【PS3】バイオショック インフィニット
発売元 | テイクツー・インタラクティブ・ジャパン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-04-25 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 ■ PlayStation Move:対応 |
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発売元 | テイクツー・インタラクティブ・ジャパン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-04-25 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 ■ PlayStation Move:対応 |
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GOOD!
シリーズ初プレイです。
【ボリューム】
探索しながら進めて、初回クリアまでおよそ12時間。
オートセーブで2週目引き継ぎ無し。収集物集めで万が一取りこぼしがあっても、収集状況はプロファイルに保存されるので、不足分をチャプターセレクトから取得れば大丈夫。但し「インフュージョン」という強化アイテムは一度の通しプレイで集めないとトロフィー解除にならないようです。
1999モードという最高難易度がトロフィー解除に関わってくるので、初回プレイとあわせて2周することを想定して、総プレイ時間は20〜30時間程度になると思います。
後日DLCが配信されるようです。また、オンラインプレイはありません。
【戦闘】
マシンガン、ショットガン、ライフル、RPGなど、シューティングによくある武器が一通り、さらにそれらの上位武器が揃っており、種類は豊富です。お店で武器強化も出来ます。
本作の特徴である特殊能力「ビガー」ですが、敵を操って味方にする、水の力で敵を吹き飛ばす&遠くの敵を引き寄せる、炎や電撃で攻撃、カラスをけしかける等、多彩な攻撃方法があります。
また、全身に「ギア」を装備して近接攻撃の強化などが可能。高難易度では「ビガー」「ギア」の使い方一つで戦局が激変するので、初回プレイでそれらの使い方を学び、高難易度にチャレンジするという流れで楽しむと良いです。
【ストーリー】
幽閉されている少女を助け出し、空中都市からの脱出を図る…というわかり易いストーリーが軸になっていますが、そこに「ウンデット・ニーの虐殺」というアメリカ史の暗部の話やら、並行世界の話やらが深く交わり、話を複雑にしています。それを解き明かすためのヒントはゲーム内のありとあらゆるところに存在します。緻密に作りこまれた世界観に目を凝らし耳を研ぎ澄ませながら進めることで、短いながらも濃厚な体験を得ることができるのが良いですね。
【音楽】
BGMが流れる箇所は少ないですが、それゆえに1曲1曲が耳に残るものばかりです。
【グラフィック】
物語冒頭「ハレルヤ」の声とともに広がる晴天と空中都市の造形の素晴らしさには溜息しか出ませんでした。逆に後半になり話の核に近づくにつれ陰鬱な雰囲気になってきます。前半の開放感との対比を楽しむのも一興です。
【ローカライズ】
文字がでかい!アンチャーテッドのローカライズ並みに親切で読みやすいです。また、街の看板など英文になっているところにレティクルをあてると、翻訳された文が画面左上に出てきます。とても好印象です。
BAD/REQUEST
【ボリューム】
ボリュームは前述の通り12時間程度で普通の長さです。ただし話の内容が複雑でプレイヤーが能動的に理解していく必要があり、そういうのが面倒な人は淡々と進めてエンドロールにたどり着いた挙句「ボリューム少ない、話が意味不明」となる可能性が非常に大きいです。
【戦闘】
ビガーの使い方として、敵に向けて炎や電撃を放つだけでなく罠として地面に仕掛けることが出来るのですが、これの使いどころが難しい。敵の出現タイミングのわかる2周目以降はともかく、初周では罠を仕掛ける間もなくいきなり銃撃戦が始まることが多く、罠の出番があまりありません。また、広い場所の銃撃戦が多いので、蜂の巣にならないよう物陰からの撃ち合いをせざるをえない面もマイナスです。ビガーという面白い戦い方があるにもかかわらず、やってることは戦争物のFPSと大して変わらない。近接戦闘の割合を高めないと、ビガーの良さを生かしきれない気がします。
【ストーリー】
本作を100%楽しむためにはアメリカ史や並行世界への理解がどうしても必要になる箇所があります。キャラのセリフや、ボックスフォン(ボイスレコーダーみたいなもので、収集物としてゲーム内にちらばっている)の音声から断片的に情報を得られるものの、それだけで全て理解するのは難しいです。ゲーム内で得られない情報は外部から得るか想像するしかなく、その点を楽しいと思う人がいる反面、製作者の怠慢・ご都合主義と捉える人も少なからずいるのではないでしょうか。
【ローカライズ】
本体設定を変えないと英語音声に出来ない。私の場合は外国人の面から日本人の声が出てくるだけで「うわぁ…」って思ってしまう性質なので、英語音声日本語字幕でやりたかったです。ただ吹き替えの質自体は非常に優れていると思いますし、なにぶんストーリーがややこしいので、結果的に見れば吹き替えでプレイしたのは正解だった気がします。
【その他】
エンドロール中の演出。洋ゲーってまれに製作者の写真が遺影のごとくエンドロールに出てきたりしますよね。本作はそれとはまた違った演出があるのですが、ああいうのは見たい人だけがwebで探して見たらいいんじゃないでしょうか。
COMMENT
バタ臭い絵柄・FPS・日本人に馴染みにくいアメリカ史観と、日本のゲーマーにとっては正直とっつきにくいゲームだと思います。ただ高いお金を出して買うゲームですから、これくらい尖った感じがないとやりがいがないのもまた事実。クリア後は何ともいえない喪失感に襲われましたね。ああ、終わっちゃったんだ、って感じで。
エリザベスの仕草が可愛くてよいですね。壁にもたれ掛かったり、コインをくれたり、ロックピックに敏感に反応したり、何かを覗き込んだり。声もちょっと演技がくさい気がしたけど、まずまず良かったです。
万人向けではないが、強く印象に残るゲームということで、控えめにおすすめさせて頂きます。