【PS3】ぬらりひょんの孫 −百鬼繚乱大戦−
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-11-17 |
価格 | 6980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:対戦アクション ■ プレイ人数:1〜4人 |
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発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-11-17 |
価格 | 6980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:対戦アクション ■ プレイ人数:1〜4人 |
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GOOD!
■多人数アクションというゲーム性
決して目新しいゲーム性ではありませんが、また一つこういうゲームが増えたという事を個人的に評価します。
原作に登場する多くのキャラクター達を側近や子分といった形で登場できるようにしているのは、キャラクターゲームとしては良い点。
キャラゲーというとつまらなさそうな印象を受けますが、今作は単純にアクションゲームとしても及第点以上の出来栄え。
操作も比較的シンプルなので、パーティーゲームに持って来いです。
■グラフィック
和風テイストのグラフィックが非常に良いです。
メニュー画面や演出など各部分のデザイン、筆で描かれたような背景グラフィックは、見ているだけでも楽しめます。
ゲームシステムの関係でプレイヤーキャラクターが小さく地味に描かれていますが、自分はあまり気になりません。
■逆転性
このゲームには、「ガンダムVSガンダム」のような勢力ゲージが採用されており、このゲージを押し切った方が勝ちとなります。
このゲージの増減には総大将と側近の撃破が関わるのですが、残り時間やシマの数でメーターの振り方が大きくなり、一発逆転できるようになっています。
傍から見ると9割がたゲージが押し込まれて勝ち目がなさそうに見える試合もちょっとした事からひっくり返し、逆転劇が生まれることもしばしば。
多少の実力差ならマグレ勝ちも十分狙える仕様なので、パーティーゲームとして良い部分だと思います。
BAD/REQUEST
■初期設定
初期設定では、カメラワークが拡大縮小無し(プレイヤーキャラ追尾)、体力ゲージの表示が無しなのですが、カメラワークは拡大縮小あり、体力ゲージは勿論表示ありにした方が、断然良いです。…というか変更必須です。
総大将2人に側近4人に多数の子分が入り乱れるこのゲーム。
ただでさえ混沌となりやすいのに画面の拡大縮小無しで全体を把握できない状況は、はっきり言って死を意味します。
普通に考えれば体力ゲージは最初から表示してある方が良いのに、自分で設定を変更しないといけないあたりに、不親切さを感じます。
■コントローラーのコンフィグ設定ができない
■過疎
宣伝不足もあってか売り上げで苦戦を強いられており、プレイヤー人口が非常に少ないです。
さらにその上、PS3とXBOX360のマルチプラットフォームで少ない人口がさらに分散。
その為、オンライン対戦が思うようにできない事もしばしば。
賑やかで楽しい4人戦が魅力の一つであるだけに、これは致命的です。
体験版もなく、テレビアニメでゲームのCMすら一切放送無し。売る気があるのか疑問な有様。
■プレイヤーマッチの部屋設定。
部屋の名前を自分で自由に付けれません。一応、いくつか用意されたルーム名から選ぶことはできますが、それでもこれは致命的。
またランク戦ではトレーニングモード等をしながら対戦相手とのマッチングを待つことができるのに、何故かプレマではできません。
その為、対戦をしようと思うと上記の過疎問題もあり、それなりに人を待つ時間と忍耐力を求められます。
■子分の性能バランス
このゲームの特徴の一つである子分システムですが、子分の性能バランスが悪いです。
それぞれ小・中・大・絶と4つのレベルに分けられていますが、レベルに見合ってない強さの子分が多数います。
レベルの低い子分のくせに性能が良かったり、逆に大や絶レベルの割りにそれほど強くなかったり…。
性能よりも原作におけるキャラクター性でレベルを分けているとしか思えない分類。
■ストーリーモードに声がない
ストーリーモード幕間の会話シーンに声がありません。
原作やアニメのファンの場合だと、この部分でガッカリする人もいるようです。
ゲーム中は、これでもかと言うくらい皆喋るんですけどね。
COMMENT
良い点より悪い点の方が多くなってしまいましたが、自分はこのゲームは面白いと思っています。
スマッシュブラザーズの様な多人数アクションゲームが好きなら、まず間違いなく楽しめると思いますが、「対戦ツール」というより「パーティーゲーム」という側面の方が強いのでご注意を。