■ギミックが素晴らしい 基本は昔懐かしの地形横シューです。PixelJunkシューターの売りの一つだった流体を活かしたギミックは健在で、ダイナミックなステージが楽しいです。また、接地ダメージが無いのでイライラ棒感は少ないです。 ■敵配置が工夫されている 3+1種類の武器を使い分けて進むと言う構成なのですが、敵配置がちゃんと工夫されているため、パターンを組んで攻略していく楽しさがあります。 ■スコアアタックが地味に楽しい コンボをつないで、ボスを速攻で倒してというシンプルな稼ぎですが、右上に現在の自分のハイスコアと、オンラインランキングで自分の一つ上のスコアが表示されていて、他人の記録を抜いていく楽しさがあります。所謂クリアボーナスと言うものは存在しないのでリアルタイムでスコアが更新していく楽しさが味わえました。
■操作性が微妙 このゲームでは武器チェンジに□と△を用いますが、ボタンを押すたびにマシンガン、ボム、レーザーと順番、もしくは逆順に変更することしか出来ません。もちろん、操作に慣れればどの武器にもボタン1回でチェンジ出来るのですが、個人的にはボタン1個で武器1種類の方が判りやすかった。そして、キーコンフィグは有りません。 ■武器性能が微妙 武器の使い分けを前提としたシステムなので当然ではありますが、それにしてもボムは使いにくいです。ボムは、最初に直進した後上下に向かって加速していき、接地すると同時に右に加速度を得て物理演算によって跳ねていくのですが、非常に軌道が読みにくい。倒したい敵を飛び越したり、斜面の微妙な角度によって届かなかったりします。レーザーは非常に強力ではあるのですが、当たり具合によってダメージがよく変化してしまいます。どちらもうまくプレイできれば問題ないのですが、発射間隔が長いという特性もあり、ちょっとしたミスで撃ちもらしたりダメージ調整に失敗したりでストレスがたまります。また、武器レベル最大でパワーアップを取るとボーナスが入ると言う仕様のせいで、スコアアタックの場合全部の武器を強化できなくなってしまい、コンセプトを破壊していると感じました。 ■ハード以降視覚面が不親切 ノーマルまでは、自機や敵が上のスコア等の文字に隠れて見えにくい(しばらく上部に行けば文字の方が隠れてくれますが)といった程度で、それほど気にはなりません。しかし、ハード以降は残念ながらクソゲーと言わざるを得ません。自機の弾と敵の弾も見分けが付きませんし、水と溶岩すら注視しないと違いがわかりません。ステージによっては背景がぐちゃぐちゃで更に見辛くなります。また、エキスパートではほぼ全ての敵に、密着しないで倒すと3wayの撃ち返しが追加されるのですが、先述したボム、レーザーの特性のせいでしばしば予想しないタイミングで撃ち返され、画面をじっくり見た弾避けを強制されます。IGNのレビューでハードのアンロックをスルーした事が問題になりましたが、気持ちはとても良くわかります。 ■ボリュームが少ない ステージ数は4セクターが3ステージに加え、ラストステージと言う構成ですが、スコアアタックをしないのであればよほどSTGが苦手な人で無ければ2,3時間もあればやりつくしてしまうでしょう。隠しアイテム集め等もスコアにしか影響しない(しかも微々たる点数)ので、あまりやりがいはありません。
レトロ風味ではありますが、単なる懐古趣味の理不尽ゲーと言う段階は超えているように思われます。アーカイブスでRTYPEやデルタが600円で売られていた事を考えるとやや割高の気もしますが、トロフィーもあっという間に楽々取れますし、地形横シューが好きならば買いでしょう。
GOOD!
■ギミックが素晴らしい
基本は昔懐かしの地形横シューです。PixelJunkシューターの売りの一つだった流体を活かしたギミックは健在で、ダイナミックなステージが楽しいです。また、接地ダメージが無いのでイライラ棒感は少ないです。
■敵配置が工夫されている
3+1種類の武器を使い分けて進むと言う構成なのですが、敵配置がちゃんと工夫されているため、パターンを組んで攻略していく楽しさがあります。
■スコアアタックが地味に楽しい
コンボをつないで、ボスを速攻で倒してというシンプルな稼ぎですが、右上に現在の自分のハイスコアと、オンラインランキングで自分の一つ上のスコアが表示されていて、他人の記録を抜いていく楽しさがあります。所謂クリアボーナスと言うものは存在しないのでリアルタイムでスコアが更新していく楽しさが味わえました。
BAD/REQUEST
■操作性が微妙
このゲームでは武器チェンジに□と△を用いますが、ボタンを押すたびにマシンガン、ボム、レーザーと順番、もしくは逆順に変更することしか出来ません。もちろん、操作に慣れればどの武器にもボタン1回でチェンジ出来るのですが、個人的にはボタン1個で武器1種類の方が判りやすかった。そして、キーコンフィグは有りません。
■武器性能が微妙
武器の使い分けを前提としたシステムなので当然ではありますが、それにしてもボムは使いにくいです。ボムは、最初に直進した後上下に向かって加速していき、接地すると同時に右に加速度を得て物理演算によって跳ねていくのですが、非常に軌道が読みにくい。倒したい敵を飛び越したり、斜面の微妙な角度によって届かなかったりします。レーザーは非常に強力ではあるのですが、当たり具合によってダメージがよく変化してしまいます。どちらもうまくプレイできれば問題ないのですが、発射間隔が長いという特性もあり、ちょっとしたミスで撃ちもらしたりダメージ調整に失敗したりでストレスがたまります。また、武器レベル最大でパワーアップを取るとボーナスが入ると言う仕様のせいで、スコアアタックの場合全部の武器を強化できなくなってしまい、コンセプトを破壊していると感じました。
■ハード以降視覚面が不親切
ノーマルまでは、自機や敵が上のスコア等の文字に隠れて見えにくい(しばらく上部に行けば文字の方が隠れてくれますが)といった程度で、それほど気にはなりません。しかし、ハード以降は残念ながらクソゲーと言わざるを得ません。自機の弾と敵の弾も見分けが付きませんし、水と溶岩すら注視しないと違いがわかりません。ステージによっては背景がぐちゃぐちゃで更に見辛くなります。また、エキスパートではほぼ全ての敵に、密着しないで倒すと3wayの撃ち返しが追加されるのですが、先述したボム、レーザーの特性のせいでしばしば予想しないタイミングで撃ち返され、画面をじっくり見た弾避けを強制されます。IGNのレビューでハードのアンロックをスルーした事が問題になりましたが、気持ちはとても良くわかります。
■ボリュームが少ない
ステージ数は4セクターが3ステージに加え、ラストステージと言う構成ですが、スコアアタックをしないのであればよほどSTGが苦手な人で無ければ2,3時間もあればやりつくしてしまうでしょう。隠しアイテム集め等もスコアにしか影響しない(しかも微々たる点数)ので、あまりやりがいはありません。
COMMENT
レトロ風味ではありますが、単なる懐古趣味の理不尽ゲーと言う段階は超えているように思われます。アーカイブスでRTYPEやデルタが600円で売られていた事を考えるとやや割高の気もしますが、トロフィーもあっという間に楽々取れますし、地形横シューが好きならば買いでしょう。