグハグになっています。 ここぞという場面でボイスがなかったりするので、もっとボイスを収録してほしかった。 一部のイベントや戦闘で、処理落ちのせいかカメラワークがカクカクしてしまうところがある。 特にストーリー終盤でのダンジョンでの戦闘では、よく起こりやすいです。
32型液晶TV・HDMI端子使用。 英雄伝説(軌跡)シリーズは空の軌跡FC・SC・3rd、零の軌跡、碧の軌跡、那由多の軌跡をクリア済みです。 今作は難易度EASYでクリア。 たまたま新品1600円ほどで売られていた今作を購入しプレイ。 碧の軌跡以来、久しぶりの英雄伝説シリーズでしたが、とても楽しめました。 学園モノということで最初はどうかと疑っていましたが、見事に良い意味で裏切られました。 ゲームデザインがよく練りこまれており、王道ながらも安定した出来栄えで素晴らしい内容でした。 ネタバレ防止のため詳しくは書けませんが、今作は続編ありきな内容でエンディングを迎えてしまいます。 現在は続編であるIIも発売されているので、いずれ機会があればプレイしてみようと思います。 英雄伝説シリーズが好きな方・すべてプレイされてきた方に是非オススメ。 ストーリーは空の軌跡FCから続いているので、軌跡シリーズ自体初めての方は、空の軌跡FCから始めることを強くオススメします。
GOOD!
英雄伝説シリーズで初めてエレボニア帝国を舞台にしたストーリーであるところ。
今までの作品で全貌が分からなかった帝国がついに舞台となったことで、過去の作品の舞台となった国々との詳しい世界観についてより深く知ることができるようになりました。
また、主人公リィンをはじめとした学生たちによる活躍を描いた学園モノとしてのストーリーも、シリーズ初。
士官候補生として学園生活を送りつつ、帝国に降りかかるさまざまな問題と向き合い、成長していくドラマはとてもよく練りこまれていて素晴らしい内容でした。
戦闘システムも従来のものよりパワーアップ。
移動のマスがなくなり、行動範囲であれば360度どこでも移動できるようになりました。
特定の条件を満たすことで戦闘中に様々なアクションを起こせる戦術リンクシステムもあり、戦略性がより増しました。
ATボーナスにも、稼働時間と消費EP無しでアーツを使える「ZERO ARTS」が追加され、アーツの使いどころも増えました。
グラフィックが純粋な3Dモデルとなったことで、造形や演出などの表現力が大幅にアップ。
道に並ぶ草木や建物、遠くに見える風景など、英雄伝説シリーズの世界観の表現がスケールアップしていて、とても美しい。
戦闘システムのSクラフト攻撃の演出も大幅に強化され、よりダイナミックな内容となっています。
BGMも大変素晴らしいものばかり。
壮大な曲調のものから穏やかな曲調のものまで、聴いていて印象に残る曲ばかりでした。
換金アイテムとして「セピス塊」が新たに登場。
換金する以外に使い道はないのですが、これのおかげで通常のセピスを換金に使うことが減りました。
おかげで、従来の作品での悩みであったセピス・お金不足がかなり改善されました。
従来のシリーズ作品同様、難易度はEASYからNIGHTMAREまでの4段階。
戦闘のゲームオーバーからのリトライ時に、難易度を下げて再挑戦できる機能も今作にあるので、戦闘に不慣れな方でも安心。
BAD/REQUEST
学園モノのわりに、学校生活をエンジョイできる要素があまりないところ。
基本的にストーリーが一本道のため、細かい選択肢を除くと、学生として行動できる要素はあまりないです。
せっかくの学園モノなのだから、もう少し学生としてプレイヤーが行動できるゲームデザインを増やしてほしかったです。
グラフィックの質そのものは、PS2時代のものをHD化した程度の出来。
全体的にパッと見た感じはそれほど気にならないのですが、オブジェクトの細かいところは粗め。
2013年発売のPS3作品として、他社の作品と比べてしまうとどうしても劣ってしまうので、気になる方も多いのではないかと思います。
残念ながらフルボイスではないところ。
イベント時のボイスの有無は場面によってかなり差があり、今までボイスがなかったと思ったら急に出るなど、かなりチグハグになっています。
ここぞという場面でボイスがなかったりするので、もっとボイスを収録してほしかった。
一部のイベントや戦闘で、処理落ちのせいかカメラワークがカクカクしてしまうところがある。
特にストーリー終盤でのダンジョンでの戦闘では、よく起こりやすいです。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用。
英雄伝説(軌跡)シリーズは空の軌跡FC・SC・3rd、零の軌跡、碧の軌跡、那由多の軌跡をクリア済みです。
今作は難易度EASYでクリア。
たまたま新品1600円ほどで売られていた今作を購入しプレイ。
碧の軌跡以来、久しぶりの英雄伝説シリーズでしたが、とても楽しめました。
学園モノということで最初はどうかと疑っていましたが、見事に良い意味で裏切られました。
ゲームデザインがよく練りこまれており、王道ながらも安定した出来栄えで素晴らしい内容でした。
ネタバレ防止のため詳しくは書けませんが、今作は続編ありきな内容でエンディングを迎えてしまいます。
現在は続編であるIIも発売されているので、いずれ機会があればプレイしてみようと思います。
英雄伝説シリーズが好きな方・すべてプレイされてきた方に是非オススメ。
ストーリーは空の軌跡FCから続いているので、軌跡シリーズ自体初めての方は、空の軌跡FCから始めることを強くオススメします。